
記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)
【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
■小論文指導歴25年
これまでに指導した生徒は4000人以上、独自のSKYメソッドを考案で8割取る答案の作り方を指導。
スカイ予備校を高崎市内に開校し、2021年4月から、完全オンラインの大学受験予備校となり1年目から、国公立大学に27名の合格者を輩出。スカイ予備校の指導方針は、「大人になっても役に立つ勉強法の習得」です。「自分の人生は自分で切り拓く」教育をします
☆知らないと損する「小論文やっていはいけないNG動画」を無料プレゼント中!
秋田公立美術大学 美術学部の小論文対策
[令和5年度 美術学部 学校推薦型選抜(推薦選抜Ⅱ) 120分]
課題文の要約です。
本学の学位授与方針は、新しい芸術領域の創造を古い概念にとらわれずに挑戦するために、以下に示すAとBの複数の能力の習得を目指しています。Aは従来の芸術を理解し、それを新しい芸術として再創造できる能力であり、Bはグローバルな視野に立ち、国際的な舞台に挑戦できる能力です。ここで、AとBの2つの能力の中から、自身が特に習得したい能力を選び、その理由を述べるよう求められています。
[令和5年度 美術学部 一般選抜試験(前期日程)120分]
課題文の要約です。
過去に違和感や不快感を覚えた芸術作品について述べ、その作品を芸術作品として認識した理由と、違和感や不快感が生じた理由について論じるよう求められています。


小論文過去問題解説
どちらの問題も、40字以内の表題を付け、1200字以内で論じることが求められています。聖銀時間は120分です。
[令和5年度 美術学部 学校推薦型選抜(推薦選抜Ⅱ) ]
選択した能力について、これまでの活動との関連性を考えて論じる必要があります。自身の経験や取り組んできたことを通じて、なぜその能力が重要だと感じるのか、そしてそれをどのように発展させていきたいのかを示すことが求められています。具体的な例や過去の実績を挙げることで、自身の意欲や能力を強調し、選択した能力の重要性を訴えることが大切です。
[令和5年度 美術学部 一般選抜試験(前期日程)]
この問題に対する解答は、以下のステップに従ってまとめることができます。
・違和感や不快感を感じた芸術作品の選択: 最初に、過去に違和感や不快感を感じた芸術作品を選びます。これは、絵画、彫刻、映像、音楽など、どのジャンルでも構いません。
・選んだ芸術作品の説明: 選んだ芸術作品について、その内容や表現方法について説明します。作品がどのようなテーマや要素を扱っているのか、その特徴や背後にある意図について触れることが大切です。
・芸術作品を芸術として認識した理由: なぜその作品を芸術作品として認識するのか、その理由を述べます。芸術は主観的であり、様々な視点から評価されるものです。その作品にどのような美的や感情的な要素を見出したのかを説明します。
・違和感や不快感が生じた理由: なぜその作品から違和感や不快感を感じたのか、その理由を明確に説明します。これはあくまで個人的な意見ですが、作品の表現やテーマが自身の価値観や感情にどのように影響を及ぼしたのかを示します。
・結論: 最後に、違和感や不快感を感じる芸術作品に直面することの重要性や、このような経験から得た教訓について総括します。また、自身の感情や意見を尊重しつつ、芸術が多様性を尊重する場であることも考えると良いでしょう。
解答はあなたの個人的な見解と感情に基づくものであるため、正解はありません。あなた自身の経験と思考をしっかりと表現することが重要です。
秋田公立美術大学の所在地・アクセス
所在地 | アクセス |
秋田県秋田市新屋大川町12-3 | JR羽越本線「新屋(秋田県)」駅から徒歩15分 JR「秋田」駅からバスで18分「美術大学前」下車、徒歩1分 |
【秋田公立美術大学】のHPはこちら
秋田公立美術大学の入試傾向
秋田公立美術大学の入試は、主に以下のような傾向があります。
- アート作品の審査:秋田公立美術大学は美術系の大学であり、入試では応募者のアート作品が重要な要素となります。応募者は、自身の作品集やポートフォリオを提出し、審査されます。作品のクオリティや表現力、創造性などが重視されます。
- 面接:作品審査に通過した応募者は、面接試験が行われます。面接では、自身のアート作品についての説明や意図、個人の美術に対する情熱や志向などについて質問されることがあります。個性や独自性をアピールすることが求められます。
- 学科別試験:美術系学科によっては、学科別の試験が課される場合もあります。例えば、デザイン学科ではデザインに関する課題やテストが行われることがあります。
- 高校の美術科の単位:秋田公立美術大学への入学を希望する場合、高校での美術科の単位取得が望ましいです。美術科の専門的な知識や技術を持っていることは入試において有利とされます。
これらの要素を総合的に審査し、応募者の総合的な美術的な能力やポテンシャルを評価します。
秋田公立美術大学の募集コース
入試情報はこちら
美術学部 美術学科 (定員数:100人)
1-2年次に素材・技法を総合的に学び、学生自らの様々な可能性を模索。学びたい分野や進むべき方向性の絞り込みを行った上で、自らの適性に合った「専攻」を選択することができます。3-4年次に各専攻に所属し、それぞれの「専門専攻科目」においてより高度な知識や技術を身に付けながら、4年次後期に4年間の学習成果の集大成として「卒業研究」を行います。それぞれの専攻では、扱う素材や資材、表現媒体などを限定していません。テーマによって、古典や地元の資材を題材として扱いながらも最近の媒体で表現を研究しています。
アーツ&ルーツ専攻
ビジュアルアーツ専攻
ものづくりデザイン専攻
コミュニケーションデザイン専攻
景観デザイン専攻