沖縄県立看護大学 看護学部 看護学科 入試対策 (小論文過去問題解説)

大学受験

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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沖縄県立看護大学 看護学部 看護学科の小論文対策

[令和5年度 看護学部 看護学科 一般選抜(前期) 60分]

問題の要約です。

沖縄県における保健医療福祉分野の課題を1つ挙げ、自分の考えを記述してください。文字数は800字以内とします。

[令和5年度 看護学部 看護学科 一般選抜(後期) 60分]

問題の要約です。別紙で資料があります。


あなたは離島体験学習でA島に行くことになり、A島について調べることになりました。


<設問1>資料全体からA島の特徴を3つ挙げ、推測されることを記述しなさい。


<設問2>A島の活性化案について考え、タイトル・島の特徴・活性化案などをまとめた発表資料をポスター形式で作成しなさい。

小論文過去問題解説

【前期の問題】

800字以内で記述することが求められています。沖縄県における保健医療福祉分野の課題の一つとして、高齢化社会に伴う医療・介護人材不足が挙げられます。この課題は、高齢者の増加による医療・介護ニーズの増加と、若年層の都市部への人口流出が影響しています。解決の道筋として、以下の観点からアプローチが考えられます。

・人材育成と確保の強化: 医療・介護人材を養成し、地域への定着を促すための支援策が必要です。大学や専門学校との連携強化や、助成金・奨学金の提供による人材の確保を図ることが重要です。

・働きやすい環境の整備: 医療・介護現場の労働環境の改善が必要です。適切な休息時間の確保や、労働条件の改善を通じて、人材の定着とモチベーションの向上を図ることができます。

・テクノロジーの活用: テクノロジーを活用した医療・介護サービスの提供を検討することで、人手不足の緩和が可能です。遠隔診療やロボティクスを活用した介助など、効率的なサービスの展開が期待されます。

・地域連携の強化: 地域の行政、医療機関、介護施設、民間企業などが連携して、総合的な医療・介護体制を構築することが重要です。地域ごとの特性に合わせたサービス提供や情報共有を進めることで、質の高い医療・介護を提供できます。

【後期の問題】

問1は500字以内で記述することが求められています。資料を見て、特に目立った部分を挙げ、そこから推測されるA島の様子を書いてください。

問2はイラストや図などで表しても良いです。ポスターを作成する際に留意すべき点は以下の通りです。

・タイトルの明確さ: タイトルは簡潔で分かりやすいものにしましょう。A島の特徴と活性化案の骨子が伝わるようなタイトルを選びましょう。

・視覚的なデザイン: ポスターは視覚的に訴求するものです。適切なカラーやフォント、画像を選んで、見やすく魅力的なデザインを心がけましょう。

・コンパクトな情報: ポスターのスペースは限られていますので、情報を簡潔にまとめましょう。本質的な情報を選び、無駄な詳細を省くことが大切です。

・順序立てた構成: ポスターの構成は論理的であるべきです。タイトル、島の特徴、活性化案の順に情報を整理しましょう。

・具体的な内容: 活性化案は具体的で実現可能なものであるべきです。抽象的なアイデアだけでなく、具体的な手段やアクションプランを記載しましょう。

沖縄県立看護大学の所在地・アクセス

所在地アクセス
沖縄県那覇市与儀1-24-1       沖縄都市モノレール「旭橋」駅下車し、那覇バスターミナルからバス15分、「県立看護大学」前下車

沖縄県立看護大学】のHPはこちら

沖縄県立看護大学の入試傾向

公立大学法人沖縄県立看護大学の入試は、主に以下のような傾向があります。

看護学部の学科試験は、大学入学共通テスト5教科5科目のみとなり、共通テストの配点が非常に高くなっている為、共通テストが非常に重要な試験となっています。 また、個別試験では小論文と個別面接が実施されますので小論文の過去問題の演習が大事になってきます。

沖縄県立看護大学の募集コース

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入試情報はこちら

看護学部 看護学科 (定員数:80人)

幅広い教養と倫理的な価値観を持った豊かな人間性を育成し、健康の保持増進、疾病予防からリハビリテーション、終末ケアまでの広範囲にわたる保健看護活動を実践できる人材の育成を目指す。教育課程は、以下の5つの科目群で編成されている。
教養科目は、社会に求められる市民にふさわしい知性と感性を高め、創造力を養う科目群である。専門教養科目は、保健看護をより広く、科学的に学習していく準備として習得が必要な科目群である。広域・基盤看護科目は、あらゆる発達段階の人びとの看護に、共通して必要な知識・技術・態度を学ぶ科目群である。
生涯発達看護科目は、周産期、小児期、成人期、老年期の各期にある対象の特徴に応じて、家族も含めて適切な看護を実践する能力を養う科目群である。統合科目は、看護職者として、倫理観を持ち、自らを律し、他者と連携し専門職者として看護の役割を担う能力を養うための科目群である。

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