【一般選抜（前期）入試】群馬県立県民健康科学大学令和6年度小論文過去問題と概要

記事の監修者：五十嵐弓益（いがらしゆみます）

【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校　校長
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小論文過去問題
1. R6年度　看護学部看護学科　一般選抜（前期）
出題意図
学部学科、コース
1. 看護学部　
2. 診療放射線学部　
所在地・アクセス

小論文過去問題

R6年度　看護学部看護学科　一般選抜（前期）

【小論文試験問題１】

以下の文章と表を読み、問1～3に答えなさい。

※本文省略

出典：孫大輔：対話する医療－人間全体を診て癒すために　さくら舎　123　2018　一部改変

問１　表の合計の死亡率を社会的地位の高い群と低い群とを比較したときに、どのような格差が考えられ、その理由としてはどのようなことが考えられるかを120字以内で説明しなさい。

問２　現代の社会においても、様々な格差がみられるといわれています。それはどのような格差であり、なぜそれが生じているのか、自分の考えを300字以内で説明しなさい。

問３　問2で述べた格差に対してどのような対策が必要か、自分の考えを100字以内で説明しなさい。

【小論文試験問題２】

次の文章を読み、各問に答えなさい。

※本文省略

出典汐見稔幸：人生を豊かにする学び方　筑摩書房　24-28　2017

問１　筆者は、「偏見や思い込み」にとらわれないためにどうすればよいと考えているのか、「偏見や思い込み」を生み出してしまう理由を含めて200字以内で述べなさい。

問２　あなたが、「偏見や思い込み」にとらわれないようにするために気をつけていることについて、あなた自身の経験を踏まえながら400字以内で述べなさい。

出題意図

【小論文試験問題１】
小論文試験の主たる目的は、基礎学力、論理的な思考力・判断力・表現力を問うことである。この設問では、表から読み取ることができる力や柔軟な発想、論理的に表現できる力を評価する。看護職者を目指す者として、社会問題について意識することが求められる。そこで、ニュース等で取りあげられている格差問題についての設問とした。

【小論文試験問題２】
小論文試験の主たる目的は、基礎学力、論理的な思考力・判断力・表現力を問うことである。受験生は、大学入学後も自ら学び続けることを求められる。また、看護職者は、クライエントやチームメンバーとともに目標の達成を目指す。その際、クライエントやチームメンバーといった他者の状況に対する正確な理解が求められる。そこで、「人生を豊かにする学び方」の第１章の「偏見や思い込みにとらわれないために」を題材に作問した。問１・問２は、看護職を目指す受験生の読解力や論理的な思考力・表現力を評価する設問とした。

学部学科、コース

看護学部　

実践的なカリキュラムと、豊富な臨床経験を持つ教授陣による少人数教育を特色とする。
地域で生活するさまざまな人の生活を理解し、その健康を高い水準で維持・向上することに貢献できる看護師・保健師の養成を目指す。
実習先は、病院、小児医療施設、市町村保健センター、訪問看護ステーション、小学校、事業所など幅広い。