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私には22歳娘がいます。娘は小学生のときに運動も勉強も活発でとても明るい児童でした。中学生になると娘は友人関係と部活動の先生との人間関係にうまく対応できず、中1の夏休み前から不登校となりました。
起立性調節障害という病気になってしまったことも原因の1つでした。起立性調節障害とは自律神経の中の交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかず、生活リズムが乱れ、心や体調に様々な影響を与える病気です。簡単に言えば朝起きられず、昼過ぎから夜にかけてくると元気になり、外から見ているとサボっているようにしか見えないという特徴があります。その結果、非常に周囲に人から理解されにくい病気と言えます。
たまたま妻が早期からこの病気のことを知ることができ、私たち夫婦は娘を精神的に責めることなく中学校3年間を送らせることを判断しました。この病気のことを知らなければ、私は塾の仕事をしているため「なぜ勉強しないのか?」、「学校の試験を受けるために、しっかり勉強の準備をしなさい。」などと、勉強面で娘を責めていたと思います。
このような結果、中学3年間はほとんど中学校に行けず、 通知もオール1で卒業をしました。高校の進路では非常に迷いましたが、地元の定時制高校に進学させることにしました。 全日制の高校に進学させた場合に、また同じように朝早く起きて学校に行けなくなることを懸念しました。今度は義務教育でないため、高校の進学や卒業に大きな不利益が生じる可能性があったからです。
2024年9月現在、あれから10年以上経って振り返ってみると、娘が中学生の時に家にずっといることで、本人だけではなく、私たち夫婦も非常に様々な不安と葛藤を抱えていました。簡単に言えば娘の居場所が家以外にはないと言うことです。私の塾に来させることもありましたが、娘の同級生が何人も通っていたため、娘はあまり私の塾に来たがらなかったのです。
知り合いの塾に入れようと考えたこともありましたが、結局は昼も夜も家で過ごす 中学時代を送りました。私はこの時に昼間に娘がいる場所があれば、もっと娘はいろんな選択肢が増えたのではないかと考えました。
そんな娘ですが、現在22歳となり、高校卒業後は地元の看護の専門学校に進学し、無事看護師資格を取得しました。そして、今年(2024年)の4月から都内の病院で立派な社会人として頑張っています。
私は娘が不登校になった中学時代に懸念したことは、ずるずるとその状況が高校生になってからも続き、せっかく進学した高校も中退して、また家に引き篭もることでした。中学校の3年間でストレスある生活を余儀なくされましたが、高校生になってからは一転、元気に定時制の学校に通い、1日も休まない皆勤賞を得ました。我々夫婦としても、高校生の時期に同じようになるは、娘のその後の人生が大きく不利になると考え、中学時代は娘のストレスと極限までに下げることを最優先にしました。
我々夫婦が一番困ったことは、週末は外出に問題がないのですが、平日の昼間に娘を気分転換に外に連れ出すことができなかったことです。コンビニで買い物をすることを、近所の同級生の保護者に見られると、「五十嵐さんちのMちゃんは学校に行かずに、外出してふらふらしている!」などと学校へ言われてしまうのです。まさに田舎だからこそのことかもしれません。
そんなときに、学習塾で昼間から対応してくれる場所があれば、すごく保護者も安心して、通わせることができると実感していました。
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そこで、私は 娘が高校生に入ってから不登校の子供たちのサポートにも興味を持ち、それらがオンラインで実現できないかを模索しました。現在、私の塾でも、中学生の同校の生徒や 通信制に通う高校生 などが在籍しています。これらの子供たちの将来の選択肢を掴めないためにも、様々なサポートが必要だと考えています。