大学入試の推薦入試種類とメリット・デメリット解説

推薦入試

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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大学入試における推薦入試の種類と特徴

大学入試には、一般入試以外にも推薦入試という選択肢があります。推薦入試は、高校時代の成績や課外活動の実績など、多面的な評価を行う入試制度であり、一般入試とは異なる特徴を持っています。推薦入試の最大の特徴は、学業成績だけでなく、部活動やボランティア活動、リーダーシップなどの実績が評価対象となる点です。これにより、学業以外の活動に力を入れている生徒にとっては非常に有利な入試形式となります。推薦入試には、大きく分けて指定校推薦、公募推薦、スポーツ・文化活動推薦の3種類があります。これらの推薦制度は、それぞれ異なる選考基準や特性を持っており、生徒自身の実績や希望進路に応じて適切な選択をすることが重要です。推薦入試を活用することで、一般入試とは異なるアプローチで志望校合格を目指すことが可能です。

1. 推薦入試の概要

推薦入試は、学校長の推薦を受けて出願する制度で、成績だけでなくクラブ活動やボランティア活動など多面的に評価されます。指定された条件を満たす生徒が受験可能で、学業以外の活動に力を入れている生徒には有利な制度です。推薦入試には、指定校推薦、公募推薦、スポーツ・文化活動推薦の3つの種類があります。

2. 指定校推薦

指定校推薦は、大学が特定の高校に推薦枠を設け、その枠内で推薦された生徒を受け入れる制度です。合格率が高く、大学と高校の信頼関係がベースとなっています。推薦を受けるには、学校内での成績が上位であることが求められ、早い段階からの準備が必要です。指定校推薦は、信頼性が高い一方で、枠が限られているため、選考が厳しいことがあります。

スカイ予備校では、一般的に指定校推薦での進学は推奨していません。指定校以外での推薦入試と一般入試で受験をする方が、後々の成長や学びが多いと考えるからです。

3. 公募推薦

公募推薦は、特定の高校に限らず全国の高校生を対象にした推薦制度です。各大学が定める基準を満たす生徒が出願可能で、競争が激しく高い成績や活動実績が求められることが多いです。選考方法には書類審査、面接、小論文などがあり、総合力が試されます。出願前に各大学の選考基準を確認し、対策を行うことが重要です。

4. スポーツ・文化活動推薦

スポーツや文化活動での実績がある生徒を対象とした推薦制度も存在します。スポーツ推薦は、特に運動部での活躍が評価される入試方式で、全国大会での成績や実績が重視されます。また、文化活動推薦は、音楽、美術、演劇などの分野で優れた成果を挙げた生徒を対象としています。これらの推薦入試では、学業成績だけでなく、活動実績や将来の可能性が評価されるため、特定の分野で突出した才能を持つ生徒にとっては有利な制度です。

5. 推薦入試のメリットとデメリット

推薦入試の大きなメリットは、早期に合格が決定するため、大学進学に向けて早い段階で準備を進めることができる点です。また、一般入試に比べて試験内容が多様であり、学業成績以外の部分で評価されるため、学力以外に強みを持つ生徒にとっては有利な入試形式です。

一方で、推薦入試にはいくつかのデメリットもあります。まず、推薦枠が限られているため、競争が激しくなることがあります。特に指定校推薦の場合、校内での成績が上位でなければ推薦を受けられないことがあります。また、推薦入試で不合格となった場合、一般入試に向けての準備期間が短くなる可能性があるため、リスクを伴います。

6. 推薦入試を活用するためのポイント

推薦入試を成功させるためには、早期からの準備が鍵となります。まず、自分がどの推薦入試に適しているかを見極め、そのために必要な条件を満たすよう努力することが重要です。学校内での成績向上や、課外活動への積極的な参加、さらには面接や小論文の対策も必要です。また、推薦入試に挑戦する場合でも、一般入試に備えて学力を維持することが重要です。推薦入試で合格を得られなくても、一般入試に切り替えて受験を続けられるような準備を怠らないようにしましょう。

まとめ

推薦入試は、学業成績だけでなく、多様な活動実績を評価される入試形式です。指定校推薦、公募推薦、スポーツ・文化活動推薦など、自分に合った推薦制度を選び、早い段階から準備を進めることが成功への鍵となります。推薦入試のメリットを最大限に活かすためにも、計画的な準備を行い、自分の強みを十分にアピールできるよう努めましょう。

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