高校2年生の3月にやるべきこと　文系で国公立大学を目指す生徒向け学習計画

こんにちは！高校2年生の3月は、受験生にとってとても重要な時期です。4月からはいよいよ受験生として本格的な勉強がスタートします。この3月に「何を・どうやって」進めるかで、受験本番までの学習の流れが決まります。
特に国公立大学を目指す文系生徒の場合、科目数が多いため、効率よく計画的に進めることがポイント。ここでは、3月にやるべき具体的な学習内容と、効果的なスケジュール管理法を紹介します！

🎯 3月にやるべきことリスト（全体像）

2年生までの総復習（苦手克服が最優先）

3月はまず「苦手の克服」から始めましょう。2年生までに理解が不十分だった部分を3月中にしっか
り見直しておくことで、4月以降の受験勉強がスムーズに進みます。

＜社会＞
文系の場合、社会は共通テストで得点源となるため、早めに基礎固めをしておくことが大切。
▶️使用する教材
● 『きめる！共通テスト 倫理・政治経済』（学研） → インプット用
● 『共通テスト実践問題集』（河合塾） → アウトプット用
▶️取り組み方
● 1日1単元をインプット → 翌日に問題演習
● 時事問題や背景知識も確認

＜理科（選択科目）＞
● 基礎レベル（教科書・問題集）を仕上げる
● 重要単元を重点的に復習

受験に必要な基礎知識・基礎力を固める

3月中に「基礎力」を確実に定着させることで、4月からの応用問題演習がスムーズになります。
● 数学・英語・国語は基礎問題中心に進める
● 「単語・文法・読解」のように分野をバランスよく

受験に向けた参考書・問題集の選定

3月は「受験で使う参考書・問題集」を決定するタイミングです。
● 教材は多すぎず厳選する（1科目2冊程度）
● 問題集は同じものを3周することを意識

志望大学の入試傾向を把握

● 大学公式サイトで入試科目・配点をチェック
● 赤本で過去問を確認し、問題形式をつかむ

共通テスト対策をスタート

● 『共通テスト実践問題集』を使用して1日1教科
● 時間配分に慣れることを意識

🗓️3月のモデルスケジュール（平日版）

時間 内容
7:00〜7:30 英語単語暗記（ターゲット）
16:00〜17:00 数学（チャート） → 例題＋演習
18:00〜19:00 英語（文法＆長文演習）
19:30〜20:30 国語（現代文＆古文・漢文）
21:00〜21:30 社会（1単元）

💡 3月を制する者が受験を制す！

3月にしっかり基礎を固めることで、4月からの演習がスムーズに進みます。
● 苦手克服＆基礎固めを優先
●「基礎→応用→実践」の順で勉強
● 焦らず、毎日コツコツ積み重ねる
● 3月を制する者が受験を制す！
● 3月は受験に向けた準備を本格的にスタートする絶好のタイミングです。この時期にしっかりと基礎を固めておくことで、4月以降の演習や実践にスムーズに移行できます。3月は「焦らず・基礎重視」で進めることが重要です。基礎力が定着していないと、応用問題や過去問に取り組んでも成果が上がりにくくなります。3月に「インプット＋アウトプット」のサイクルを作ることで、理解度が深まり、夏以降の仕上げに余裕が生まれます。この時期に習慣を整えることが受験成功の鍵です。

● 苦手克服＆基礎固めを優先
3月は「新しいことを学ぶ」のではなく、「これまでに学んだ内容を完璧に仕上げる」ことに集中しましょう。苦手な分野を明確にし、1つずつ潰していくことが重要です。数学なら「基本公式と解法の確認」、英語なら「文法・単語の総復習」、国語なら「古文文法・漢字・読解の見直し」に重点を置きましょう。苦手な単元を避けずに正面から取り組むことで、理解が深まり、得点力がアップします。特に国公立大学の受験では共通テストで幅広い知識が必要になるため、この時期に基礎を盤石にしておくことが合格への第一歩です。

● 焦らず、毎日コツコツ積み重ねる
受験勉強は「一気に詰め込む」のではなく、毎日コツコツと積み重ねることが成功のカギです。特に文系の場合、英語・国語・社会などの暗記科目が多いため、一度に大量に詰め込むとすぐに忘れてしまいます。1日30分でも良いので「毎日続ける」ことが大切です。毎日の積み重ねが、3か月後、半年後には確実に力となって表れます。調子が悪い日も「短時間だけでも机に向かう」という習慣を作れば、自然と集中力も持続するようになります。「焦らず・地道に」続けることが最終的に受験本番での自信につながります。