記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)
【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
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スカイ予備校を高崎市内に開校し、2021年4月から、完全オンラインの大学受験予備校となり1年目から、国公立大学に27名の合格者を輩出。スカイ予備校の指導方針は、「大人になっても役に立つ勉強法の習得」です。「自分の人生は自分で切り拓く」教育をします
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秋田大学 医学部 医学科の小論文対策
[令和5年度 学校推薦型選抜Ⅱ]
第1問 以下の文章を読んで以下の問に答えなさい。
課題文は非公開です。
出典: Yuval Noah Harari 著, 2018, 21 Lessons for the 21st Centuryより抜粋 一部改変
問1 下線部①が示す具体的な手法を 150字以内で述べなさい。
問2 著者は,本問題で引用されていない部分でも、同じ出典の中で下線部②について論じており、学校で教えることが重要な能力を 「4つのC」として挙げている。 これらを自分で類推して、いずれも最初の文字がCとなる4つの英単語で答えなさい。
問3 下線部③に権限を委ねないことで、あなた方が得ることができる未来を150字以内で述べなさい。
第2問 以下の文章を読んで問に答えなさい。
課題文は非公開です。
出典: 小林武彦著 講談社現代新書 「生物はなぜ死ぬのか」 より抜粋 一部改変
問1 下線部①にあてはまる著者の言葉を100字以内で書きなさい。
問2 下線部② 「宇宙の起源、つまりこの世の始まりが見える可能性」 があるのはなぜか。200字以内で説明しなさい。
問3 下線部③「ハビタブルゾーン (生存可能領域)」が重要と考えられるのはなぜか。あなた自身の考えを200字以内で述べなさい。
小論文過去問題解説
第1問
問1
- 文脈を理解する:
- 課題文全体を理解し、下線部①の文が何を指しているのかを確認します。
- 言葉の定義:
- 下線部の単語やフレーズの意味を確認します。必要に応じて辞書や専門用語集を活用します。
- 文脈から具体的な手法を導き出す:
- 文脈や著者の意図から、下線部①がどのような具体的な手法を指しているのかを導き出します。これは著者が述べている主題や論点と関連づけながら考えます。
- 要約する:
- 150字以内で、具体的な手法を簡潔に要約します。課題文が提示した文脈に基づいて、的確かつ明快な表現を心がけます。
問2
- 文脈を理解する:
- 課題文全体を理解し、下線部②がどのような文脈で提示されているのかを確認します。
- 著者の主張や立場を考慮する:
- 下線部②がどのような著者の主張や立場に基づいて提示されているのかを考慮します。著者の視点を理解することが重要です。
- 4つのCを類推する:
- 著者が引用されていない部分で「4つのC」について論じているとのことです。同じ出典からの他の箇所を挙げ、それに基づいて自分で類推します。それぞれの英単語がCから始まることに注意します。
問3
- 文脈を理解する:
- 課題文全体を理解し、下線部③がどのような文脈で提示されているのかを確認します。
- 権限を委ねないことの利点を考慮する:
- 下線部③がなぜ権限を委ねないことが重要であるとされているのかを文脈から洗い出します。これには個人や社会にとっての利点が含まれます。
- 未来を具体的に描く:
- 権限を委ねないことで得られる未来について、課題文と自身の知識や経験を結びつけながら考えます。具体例や社会の変化に焦点を当てることが重要です。
- 要約する:
- 150字以内で、権限を委ねないことで得られる未来を簡潔に要約します。答えを明確にし、的確な言葉で表現することがポイントです。
第2問
問1
- 文脈を理解する:
- 課題文全体を理解し、下線部①がどのような文脈で提示されているのかを確認します。
- 著者の言葉を特定する:
- 下線部の言葉を抜粋し、著者がどのような意味やニュアンスで表現しているかを理解します。
- 具体的な言葉やフレーズを検討する:
- 下線部が提示されている文脈で、著者が何を伝えようとしているのかを考えます。文脈全体が提供されているため、その文脈に即して言葉を理解します。
- 100字以内で要約する:
- 著者の言葉を100字以内で要約し、なるべく元の表現を保ちつつ、文脈を反映させた要約を行います。
問2
- 文脈を理解する:
- 課題文全体を理解し、下線部②がどのような文脈で提示されているのかを確認します。
- なぜ「宇宙の起源」が見える可能性があるのか:
- 下線部がなぜ「宇宙の起源」が見える可能性があるのかを理解します。これには科学的な観測や研究に基づく可能性が含まれます。
- 200字以内で説明する:
- 下線部②に対する考え方を200字以内で述べます。科学的な理論や技術の進歩、観測手段の向上などを踏まえて、なぜ宇宙の起源が見える可能性があるのかを明確に説明します。
問3
- 文脈を理解する:
- 課題文全体を理解し、下線部③がどのような文脈で提示されているのかを確認します。
- ハビタブルゾーンの重要性を理解する:
- 下線部③がなぜ「ハビタブルゾーン」が重要であるとされているのかを理解します。これには生命の存在可能性や宇宙の生命にとって適した領域の意味が含まれます。
- 自身の考えを200字以内で述べる:
- 下線部③に対する考え方を200字以内で述べます。なぜハビタブルゾーンが重要であると考えるのか、その理由を明確に説明します。科学的な知識や個人の視点を組み合わせて表現します。
秋田大学の所在地・アクセス
所在地 | アクセス |
手形キャンパス 秋田県秋田市手形学園町1-1 | JR「秋田」駅からバス5~30分 「秋田大学前」下車、徒歩1分 |
本道キャンパス 秋田県秋田市本道1-1-1 | JR「秋田」駅からバス10~22分 「大学病院前」下車、徒歩5分 |
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秋田大学の入試傾向
秋田大学の入試傾向は、科目や学部ごとに異なりますが、共通して基礎・標準レベルの問題が出題され、基本的な理解力や計算力が求められます。英語は文章の理解と論述力が、数学は公式の理解と問題解決能力が、国語は文章力と論理的思考力が試されます。
対策としては、まず基本公式や法則を確認し、問題演習を通じて理解を深めることが肝要です。数学では特に、積分法や微分法、確率、ベクトル、図形と方程式など頻出の分野に焦点を当て、問題の傾向を把握しましょう。
過去問を解くことは、試験の雰囲気に慣れ、問題に対するアプローチを確立する上で効果的です。時間配分や解答作成の練習を通じて、試験当日の余裕を確保しましょう。
英語の場合は、長文問題や自由英作文に慣れることが大切です。過去問を通じて論述のスキルを高め、主旨や著者の意図を的確に理解する力を養いましょう。
国語の論述問題では、明確な主張や意見を表現する力が求められます。現代文や漢字問題において、頻出の表現や漢字の練習を行い、文章力を向上させることが重要です。
総じて、基礎力をしっかりと築き、問題に慣れ、解答スキルを向上させることが秋田大学入試への対策の鍵です。時間配分を意識した効果的な学習プランを構築し、冷静な対応が求められる試験に臨みましょう。
秋田大学の募集コース
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国際資源学部 国際資源学科(定員数:120人)
地球規模の課題である資源・エネルギーに関する文理融合型の教育により、資源を網羅的かつ多角的に学ぶ。国際的視野を持つ資源スペシャリストの育成を目指す。
国際資源学科は、以下の3コースを設置している。
資源政策コース(定員数:35人)留学生枠5名分を含む
資源政策コースでは、世界の資源情勢を正確に分析・考察する力や資源国との交渉力を身につけた資源戦略を担う人材を育成する。
資源地球科学コース(定員数:35人)
資源地球科学コースでは、世界を対象にした資源分布の予測と新たな地球資源の可能性を探究する最先端地球科学分野の技術者・研究者を養成する。
資源開発環境コース(定員数:45人)
資源開発環境コースでは、限りある地球資源を持続的かつ有効に活用するため、地球環境に配慮した資源開発と資源循環系社会の形成に寄与できる技術者・研究者を養成する。
教育文化学部(定員数:210人)
学校教育課程(定員数:110人)
教育実践コース(定員数:45人)
教育実践コースでは、小学校教員の養成を主とし、中学校教員養成も含めて、子どもの心身成長発達についての理解を深め、全国トップクラスの学力を支える高度な実践力を持った教員を養成する。
英語教育コース(定員数:10人)
英語教育コースでは、小中高の連携による英語教育を実践できるとともに、秋田の次世代のグローバル人材を育てるために、英語力だけでなく異文化間コミュニケーション能力を持った教員を養成する。
理数教育コース(定員数:20人)
理数教育コースでは、理数系の体系的な知識と指導法を身につけ、小中高連携のもとで理科や数学のおもしろさを子どもに伝えることができ、実感を伴った理解へと実習を発展させることのできる教員を養成する。
特別支援教育コース(定員数:15人)
特別支援教育コースでは、発達の特性や特別なニーズに対応した支援を実践できる、特別支援教育の担い手を養成する。
こども発達コース(定員数:20人)
こども発達コースでは、幼稚園教諭・保育士の養成を主とし、小学校教員養成も含めて、人間の生涯にわたる発達過程や、幼児教育・保育と学校教育の全課程を見通しながら省察できる人材を育成する。
地域文化学科(定員数:100人)
地域文化学科は、社会科学・人文科学の枠を超えて、学際的な立場から地域社会とそこに暮らす人々の生活・活動を客観的・相対的にとらえる試みとしての「地域学」の構築と、その立場からの実践的な教育による人材育成を学科の基本理念とする。
以下の3コースを設置している。
地域社会コース
地域社会コースでは、教室(理論)と現場(体験)を往還して社会の仕組みを実践的に学ぶ。地域の多様な生活資源、環境資源、文化資源などの再発見と評価・活用を行い、産業・働き方・生活のこれからの方向性を提案し、その実現に貢献できる人材を育成する。
国際文化コース
国際文化コースでは、日本を含むアジア、欧米など、世界の多様な文化を学び、グローバルな視点から地域を考える。伝統文化の継承・伝承、地域文化の現状把握、将来に向けてのあるべき姿の構想など、地域の現状に即した問題解決力を持つ人材を育成する。
心理実践コース
心理実践コースでは、人間の心の動きに関心を寄せ、心理学の幅広い領域について基礎から実践まで体系的に学び、応用できる力を育てる。積極的に地域に出かけ、フィールド調査や活動を通して、心理学的援助を必要とする人々を深く理解する態度を育てる。
医学部(定員数:230人)
医学・健康科学を理解し、人々の健康と福祉に貢献できる国際的視野を備えた人材を養成します。
医学科(定員数:124人)
保健学科(定員数:106人)
医学部保健学科は看護学専攻、理学療法学専攻、作業療法学専攻の3つの専攻から構成され、専門知識や技術だけでなく、コミュニケーション能力と倫理観を備えた看護師(一部保健師、助産師)、理学療法士、作業療法士を育成しています。合同講義や充実した学内演習設備、シミュレーション教育、実習を通じて専門知識・技術を学ぶと同時に、チーム医療や医療倫理なども実践的に学べます。さらに、海外短期研修も行っており、地域とグローバルを結ぶ幅広い視点を身に付けられるなど、自主的な学びを重んじる学習環境が整っています。
看護学専攻(定員数:70人)
理学療法学専攻(定員数:18人)
作業療法学専攻(定員数:18人)
理工学部(定員数:395人)留学生枠21名分を含む
生命科学科(定員数:45人)
生命科学コース
生命科学科は生命科学コースのみを設置する。分子・細胞レベルから個体レベルに至るまで、生命現象の分子機構の解明、疾患原因遺伝子や原因タンパク質の解明、分子探索など、基礎研究に重点を置いた教育・研究を進める。
物質科学科(定員数:110人)
応用化学コース
応用化学コースでは、原子や分子レベルでさまざまな現象を解明することからはじまり、新しい機能性物質の設計と合成、生物機能を利用した未来型反応・生産プロセスの開発などに関する研究・開発を推進する。
材料理工学コース
材料理工学コースは、マテリアル創成科学とマテリアル機能の2大講座制。金属、セラミックス、半導体などを中心に、高機能センサー、高密度情報記録媒体、光機能材料、エネルギー材料、力学機能材料などの先端材料や希少元素代替材料の研究開発を進める。
数理・電気電子情報学科(定員数:120人)
数理科学コース
数理科学コースでは、少人数教育と演習を重視した双方向教育により、数学・理論物理学・計算機科学を学ぶ。
電気電子工学コース
電気電子工学コースでは、環境にかかわるエンジニアリングデザイン、電気エネルギーの効率的な発生・変換・貯蔵、光・電子デバイスや超高周波エレクトロニクス、高度情報化社会や高齢化社会に適応したエレクトロニクス、高性能かつ知的な電気機器や電気システムの設計開発などに関する教育・研究を行う。
人間情報工学コース
人間情報工学コースでは、アルゴリズム、センシング、情報通信技術を学び、ソーシャルネットワーク、医療支援機器などの人を中心としたシステムの研究・開発を通して新たな価値を創造できる人材を育成する。
システムデザイン工学科(定員数:120人)
機械工学コース
機械工学コースでは、機械工学に関する基礎学力を備え、社会の変化に柔軟に対応できる応用力を持ち、協調性、自立性、問題解決能力を併せ持つ機械エンジニアを養成する。
創造生産工学コース
土木環境工学コース
土木環境工学コースでは、社会基盤の整備・維持・管理の土木環境工学の基礎学力を備え、社会の要請を多面的にとらえる能力を身につけた、環境や福祉に配慮できる技術者を養成する。