記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)
【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
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スカイ予備校の指導方針は、「大人になっても役に立つ勉強法の習得」です。「自分の人生は自分で切り拓く」教育をします
小論文過去問題
R6年度 国際学部 国際学科 学校推薦型選抜
問題 次の文章はオンラインの世論調査に基づく記事である。本文を読んで以下の問いに答えなさい。
※本文省略
出典:Timothy Garton Ash, Ivan Krastev, and Mark Leonard, “United West, Divided From the Rest: Global Public Opinion One Year Into Russia’s War on Ukraine”
https://ecfr.eu/publication/united-west-divided-from-the-rest-global-public-opinion-one-year-into-russias-war-on-ukraine/
2023年2月22日掲載 2023年9月12日閲覧必要に応じて表現等を変更
問1 下線部①の国名として適切なものを次の中から選びなさい。
(ア) ウガンダ共和国
(イ) ウルグアイ東方共和国
(ウ) ウクライナ
(エ) ルクセンブルク大公国
問2 下線部②について、アメリカ合衆国とヨーロッパ諸国とでは捉え方がどのように違うのか。
Table1.とTable2.を用いながら日本語で説明しなさい。
問3 下線部③を和訳しなさい。
問4 次の二つの問いに答えなさい。
(1) 下線部④の人物が考える今後の世界を最も端的に表す字句を本文中から抜き出しなさい。
(2) (1)の内容について本文を踏まえて100字以内の日本語で説明しなさい。
問5 本文で述べられている問題について、様々な見方やデータが示されています。それらを整理したうえで、あなたの考えとその根拠を日本語で述べなさい。
出題意図・解答
R6年度 国際学部 国際学科 学校推薦型選抜
本文は、European Council on Foreign Relations L “United West, Divided
From the Rest: Global Public Opinion One Year Into Russia’s War on Ukraine”の一部を抜粋し、必要な変更を行ったもので、オンラインの世論調査に基づく記事である。欧米諸国に限らず、世界の様々な国でウクライナ侵攻がどのように受け止められているのかについて、調査の集計結果を示しながら論じている。
国際社会の課題に対する多様な考え方や立場を踏まえた上で、自らの意見を表現できるかを問う出題である。
問1は現代社会についての基本的な知識・教養を問う出題
問2は根拠に基づいて考え、英語の基本的な運用能力が身に付いているかを問う出題
問3と問4は英語の基本的な運用能力が身に付いているか、また日本語で適切に表現することができるかを問う出題
問5は国際社会が抱える課題に関心を持ち、根拠に基づいて論理的に考え自分の意見を日本語でわかりやすく表現できるかを問う出題
「知識・技能」と「思考力・判断力・表現力」を重点的に評価する。
<解答(解答例及び評価ポイント)>
問1 (ウ)
問2 評価ポイントは、以下の①から③のとおりである。
① 本文の内容や問いに関係する図表やデータを適切に読み取ることができているか。
② 基本的な英語の語彙を修得しているか。
③ ①、②を踏まえて日本語で適切に表現できているか。
問3 解答例
ロシアの侵攻は世界的に重要な出来事であるが、世界の各地の人々はそれを様々に経験し、解釈している。
問4
(1) A multipolar world.
(2) 解答例
ウクライナ侵攻によって世界秩序が再定義されたのではなく、国際関係上の新たな問題が浮上することにより、世界秩序はむしろ混沌とし、多様化している。
学部学科、コース
国際学部
文化、政治、経済といった枠だけにとらわれることなく、世界各地域の諸問題を多面的・複眼的に関連づけて理解する能力を育み、国際的な視野を広めていく。知識を単なる分析の手段としてではなく、国際社会における現実の問題解決に生かすことのできる確固たる国際人を養成する。
国際政治・平和、公共政策・NPO、多文化共生、言語・コミュニケーション、国際ビジネスの5つのプログラムがある。プログラムは一つに限定せず、各自の関心や将来の目標に合わせた複数の履修が可能な、多様で柔軟なカリキュラムを編成。各プログラムの科目は互いに関連しあっているので、複数のプログラムを組み合わせて学ぶことで、理解が深まるとともに、より高度な知識を修得することができる。
また、少人数制の演習科目を重視しており、各授業においても少人数編成で学ぶことにより、学生同士や教員と、しっかりとした議論をすることができる力を身につける。
情報科学部
情報工学科では、コンピュータとネットワークに関する教育や研究を行い、次世代のコンピュータシステム・情報ネットワークの研究開発を担う人材を育成。コンピュータ、ネットワーク、コミュニケーション基盤の3コース制。
知能工学科では、知識情報処理とマルチメディア情報処理の教育や研究を行い、高度な知能情報システム・知能メディアシステムの研究開発を担う人材を育成。知能ソフトウェア、知能メディア、知能サイエンスの3コース制。
システム工学科では、制御工学、メカトロニクス、システムインタフェースの教育・研究を行い、ロボット、通信、インタフェースに関する先端情報処理システムの開発を担う人材を育成する。人間・ロボット共生、インタフェースデザイン、数理システムデザインコースの3コース制。
医用情報科学科では、医用ロボット工学、生体情報工学、バイオインフォマティックスなどのICT融合領域について学び、医療、生命、環境などに関わる諸問題に対して、既存の学問体系の枠を越えて取り組むことのできる人材を育成する。
芸術学部
創作活動の基本となる基礎実技を修得し、多様な技術を総合的に学ぶ。地域社会や国際交流において、アートを通じて活躍できる能力を身につける。
美術学科には以下の3専攻がある。
①日本画専攻では、実習を通して、各種の日本画の材料の基礎的な理解および個性的な造形感覚を進展させる。
②油絵専攻では、写実・具象表現を根幹とした指導方針のもとに、デッサンの重視と古典の研究を中心とする。
③彫刻専攻では、古典技法を学ぶため、塑造を中心とした教育を行うとともに、幅広い実材彫刻の学習により多様な技術を修得する。
デザイン工芸学科では、生活に関わる造形芸術としてのデザインおよび工芸の総合的な教育・研究を目的として、基礎的な表現力と技術を重視し、既成の分野にとらわれることなく幅広い実技教育を行う。
現代表現、視覚造形、立体造形、映像メディア造形、金属造形、染織造形、漆造形の7つの専門分野がある。
所在地・アクセス
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