【学校推薦型選抜(文系)入試】北九州市立大学 令和6年度小論文過去問題と概要

小論文過去問題

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
■小論文指導歴27年
これまでに指導した生徒は4000人以上、独自のSKYメソッドを考案で8割取る答案の作り方を指導。

2020年4月から、完全オンラインの大学受験予備校となる。過去3年間で国公立大学合格85名。

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スカイ予備校の指導方針は、「大人になっても役に立つ勉強法の習得」です。「自分の人生は自分で切り拓く」教育をします

小論文過去問題

R6年度 外国語学部・英米学科 学校推薦型選抜(地域推薦)・文系

【問題】次の問題文を読み、以下の問いに答えなさい。

※本文省略

出典:Adapted from Kay Hetherly, Kitchen Table Talk , NHK Publishing

問1 本文を日本語で要約しなさい。

問2 下線部①を日本語に訳しなさい。

問3 下線部②を日本語に訳しなさい。

問4 Between 2020 and 2023 wearing face masks became a part of everyday life. In what way did this affect face·to·face conversation? Describe examples from your own experience in English.

問5 What do you think non-native speakers of English can do to be more confident when speaking English? Please write your answer in English.

R6年度 外国語学部 国際関係学科 学校推薦型選抜・文系

次の3つの文章を読んで以下の問いに答えなさい。

※【資料1】~【資料3】本文省略

出典:【資料1】Adapted from Tomoko Otake, “Japanese researcher pushes the boundaries of lab-­grown ‘real’ meat,” The Japan乃mes, February 2, 2023.

【資料2】「斎藤幸平の分岐点ニッポン:資本主義の先へ未来の『切り札』?培養肉って食のかたちをどう変えるか」『毎日新聞』(2021年12月5日)

【資料3】「イタリア政府、培養肉を禁止する法案を支持 食文化の保護が理由」『BBCニュース』ウェブ版(2023年3月30日)

問1 [資料1]を読んで、培養肉とは何かについて説明したうえで、それが今日の畜産のどういった問題点を克服する可能性を秘めているか、250字以上300字以内の日本語で改行せずに説明しなさい。

問2 今日、一部の企業が 培養肉の開発を進めているが、課題もあるようだ。どのような課題があるのか、[資料1][資料2][資料3]すべてに基づいて指摘したうえで、培養肉の開発や普及を今後さらに進めるべきかどうか、あなたの考えを700字以上800字以内の日本語で改行せずに述べなさい。

R6年度 経済学部 学校推薦型選抜・文系

次の文章を読んで、後の設問に答えなさい。

※本文省略

出典:伊藤芳浩著『マイノリティ・マーケティング―少数者が社会を変える』一部改変

設問1 学校の場面で聴覚障害者にとってのウェルビーイングが損なわれる事態とその要因について、本文の説明を150字以内で要約しなさい。
設問2 人々のウェルビーイングを損なう「障害」の捉え方について、本文では2つの考え方が紹介されている。それぞれ、どのような考え方かを200字以内で説明しなさい。
設問3 障害者のウェルビーイングが損なわれる事態には、本文で挙げられている著者自身の経験を含む具体例以外で、どのようなものがあるか。またそのような事態が起こるのを防ぐためには、どのような取り組みが考えられるか。筆者の主張を踏まえた上で、あなたの考えを500字以内で述べなさい。

R6年度 法学部 学校推薦型選抜・文系

問 以下の課題文を読み、問題1と問題2に答えなさい。

※本文省略

出典:アダム・プシェヴォスキ著、粕谷祐子・山田安珠訳『それでも選挙に行く理由』

問題1 筆者が下線部ⓑ「選挙よりもましな方法はない」のように考える理由について、課題文を要約しながら説明しなさい。(390字以内)
問題2 筆者の下線部ⓐ「選挙を通じて合理性や「正義」を求めるのは無意味である」という主張に対するあなたの賛否を明らかにし、その理由を複数挙げて、説明しなさい。(440字以内)

R6年度 文学部・比較文化学科 学校推薦型選抜・文系

問題1 次の英文を読んで、以下の設間に答えなさい。

※本文省略

出典:Adapted伝om Samara Smukler, “Why it’s OK if you don’t belong to a friend group,” Girls’ Life

問1 下線部(1)について、筆者がpossibilitiesとして挙げているものを、本文に即して具体的に150字以内の日本語で説明しなさい。

問2 下線部(2)について、筆者が述べている具体的な内容を、本文に即して150字以内の日本語で説明しなさい。

問3 下線部(3)について、筆者がこのような主張をしている理由を、本文に即して160字以内の日本語で説明しなさい。

問4 下線部(4)の筆者の主張について、あなたはどのように考えますか。あなたの意見を英語で述べなさい。

問題Ⅱ 次の文章を読んで、以下の設間に答えなさい。

※本文省略

出典:渡辺裕『聴衆の誕生:ポスト・モダン時代の音楽文化』

問1 下線部(1)について、「マス・カルチュア」とは何かを明らかにした上で、このマス・カルチュアの影響によりあり方が大きく変わった事象の具体例を挙げ、どう変わったのかを400字以内で説明しなさい。

問2 下線部(2)について、何と何がどのように対立し、その対立関係はどうなっていったのか、300字以内で説明しなさい。

R6年度 文学部・人間関係学科 学校推薦型選抜・文系

次の課題文を読んで設問に答えなさい。

※本文省略

出典:Adapted from Michael C. Corballis, From hand to mouth: the on如s of language.

マイケル・コーバリス著『言葉は身振りから進化した』一部改変

問1 下線部①について、ヒトと鳥はどのような点で似ているのか、また、その類似性はなぜ生じたのか。筆者の見解を説明しなさい。
問2 下線部②を和訳しなさい。
問3 下線部③について、ヒトの言語はどのような点で特別なのか。さらには、会話や文字を含め、言語は社会や人間関係を構築するうえでどのような働きを担っているのか。あなたの意見を800字以内で述べなさい。

出題意図

R6年度 外国語学部・英米学科 学校推薦型選抜(地域推薦)・文系

Successful short essays are structured logically. This means that they include a clear introductory sentence, a central argument, and a clear conclusion. The complete argument should directly relate to the question asked. Examiners also look at vocabulary selection. Essays that contain a wide variety of appropriately selected vocabulary are evaluated more highly than essays that are overly repetitive or misuse vocabulary. Candidates often make errors with ‘a/the’ usage and verb tense selection. Avoidance of these errors will make essays easier to understand, and lead to a higher evaluation. Creativity is a further important element of essay writing. Essays that offer evidence of creative thinking (imagination) tend to be evaluated highly.

高評価を得る小論文は論理的に構成されています。これは、明確な紹介文、中心的な議論、および明確な結論が含まれていることを意味します。完全な議論は、尋ねられる質問に直接関連する必要があります。試験官は語彙選択についても見ます。適切に選択された多種多様な語彙を含むエッセイは、過度に反復的または語彙の誤用を含むエッセイよりも高く評価されます。受験者は、「a/the」の使用法と動詞の時制の選択で間違いやすいです。これらのエラーを回避することで、エッセイが理解しやすくなり、より高い評価につながります。創造性はエッセイを書く上でさらに重要な要素です。創造的思考(想像力)が見られるエッセイは高く評価される傾向があります。

R6年度 外国語学部 国際関係学科 学校推薦型選抜・文系

英文の資料とそれに関連する和文の資料2、3の三点の課題文と二問の問いにより構成している。

資料1はTomoko Otake, “Japanese Researcher Pushes the Boundaries of LabGrown ‘Real’ Meat,” The Japan Times, (February 2、2023)、資料2は「斎藤幸平の分岐点ニッポン:資本主義の先へ未来の『切り札』?培養肉って食のかたちをどう変えるか」『毎日新聞』(2021年12月5日)、資料3は「イタリア政府、培養肉を禁止する法案を支持:食文化の保護が理由」『BBCニュース』ウェブ版(2023年3月30日)から、それぞれ一部を抜粋・改編して出題した。いずれも、昨今、話題となっている培養肉(動物の細胞を体外で組織培養することによって作られる肉)についての論説、ニュース記事であり、培養肉の開発・普及が人間や環境、社会にもたらすさまざまな影響や問題点(課題)を読み取れるか、および、それに対する受験生の考えを問うた。

問1では、英文で書かれた資料1を読んで、培養肉とは何かについて説明したうえで、それが今日の畜産のどういった問題点を克服する可能性を秘めているかを問うた。資料全体の要約ではなく、文章の展開を理解し、解答に必要な部分をピックアップして噛み砕いて解釈する必要がある。また、字数制限がある中で説明する日本語能力および文章表現力も試している。

問2では、今日、既に開始されている培養肉の開発について、どのような課題があるのかを三点の資料すべてに基づいて指摘したうえで、培養肉の開発や普及を今後さらに進めるべきかどうか、受験生個人の考えを問うた。英語、日本語の資料を正しく読めているかどうか、そのうえで受験生自身がどう考えるか、正しい日本語で論理的に述べさせるものである。読解力・思考力・論理的な文章表現力を試す狙いがある。

R6年度 経済学部 学校推薦型選抜・文系

伊藤芳浩著『マイノリティ・マーケティング――少数者が社会を変える』から一部を抜粋して課題文としました。この課題文は、障害者が社会生活において生きやすくなるためには、個人の努力や訓練には限界があるため、社会側での対応が必要であると、著者が主張している箇所です。平易な文章で書かれていますが、読解するためには、文章中の語句の意味を論理的に解釈する必要があります。 設問1および設問2は、課題文の内容を十分に理解した上で、制限された字数内で簡潔に要約する力を試す設問です。課題文の中で展開されている論理を理解することが求められます。設問3は、課題文の内容を踏まえたうえで、自身の考えを文章で論理的に表現する力を試す設問です。

R6年度 法学部 学校推薦型選抜・文系

1 課題文選択の背景 出典は、アダム・プシェヴォスキ著(粕谷祐子・山田安珠訳)『それでも選挙にいく理由』(白水社、2021年9月)である。本書は、政治体制論を専門とする筆者が、選挙という民主主義の中核的制度が、さまざまな政治経済現象との間にどのような関係や効果を有しているか、自身の研究成果も踏まえて一般向けに平易に解説したものである。本問では、筆者が選挙の価値について正面から立論している序章と結論箇所から取り上げた。課題文で筆者は次のように主張する。世間一般で選挙の価値としばしば言われている側面(合理的な決定、アカウンタビリティの担保、平等の実現……etc.)には、ほとんど実証的な根拠が存在しない(本書の各章ではそのことがデータを通じて示されている)。根拠や証拠のない価値を信じた有権者は、それが裏切られたと感じることによって、民主主義や選挙に対する失望を深めてしまっている。しかしそういった価値は、他の制度によっても実現不可能なのであって、選挙や民主主義を否定する理由にはならない。この際、筆者が着目するのは平和な権力交代の貴重さである。選挙という競合の仕組みがあるからこそ選挙結果には不確実性があり、今日の敗者(勝者)が明日の勝者(敗者)になる可能性があるからこそ、そして選挙結果から潜在的な対立の度合いを可視化するからこそ、両者ともに暴力を用いた抑圧や反乱といった手段に打って出ず、暴力と流血が回避される。この一点のみをもってしてもこれが重要な選挙と民主主義の価値であると論ずる。依然、世界の政治には暴力と流血があふれている。その回避と防止という観点から、選挙と民主主義を意義付ける筆者の主張を正確に読み取った上で、その限界と可能性について受験生自身でも考えてもらうことが、出題の狙いである。

まず、上述した筆者の主張を正確に理解し、適切にまとめる力が求められる(読解力)。次に、筆者の主張を踏まえたうえで、中学や高校で学んできた知識を総動員して、論理的・説得的に、選挙と民主主義というおなじみではあるが複合的なテーマについて考え、かつ自分の言葉で表現することが求められる(自説展開力)。

R6年度 文学部・比較文化学科 学校推薦型選抜・文系

問題I

問4 問題文の主題に関して意見を述べさせることにより、英語の読解能力、英文の構成能力(英単語、英文法、英語構文に関する知識)、発想力、論理的思考力を問いました。

問題Ⅱ

問1 出題の背景 学校推薦型選抜の小論文は、渡辺裕『聴衆の誕生:ポスト・モダン時代の音楽文化』(1989、増補版1996)から一部を抜粋して出題しました。テーマは音楽ですが、楽曲を分析したり評価したりするわけではなく、音楽の演奏のされ方や聴かれ方が、時代とともにどう変わったのか、なぜ変わったのかを論じています。音楽という一つの文化的事象に、歴史学的あるいは社会学的にアプローチするような研究もありえることを、これを機に知ってください。また、ここでの「音楽」を、例えば「映画」や「サッカー」や「テレビゲーム」などに置き換えても研究が成立するのではないかと考えを巡らせて、自分の興味・関心と学問・研究とを結びつけてみてください。問題文から、「マス・カルチュア」という概念が何を意味するのかを、その成立背景とともに理解する読解力、その理解を簡潔にまとめて言葉にする論述力、さらに、さっそくその概念を用いて身近な事象を文化論的に分析し説明する思考力を問うています。また、問題文があつかっている演奏会という主題にひきずられ、ショー・ビジネスのなかだけに例を求めるのではなく、身のまわりのあらゆる事象が文化論的考察の対象になり得るのだと気づくには、柔軟な発想力も求められます。「マス・カルチュア」という概念を説明するよう求められているので、問題文からこの語を説明している箇所を見つけ出し、内容を咀嚼して、簡潔な言葉にまとめる必要があります。このとき、問題文の表現をそのまま切り貼りしても結構ですが、自分の言葉に言い換えて、凝縮してしまえば、そのぶんの字数を、後半の記述に充てることができます。後半部分では、「不特定多数」の消費者を相手に、ビジネス本位に文化が成熟あるいは衰退していった例をひねり出す必要があります。技術の進歩や、考え方の変化、環境や社会構造の変化などを要因として、ある文化の担い手(中心となる消費者の層)も変わり、それにともなってその文化のあり方自体が大きく変わった、というような変化の連鎖、因果関係を見出し、言葉にしてください。何をどの順番で書き連ねるかが重要なので、まずはメモを取り、構想を練った上で解答欄に書き記す(清書する)必要があるでしょう。つまり、重要な要素が解答に含まれていても、それら同士の因果関係が整理されていなければ、評価はされません。

マイケル・コーバリス著『言葉は身振りから進化した』から一部を抜粋して出題した。出題のねらいは、英文と日本文からなる一連の文章を読み、読解力と思考力、表現力をあわせた小論文の作成能力を把握することである。また、問1、問2は英語の読解力を確かめる問題となっている。

問1 下線部①について、ヒトと鳥はどのような点で似ているのか、また、その類似性はなぜ生じたのか。筆者の見解を説明しなさい。ヒトと鳥との類似性は様々に述べられておりその指摘は難しくないが、筆者の見解を把握するためには英語の読解力を必要とする問となっている。筆者の見解について、収束進化の説明が十分でない、見解を読み違えている回答も多かった。

問2 下線部②を和訳しなさい。英文の和訳を求める問である。単語の意味は比較的よく読めていたが、文脈を理解して回答することの難しさがうかがわれた。

問3 課題文ではヒトの言語は特別だと述べられているが、どのような点で特別であるかは説明されていない。言語は個人の思考、人間関係でのやりとり、過去や未来への言及、慣習・文化の伝承など我々の社会や人間関係のあり様に深く関係している。ヒトの言語の特別性について、社会や人間関係における役割や重要性を多面的に捉えて説明することが求められる。回答では、人間関係やコミュニケーションについて取り上げるものが多かったものの、言語の表象機能や思考の道具への言及は少数であった。また、抽象的な説明が多かった中で、事例を取り上げて説明するなど自身の考えを具体的にまとめた回答は高く評価された。

学部学科、コース

外国語学部

英米学科では、1・2年次に英語集中プログラムを設け、留学に必要な語学力の育成を目指す。
2年次からの専門教育では、Language and Education Program、 Society and Culture Program、
Global Business Programの3つのコアプログラムが導入される。専門科目の多くを英語で学ぶこと
によって英語の実践力を高めると同時に、専門知識を身につける。加えて、留学などの単位化を充
実させ、実践力を備えた人材を養成する。
中国学科では、少人数クラスと段階的集中的な教育システムによって、中国語の修得を目指す。
また、中国の文化や社会についても理解を深め、語学力、幅広い見識、そして行動力を備えた人材を
育成する。3・4年次はゼミで専門について深める。
国際関係学科では、国際問題、とりわけ東アジア北米地域の政治・外交問題に強く、英語を駆使
できて、さらに中国語・朝鮮語に優れた国際人の養成を目指す。
また、国際関係領域(国際政治経済・国際機構・国際協力など)と、地域研究領域(東アジアやア
メリカの政治・外交、経済など)の2科目群によって、国際人として必要な専門知識を身につけるこ
とができる。

経済学部

2025年より、1年次の終了時に学科を選択する「学科選抜制度」を設ける。入学前にどちらの学科
を選ぶかを悩むことなく、入学後に、経済学、経営学、会計学、情報科学の基礎科目を広く学んだ後に自らの望む学科を選択することができる。
経済学科では、専門科目に「応用経済学系」と「地域産業系」の2種類がある。応用経済学系では財政、金融などの基本的分野から環境、ファイナンスなどの現代的な問題まで幅広く学ぶ。地域・産業系では北九州市の経済のみならずさまざまな地域経済に焦点を当てて学修する。
経営情報学科では、1年次に学ぶ学部共通選択科目を土台にして、2年次に経営学・会計学・情報科学の各分野のより専門性の高い知識を幅広く身につける。3分野の基礎がしっかり身につく。

文学部

比較文化学科では、文学、思想、歴史など、日本や欧米、アジアを中心とした国や地域における文
化全般にわたって比較研究を行う。専門科目には、文学、芸術、メディアなどの生成や発展変容を
学ぶ文化資源領域科目と、文化の多様性を学び、異文化や他者への理解を深める文化共生領域科目が
ある。充実した語学教育とともに専門科目の修得を通して、国際人としての教養を身につけることが
できる。
人間関係学科では、現代社会の諸問題を深く体系的に教育研究し、人間と社会をトータルに理解
する。心理学、社会学、環境学、人類学、生涯教育学などの専門科目が開講されており、総合科学的
な方面から学習することができる。2年次から実験、実習のほか、調査、フィールドワークなどの実
践的教育が中心となる。

法学部

法律学科では、現代社会における法律問題を解決し得る法知識と法理解(リーガルマインド)を持
った人材を育成する。公務員・法曹資格者(裁判官・検察官・弁護士)など、学生のキャリアプラン
に応じて、それぞれが必要な知識・理解を修得し得るような体系的なカリキュラムを設計している。
政策科学科では、さまざまな公共政策分野の理論と展開、政策調査、政策分析、フィールドワーク
技法などのアカデミックスキルを学び、高度な政策分析、政策立案能力を備えた人材を養成する。少
人数のゼミ(演習)において、政治理論や政策展開事例、フィールドワークでの知見や分析データを
もとにディスカッションを行い、政策探究と実践的な学習活動を重視する。

地域創生学群

「地域の再生と創造」という時代の要請に応え、幅広い教養と地域に関する総合的な理解を身につ
ける。カリキュラムは5つの科目群から構成されており、少人数演習のほか、福祉施設やスポーツイ
ベントなどの現場実習がある。
地域をマネジメントする力と知識を備えた人材を育成する地域創生コース、社会福祉士やスクール
(学校)ソーシャルワークに関する資格取得を目指す地域福祉コースの2コース制。

国際環境工学部

2024年エネルギー循環化学科より名称変更した環境化学工学科では、人類が直面している環境問
題を解決するため、自然環境と調和した化学技術とシステムの開発を学ぶ。
機械システム工学科では、環境エネルギーの視点から機械工学の基礎、創造性、応用力を養い、
「ものづくり」技術を通して「豊かな社会」と「持続可能な社会」を実現する方法を学ぶ。
情報システム工学科では、人間社会や環境におけるさまざまな課題について、電子・情報・通信技
術の本質を捉えた解決法を提案するために、人工知能やロボット制御、画像処理、センサー技術な
ど、最先端の情報技術を学ぶ。
建築デザイン学科では、資源エネルギーやエコロジー関連の研究分野と実践領域を統合し、建築
学を基本に建築地域システムと環境の共生を学ぶ。
2025年環境生命工学科より名称変更予定の生命工学科では、分子レベルから地球規模レベルにい
たる生命科学現象の理解を深める。豊かな社会環境を実現するために、バイオテクノロジーを活用し
たモノづくりや環境問題を解決するための環境管理手法も学ぶ。

所在地・アクセス

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北方キャンパス:
福岡県北九州市小倉南区北方4-2-1
北九州モノレール「競馬場前(北九州市立大学前)」駅下車、
徒歩約3分
ひびきのキャンパス:
福岡県北九州市若松区ひびきの1-1
JR「折尾」駅からバス(約20分)、
「学研都市ひびきの」下車、徒歩2分
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