【一般選抜(前期)入試】奈良県立医科大学 令和7年度小論文過去問題と概要

小論文過去問題

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
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小論文過去問題

R7年度 医学部 医学科 一般選抜(前期)

【1】わが国で広く使われている認知症検査(長谷川式簡易知能評価スケール)の開発者として知られ、認知症治療・研究の第一人者であった筆者が、認知症発症後に記した次の文章を読んで、より良いケアのための「パーソン・センタード・ケア」について、あなたが考えるところを八〇〇字以内で述べよ(句読点も一字と数える)。

※本文省略

出典:長谷川和夫・猪熊律子著「ボクはやっと認知症のことがわかった自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言」六五ー八六頁 株式会社KADOKAWA(2019年)より抜粋

【2】図1は日本国内の総献血者数と年代別献血者数の推移である。献血は16歳から69歳まで行うことができる。図1を参考に、輸血製剤の安定供給について、あなたが考えるところを800字以内で記載しなさい(句読点も一字と数える)

図1.日本国内の総献血者数と年代別献血者数の推移

出典:日本赤十字社発行 血液事業紹介パンフレット「愛のかたち献血」第29版改変

出題意図

R7年度 医学部 医学科 一般選抜(前期)

【1】課題文は、認知症患者に対する「パーソン・センタード・ケア」について述べた随筆である。患者の尊厳を重視し、患者の立場になって行うケアについての考えを問うとともに、医療人を志す学生としての関心の高さや、洞察力、表現力、論理的思考力をみた。

【2】若者の献血離れに関して、グラフを見て分析してもらう問題である。その上で、若者の献血離れについてどのような考えを持っているのかを問うた。社会的背景や世代による考え方の違いなど、献血に限らず現在日本が抱えている様々な社会的問題に共通することが多いと考える。現状分析を行い、それに対する考察をするという能力を測った。

学部学科、コース

医学部 

医学科では、医学者および医師となるために必要な知識・技能を修得し、人間形成の確立を目指す。
1年次は、教養教育を履修するとともに基礎医学および臨床医学の教員による医学・医療入門講義を受講する。2年次からは、基礎医学教育がはじまり、専門科目を履修する。
専門教育は、医学・医療の根幹である基礎医学、社会と人間や生命の関わりを探究する社会医学、医学の知識・技術の修得とその応用力を培う臨床医学を3本柱としている。
5年次以降は5・6名の少人数グループに分かれ、外来診療、病棟実習などの診療参加型実習を受ける。
看護学科では、看護師、保健師となるために必要な知識・技術を修得するとともに、人間形成の確立を目指す。多様なニーズに対応するため、幅広い知識と国際感覚を身につける。保健・医療・福祉の各領域と連携をとり、地域社会に貢献できる人材を育成する。

所在地・アクセス

奈良県立医科大学のHPこちら

        入試情報こちら

所在地アクセス
奈良県橿原市四条町840近鉄橿原線「八木西口」駅下車、徒歩約8分分
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