医学部 後期 私立:合格のチャンスと受験戦略を徹底解説

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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医学部の後期試験とは?

医学部受験において、一般的には前期試験が最も多くの受験生を集めますが、後期試験も一定数実施されています。後期試験は、前期試験の結果が不合格だった場合の“第二のチャンス”として位置づけられており、国公立大学だけでなく、一部の私立大学でも実施されています。

後期試験では、大学ごとに独自の出題傾向や選抜方法が採用されており、募集人員は少ないものの、戦略的に受験すれば合格の可能性は十分にあります。

私立大学の後期試験の特徴

私立大学における後期試験は、一般的に募集人員が非常に限られており、受験者数に対して合格枠が少ないため、倍率が高くなる傾向があります。

また、試験科目の配点や形式が前期と異なる場合があるため、出願前に各大学の募集要項をよく確認することが重要です。一部の大学では学力試験に加えて面接や小論文が課されることもあります。

後期試験を実施している主な私立大学一覧

2024年度入試において、後期試験を実施している主な私立大学は以下のとおりです(年度によって変更される可能性があるため、最新の情報は大学の公式サイトで確認してください)。

  • 岩手医科大学
  • 金沢医科大学
  • 埼玉医科大学
  • 獨協医科大学
  • 福岡大学
  • 川崎医科大学

これらの大学は、例年2月下旬~3月上旬にかけて後期試験を実施しており、出願時期も非常にタイトであるため、前期試験の結果発表前から準備しておく必要があります。

後期試験の倍率と難易度

後期試験は募集人員が少ない分、倍率が高くなる傾向があります。大学によっては10倍を超えるケースもあり、厳しい競争が予想されます。ただし、前期試験に比べて出願者の学力がやや分散する傾向もあるため、「穴場」となる大学も存在します。

特に、金沢医科大学や岩手医科大学などは、後期試験でもしっかりと対策すれば逆転合格のチャンスがあります。

後期試験で合格するための戦略

私立大学の後期試験で合格を目指すには、以下のような戦略が重要です。

  • 出題傾向の分析:各大学の過去問を分析し、頻出分野に的を絞って学習する。
  • 小論文・面接対策:学科試験だけでなく、人物評価が重視される大学では、小論文や面接の練習が必要。
  • 早めの出願準備:前期試験の結果を待たずに後期試験の出願準備を進めることで、チャンスを逃さない。
  • 併願戦略の構築:後期で複数校を併願することで、合格可能性を最大化する。

特に、受験戦略においては「自分がどの大学と相性が良いか」を見極めることがポイントです。学力だけでなく、自分の志望動機や将来ビジョンが大学と一致しているかも合格に影響する場合があります。

まとめ

私立大学の医学部後期試験は、前期試験で惜しくも不合格となった受験生にとって、再び医学部合格を狙える貴重な機会です。倍率は高めですが、事前に十分な対策と準備をすれば、合格の可能性は大いにあります。

後期試験を実施している大学の情報を早めにキャッチし、自分の強みを活かせる受験先を見極めて、最後まで諦めずにチャレンジしましょう。

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