【高校受験】高校受験で英語習得が加点される高校は?東京・千葉など地域別で紹介!

大学受験

高校受験を少しずつ意識し始める学年になると、受験に向けた準備が始まっていきますね。

準備の中でも力を入れなければいけないのは受験勉強ですが、その他にも高校受験で加点として有利に働く英語習得(英検など)の準備も行っておくことで、より志望校合格へと近づくことができます。

グローバル化が進む現代は英語力がとても大きな武器の1つとなるため、高校受験に英語習得(英検・TOEICなど)の実績が加点される高校も増えています。

今回は、高校受験で英語習得が加点される高校について紹介していきます!

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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英検の概要

英語の試験には、学校内で行われる定期試験の他に、英語専門の学力試験(英検・TOEIC・TOEFLなど)があり、試験を受けることで受験者の英語レベルを点数や階級によって測ることができます。

これらの試験で優秀な記録を持つと、高校受験をはじめとした様々な場面において有利に働く材料の1つになるんですよ!

ここでは、高校受験の英語習得で多いとされる英検について簡単に説明します。

英検とは、公益財団法人 日本英語検定協会が主催している英語の試験で、正式名称「実用英語技能検定」といいます。

英検は、7つの階級(1級・準1級・2級・準2級・3級・4級・5級)によって、受験者の英語レベルを測ります。

階級が若い番号になるにつれて試験内容が難しくなり、レベルが高くなります。

英検は、受験する階級によって実施時間と内容が異なります。今回は、英検1〜英検3級を紹介します。

階級実施時間・内容
英検1級一次試験(筆記100分、リスニング約35分)、二次試験(面接形式のスピーキングテスト約10分)
英検準1級一次試験(筆記90分、リスニング約30分)二次試験(面接形式のスピーキングテスト約8分)
英検2級一次試験(筆記85分、リスニング約25分)、二次試験(面接形式のスピーキングテスト約7分)
英検準2級一次試験(筆記75分、リスニング約25分)、二次試験(面接形式のスピーキングテスト約6分)
英検3級一次試験(筆記50分、リスニング約25分)、二次試験(面接形式のスピーキングテスト約5分)

英語力が身についてきたら、より高いレベルの検定を受けてみましょう!

英語が高校受験で加点される高校例

英語の資格は高校受験に有利に働くということで、さっそく英語が高校受験で加点される高校例をいくつかみていきましょう!

下記の学校は、高校によって内容は多少異なりますが、主に英検3級〜上の合格証明によって加点される高校です。

【東京】

順天高等学校・大森学園高校・二松学舎大学附属・多摩大学目黒

【群馬】

前橋東高等学校・桐生高等学校・共愛学園高等学校・東京農業大学第二高等学校

【千葉】

千葉経済大学附属高等学校・千葉英和高等学校・専修大学松戸高等学校 ・千葉明徳高等学校

【大阪】

大阪府立高等学校・近畿大学附属高等学校・大阪桐蔭高等学校・大阪産業大学附属高校

上記の高校はあくまでも一部ですので、自分の志望する学校が英語習得の加点がある高校なのかよく調べてみてくださいね。

加点される場合には、英検が受験の武器になれるように受験勉強と一緒に英語の学力を身に付けていきましょう!

英検優遇について私立公立の違い

英検の優遇は、受験する高校が私立か公立かで異なります。

また、高校またはコースによって優遇される基準は異なります。

私立校では、英語検定(3級、準2級)を取得していると加点されることが多いです。

さらに、英検取得によって、英語の学力試験を免除したり、英語の学力試験を100点に換算するなどの点数保証がある場合もあります。

それとは反対に、公立高校は一般入試では英検の優遇がない場合が多いです。

一部の公立高校では英検優遇をしている場合もあるので、受験する高校が該当するのかはしっかりと確認しておくのがベストですよ!

まとめ

今回は、高校受験で英語習得が加点される高校について紹介していきました。

高校受験には、一般的な学力試験の他に、英語習得(英検・TOEIC・TOEFLなど)の実績をもとに加点される制度があります。

特に、高校受験で加点れる項目として多いのが英検となり、この英検とは正式名称「実用英語技能検定」といい、(1級・準1級・2級・準2級・3級・4級・5級)の7つの階級によって、受験者の英語レベルを測ります。

若い数字になるほどレベルが高くなるため、できるだけ高い階級の証明書を持っていることで受験の際に優遇されやすくなります。

英検3級〜英検1級は、全て一次試験(筆記、リスニング)と二次試験(面接形式のスピーキングテスト)の試験内容で、階級が上がるにつれて試験時間が長くなり、問題の難易度も高くなります。

英検の合格資格を加点する高校は各県内にいくつかあるため、自分の志望校が該当するか確認しておくのがおすすめです。

英検の優遇は受験する高校が私立か公立かでも異なり、私立校では英検の加点がされることが多く、点数保証がある場合もありますが、公立高校では英検の優遇がない場合が多いので、しっかりと確認しておきましょう。

これから受験を控える受験生は、英語習得の加点について確認しながら高校受験の対策を始めてみてくださいね!

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