高校1年生が8月に大学受験に向けてやっておくべきこと

夏期講習

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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高校1年生の皆さん、大学受験を見据えた進路選択について重要なポイントを押さえておきましょう。高校1年の夏休み後は、自分が文系か理系かを決めるタイミングです。文系から理系への変更は可能ですが、理系から文系への変更はほとんどできません。

したがって、将来的に文理型を選ぶ際には慎重に考える必要があります。特に、看護系などの専門職を目指す場合、それは理系分野に属しますが、文系クラスに在籍していても進学が可能です。看護系を目指す生徒は、看護=理系と考えない方が効率的に受験を迎えることができます。このように、自分の興味や将来のキャリアに合わせて柔軟に選択肢を検討し、賢明な判断を行いましょう。

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進学する大学の方向性を大まかに決める

進学する大学の方向性を決める際には、自分の強みや弱点を把握することが非常に重要です。まずは、自分の学力、興味、情熱がある分野を明確にしましょう。例えば、科学や数学に強い場合は工学部や理学部などが適しているかもしれませんし、人と接することが得意ならば教育学部や社会学部が向いているかもしれません。

また、自分の性格や将来のキャリアプランも考慮に入れる必要があります。

キャリアセンターや教師からのアドバイスを受けたり、インターネットや図書館で関連する職業について調べたりすることも有効です。自分の強みを活かし、弱点をカバーできる学部を選ぶことで、大学生活と将来のキャリアの双方で成功する確率が高まります。

できれば、この夏休み中にさまざまな大学のオープンキャンパスに参加すると良いと思います。そして、多くの大学を見学することでその大学の雰囲気がわかると思います。学部や学科にとらわれず、少しでも気になった大学学部があれば、多少遠くても行くことをお勧めします。高校1年生はまだ時間があるので、色々な情報に触れましょう。しかし、夏休みが終われば文系・理系を決めないといけませんね。

夏休み中の基本的な学習計画を立てる

高校1年生が夏休み中に立てる学習計画は、大学受験に向けて段階的に構築することが重要です。まず、長期計画として、高校3年間の学習目標を設定し、1年ごとに達成すべき目標を明確にします。例えば、1年目に基礎学力の確固たる強化、2年目には応用力の向上、3年目には実践的な問題への対応力を高めるなどです。具体的には学年順位やクラス順位を何番以上、などと目標設定してもいいですね。

次に、中期計画では、学期ごとに具体的な学習内容を定めます。それぞれの学期の終わりには、自分の学力がどの程度向上したかを評価し、次の学期の計画に反映させます。特に苦手科目があるときは、学期ごと、テストごとに目標設定をすると良い結果がでます

短期計画では、1ヶ月ごとまたは定期テストごとに小さな目標を設け、それに向けた学習を進めます。この段階での計画は、特に定期テストの範囲に重点を置き、苦手分野を集中的に攻めるなどが考えられます。。例として、2学期期末試験までの2ヵ月で数学の数列分野の解放をマスターする、などです。

最後に、超短期計画として、1週間ごとの学習スケジュールを細かく立て、毎日の学習時間や週末の復習時間を確保します。この計画により、日々の学習の進捗を細かく管理し、計画通りに学習が進んでいるかを常にチェックすることができます。長期短期の場合は、英語の問題集P3-20を1週間で学習する、など問題集やテキストのページ数を考えていきます。

これらの計画を組み合わせることで、効率的かつ効果的に学習を進めることが可能となり、夏休みを最大限に活用して大学受験に向けての準備を行うことができます。

主要3科目(英国数)の基礎学力の強化

大学受験での英語、国語、数学の3科目は非常に重要です。これらは学問の基礎となるため、しっかりとした基礎知識がなければ応用問題に対応できません。成績向上には時間がかかり、これらの科目の学習は家を建てる際の土台作りに例えられます。土台がしっかりしていないと、上に築いた知識が崩れる恐れがあります。

特に英語の英単語、熟語の学習。国語の古文単語、古文法、漢文の句形。数学の正確な計算力に加え、基本例題を理解していること。これらを高校1年生の夏休みでは意識的に学習時間を増やしましょう。

英語の基礎学力強化

高校1年生が夏休みに英語の基礎学力を強化する際には、まず、基本的な文法と語彙の確認と復習から始めることが大切です。文法のルールをしっかりと理

解し、簡単な英文がスムーズに読めるようになることが目標です。また、日常的な会話表現を覚え、実際に使ってみることで、実用的な英語力を身につけましょう。

国語の基礎学力強化

国語の学力強化では、古典文法の基礎や漢字の読み書きを重点的に学習することが重要です。夏休みは、新たな漢字や熟語を覚える良い機会であり、毎日少しずつ練習することが効果的です。さらに、短い文章を読んで要旨をまとめる練習を行うことで、読解力を向上させることができます。

数学の基礎学力強化

数学では、公式の暗記だけでなく、その公式がどのように導かれるかの理解も求められます。夏休みには、特に一次方程式や基本的な図形の性質について復習し、それらを使った問題を解く練習を行うことが有効です。また、問題を解く際には、途中式を丁寧に書くことで、論理的な思考力を養うことができます。

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読書習慣の確立

高校生にとって読書習慣の確立は非常に重要です。読書は、単に知識を得る手段以上のものであり、思考力、表現力、想像力を養う基本的な活動です。特に、様々なジャンルの書籍を読むことで、幅広い視野を持ち、多角的な思考が可能になります。また、文学作品を読むことは、国語の試験で求められる読解力や論理的思考力の向上に直結します。さらに、歴史や科学、芸術など、自分の興味のある分野の本を読むことで、専門的な知識も深まります。

読書はまた、情報を処理する速度と正確さを高めるための訓練にもなります。本を読むことで得られる情報は、インターネットで得られる断片的な情報とは異なり、深い理解と長期記憶につながりやすいです。読書によって培われる集中力は、勉強はもちろん、将来的に仕事をする上でも非常に役立つスキルです。定期的に読書をすることは、精神的なリラクゼーションにもなり、ストレスの軽減にもつながります。したがって、高校生のうちに読書を習慣化することは、学業はもちろん、人生において豊かな経験を積むための土台を築くことになります。

高校2年生以降になると受験を意識したり、部活動でメインメンバーになるため、なかか落ち着いて読書をする時間がとれません。高校1年生のうちにしっかりと、読書習慣をつけ、知識だけでなく、語彙を増やしながら、思考力を鍛えると良いと思います。

英検の準2級に合格する、特に英語のリスニング力向上

高校1年生は2年生になる前に、英検準2級に最低合格することが重要です。英検の準2級に合格するためには、特に英語のリスニング力の向上が重要です。英検準2級では、日常的な会話や簡単なアナウンスを理解できるレベルの

リスニング能力が求められます。このレベルに到達するには、日々の学習でリスニング素材を繰り返し聞く練習が必要です。具体的には、英検の公式サイトや学習アプリを利用して、過去のリスニング問題に挑戦し、実際の試験形式に慣れることが効果的です。また、英語のニュースサイトやYouTubeチャンネルで英語の聞き取り練習を行うのもおすすめです。

さらに、リスニング力を高めるためには、英語を聞く際の注意点を理解することも大切です。英語の音声を聞く時は、単語単位で捉えるのではなく、フレーズや文脈を捉えるように心がけると良いでしょう。また、不明な単語があっても全体の意味を推測する練習をすることで、聞き取り能力が向上します。英検のリスニングでは、話者の意図や状況を正確に理解することが求められるため、日常から英語に触れる機会を増やし、多様な発音や表現に耳を慣らしておくことが合格への近道となります。

さらに大学受験までに英検2級を、理想をいえば英検準1級を合格しておくと、かなり大学受験で有利になります。まだ高校1年生なので、今から大学受験を意識した学習計画を立てておきましょう。

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