【推薦入試】大分県立芸術文化短期大学 情報コミュニケーション学科(小論文過去問題解説)

推薦入試

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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大分県立芸術文化短期大学 情報コミュニケーション学科の小論文対策

令和5年 一般推薦・特別推薦

問 以下の文章は、「地域における共生の考え方」について述べています。下線部の「共生
の思想」とはどういうことか説明しなさい。次にあなたが「共生の思想」に該当すると思う
身近な事例を1つ取り上げ、あなたの考えを述べなさい (800字以内)。

課題の要約文です。

共生概念が重要な時代において、人口減少や高齢化が進む中、福祉政策や地域政策において「共生型」「共生社会」が注目されている。社会的包摂も共生に近く、資源や労働力の制約から共生が必要とされている。外国人労働者の受け入れや自然災害への備えにおいても共生が課題となっており、公共と民間の協力が求められている。また、災害時や困難な状況において公依存からの脱却と共助の重要性が認識されており、公と民の枠を超えた「共」の原理が模索されている。地域資源の有効活用がテーマとなっている中、排他的な思考や仕組みが発展を妨げる一方で、共生の知恵も醸成されている。地方に根付いた共生の思想を広く浸透させ、時代に即した社会形成に貢献すべきとの認識が示されている。

出典:『地方の論理』小磯修二 (2020) 岩波書店

小論文過去問題解説

  1. 「共生の思想」とは何かを理解する
    • 共生の思想は、異なる背景や状況にある人々や社会が協力し、調和しながら共に生きるという理念です。文章では、人口減少や高齢化が進む現代において、多様な価値観を認め合い、相互に支え合う社会を形成するために共生が重要であると述べられています。これは、福祉政策や地域政策において「共生型」「共生社会」が取り上げられている背景とも関連しています。
  2. 身近な事例の選定
    • 身近な事例を選ぶ際には、自身が直面したり関与している状況や、社会でよく知られている出来事などを考えると良いでしょう。例えば、自分の地域でのコミュニティ活動や協力プロジェクト、異なる文化や価値観を持つ人々が協力している取り組みなどが考えられます。
  3. 事例の具体的な説明
    • 選んだ事例について、具体的な出来事や取り組み、参加者たちの役割などを詳細に説明します。共生の思想がどのように表れ、なぜそれが重要なのかを読者に理解させることが求められます。
  4. 自身の考えの表明
    • 選んだ事例に対して、なぜそれが共生の思想に該当するのか、またそれがどのように地域社会や個人にとって有益であると考えるのかを述べます。自身の経験や価値観を交えつつ、共生の思想が持つ意義や可能性について深く考察します。
  5. 簡潔な表現と構成
    • 800字以内という指定があるため、要点を明確に伝えるよう心がけましょう。文の構成は序論、事例の説明、自身の考え、結論など、論理的かつ簡潔に進めることが重要です。

共生の思想に関する理解と具体的な事例を結びつけ、自身の考えを的確に伝えるよう心がけましょう。

大分県立芸術文化短期大学の所在地・アクセス

所在地アクセス
大分県大分市上野丘東1-11JR「大分」駅下車、徒歩20分
JR「大分」駅前から大分バスで「上野」下車、徒歩4分

大分県立芸術文化短期大学のHPはこちら

大分県立芸術文化短期大学の入試傾向

大分県立芸術文化短期大学の入試傾向は、以下のような特徴があります。

入試傾向:

  1. 学力試験(一般教養、専門科目): 一般的に、短期大学の入試では学力試験が主要な要素となります。一般教養科目と専門科目が含まれ、これらの試験での成績が合否に影響します。
  2. 面接: 面接試験も行われることがあります。面接では学習意欲や志望動機、将来のキャリアについて質問されることが一般的です。

対策:

  1. 学力試験対策: 一般教養科目と専門科目の学力試験に対する対策が必要です。試験範囲を把握し、過去の問題集を解いて実力をつけましょう。特に専門科目は、学科によって異なるため、志望学科に合わせた対策が必要です。
  2. 面接対策: 面接では自己紹介や志望動機、学びたいことについて話す機会があります。自分の経歴や目標について考え、自信を持って伝えるための練習が重要です。模擬面接を受けてフィードバックを受けることも役立ちます。
  3. 資格取得: 大分県立芸術文化短期大学は芸術や文化に関連する専門的な教育を提供しています。関連する資格を取得することで、志望学科に対する熱意や専門知識をアピールできます。

大分県立芸術文化短期大学の募集コース

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入試情報はこちら

美術科(定員数:75人)

美術専攻(定員数:25人)

絵画、彫刻を中心に創作・表現について学びます。美術に関する基礎的な実技・理論及び教養を基盤とし、多岐にわたる現代美術の諸相に着実・柔軟な姿勢で対応し得る、創造性・人間性豊かな人材の育成を目指します。入学後に4分野(日本画・油彩画・ミクストメディア・彫刻)に分かれ、各専門分野について深く学びます。

デザイン専攻(定員数:50人)

デザインの基礎的な理論と造形実習を通して、新しい時代の要求に応じ得る、豊かな創造力と確かな計画性を持った人材の育成を目指します。入学後に4コース(ビジュアルデザイン・メディアデザイン・プロダクトデザイン・グラフィックアート)に分かれ、専門分野について深く学びます。

ビジュアルデザインコース

メディアデザインコース

プロダクトデザインコース

グラフィックアートコース

音楽科(定員数:65人)

全てのコースにおいて音楽基礎教育(音楽理論・ソルフェージュ・和声)をより深く学びます。
声楽・ピアノ・管弦打コースは、基礎教育をベースにした専門技術の向上を目指します。
音楽総合コースは、声楽・ピアノ・管弦打・指揮・理論・作曲の6分野から一つと、楽曲分析を組み合わせて総合的に音楽を学びます。

声楽コース

ピアノコース

管弦打コース

音楽総合コース

国際総合学科(定員数:100人)

国際コミュニケーションコース

英語・フランス語・中国語・韓国語のいずれかで実践的なコミュニケーション能力を高めます。

観光マネジメントコース

観光学関連や経営・マネジメントに関する科目など実践的な能力を身につけます。

現代キャリアコース

企業人に求められる実践的なスキルや企画力を身につけます。

情報コミュニケーション学科(定員数:100人)

心理スポーツコース

身近で役立つ「心理学」や、健康や体力を高める「スポーツ学」を学びます。

地域ビジネスコース

社会の変化と問題点(社会学)や、企業が必要としている能力やスキル、地域ビジネスを学びます。

情報メディアコース

PC・メディア機器の技能だけでなく、情報リテラシーや情報発信力を学びます。

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