2021年度埼玉県立大学 入試募集要項が発表になりました。
小論文で評定3.5から埼玉県立大学の特別入試(学校総合型選抜入試)の合格する方法
小論文・面接対策で戦略を立てれば、評定3.5でも逆転合格できます。
埼玉県越谷市にある埼玉県立大学は7月31日に、来年度の入試募集を発表しました。
今回は大学入試改革元年であるため、入試方法や名称が変わるとともに、コロナ禍で大きな混乱が予想されます。しかし、そんな多くのライバルが混乱している時ほど、基本に忠実にブレない対策をすることが大切です。
評定3.5からの大逆転は、ズバリ小論文で80%取ることです。
今回は、埼玉県立大学の推薦入試である特別推薦(学校推薦型選抜)で、どんな対策をしたら良いのかをお話をします。
そこには以下の記載があります。
特別選抜(学校推薦型選抜)において、学校長の推薦人数ですが、以下に該当する生徒は、特別に推薦人数の制限を受けないとのことです。
① 4月から出願時までの間に、児童養護施設、児童心理治療施設、児童自立支援施設、母子生活 支援施設若しくは婦人保護施設に入所若しくは通所し、又は自立援助ホーム、里親若しくはファミリーホー ムに委託されたことのある者
② 4月から出願時までの間に、生活保護世帯に属していたことのある者。
これは該当する受験生は、知っておきたい情報です。特に埼玉県内でさいたま市の大宮区や浦和区に住む生徒さんには朗報だと思います。
そして、学校総合型選抜の試験内容は、以下の通りです。
定員は各学科、選考の総定員のうち40%を占めます。
出願要件
次のいずれにも該当し、出身高等学校(特別支援学校高等部及び中等教育学校を含む。以下同じ)長が 責任をもって推薦できる者とします。
(1) 次の①、②、③のいずれかを満たし、かつ、2020年4月から2021年3月までに高等学校 を卒業した者又は卒業見込みの者
①埼玉県内の高等学校に在学する者
②同年4月1日以前から引き続き埼玉県内に住所を有する者※
③同年4月1日以前から引き続き埼玉県内に配偶者又は一親等の直系尊属が住所を有する者※ ※「埼玉県内に住所を有する者」については住民票に基づいて確認します。
(2) 合格した場合には、入学することを確約できる者
(3) 学業成績、人物ともに優秀で、かつ、志望学科の課程を学修する強い意志を有する者
(4) 出願時までの総科目全体の評定平均値が3.5以上の者
(5) 本学卒業後、埼玉県内において本学で修学した学科に関連する職業に従事する強い意志を有する者
出願時までの総科目全体の評定平均値が3.5以上が最低条件です。
試験日は、11月22日
学校総合型選抜の選抜方法 大学入学共通テストを免除し、小論文、面接及び調査書等の提出書類を総合的に判定して行います。 なお、面接試験においては、調査書等提出書類の記載内容から質問をします。
配点は、小論文70点、面接及び調査書等30点、合計100点です。
これらの情報をもとに考えると、小論文試験で80%の56点を取り、、面接及び調査書等でも70%の21点をとり、77点を取れば合格できます。通常これらの入試は65%程度取れば合格ラインに届くと思います。
プロの小論文添削指導を受けると最低でも60%以上取れ、私のこれまでの経験であれば80%取れます。一方、プロの指導を受けていない受験生は50%程度しか取れません。
つまり、小論文で80%取れれば、70点X0.8=56点普通の指導であれば’50%で、70点X0.5=35点
さらに、30点分の面接及び調査書等において、面接と調査書等の比率が1:1で15点ずつだとします。
評定5.0の生徒は満点の15点
評定3.5の生徒は10点だとします。
そして、面接対策もプロの指導を受ければ70%で30点X0.7=21点
大した戦略もなく、普通であればよくて50%で30点X0.5=15点
(面接が苦手であれば40%で30点X0.4=12点)
以上より、これらの加味すると
評定3.5だが、プロの指導を受けた場合 小論文(80%)56点+面接21点+評定3.5で10点=合計87点 小論文(70%)49点+面接21点+評定3.5で10点=合計80点
評定5.0だが、大して対策をしていない場合 小論文(50%)35点+面接15点+評定5.0で15点=合計65点
十分に逆転可能の戦略ですね。
通常は、全体で65%取れれば合格します。80点取れば余裕で合格ラインに行きます。
私の小論文添削指導では、これまで得点開示をすると70%以上は取れています