大きく偏差値を上げる受験生の夏休みの過ごし方

夏期講習

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
■小論文指導歴25年
これまでに指導した生徒は4000人以上、独自のSKYメソッドを考案で8割取る答案の作り方を指導。
スカイ予備校を高崎市内に開校し、2021年4月から、完全オンラインの大学受験予備校となり1年目から、国公立大学に27名の合格者を輩出。スカイ予備校の指導方針は、「大人になっても役に立つ勉強法の習得」です。「自分の人生は自分で切り拓く」教育をします
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8月に入り、受験生にとっては重要な夏休み真っ最中です。この時期、多くの学生が毎日長時間
勉強していますが、同時に不安や焦りも感じ始める頃でしょう。本記事では、効果的な夏休みの
過ごし方と学習戦略について解説します。

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2. 学習の基本:できることとできないことの把握

効果的な学習の第一歩は、自分の現状を正確に把握することです。これは単に「できる」「できな
い」を分類するだけでなく、各科目や単元における理解度を細かく分析することを意味します。

例えば、物理の場合、「運動方程式」という大きな単元の中でも、基本概念の理解、公式の適用、
複雑な問題への応用など、様々なレベルがあります。自分がどの段階でつまずいているのかを
明確にすることで、効率的な学習計画を立てることができます。

この作業は、特に夏休みから本格的に勉強を始める学生にとって重要です。自分の弱点を知る
ことで、限られた時間を最大限に活用できるからです。

3. 3ヶ月間の進捗を振り返る

既に勉強を始めている学生は、過去3ヶ月間の進捗を振り返ることが大切です。春頃に立てた目
標や計画に対して、どれだけ達成できたかを厳しく評価しましょう。

この振り返りの際、重要なのは楽観的になりすぎないことです。「なんとなく理解した」という感覚
ではなく、本当に理解し、応用できるレベルに達しているかを冷静に判断する必要があります。

もし進捗が思わしくない場合は、学習方法の見直しが必要かもしれません。ただし、ここでいう
「見直し」は単に使用する参考書を変えるといった表面的なものではありません。次のポイント
説明する「理解のハードル」を上げることが本質的な改善につながります。

4. 理解のハードルを上げる重要性

多くの学生が陥りがちな罠は、理解のハードルを低く設定しすぎることです。例えば、数列の公式
を覚え、基本的な問題が解けるようになっただけで「数列は完璧」と判断してしまうケースがあり
ます。

しかし、真の理解とは、公式の暗記や単純な適用にとどまりません。数列の場合、等差数列、等
比数列、階差数列の本質的な違い、シグマ記号の扱い方、漸化式と数学的帰納法の関連性な
ど、より深い理解が求められます。理解のハードルを上げることで、以下のような利点があります:

  1. 応用力の向上:見たことのない問題にも対応できる力が身につきます。
  2. 長期的な記憶の定着:深い理解は、試験後も長く記憶に残ります。
  3. 関連分野への波及効果:一つの分野の深い理解は、他の分野の学習にも良い影響を与
    えます。

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5. 深い理解を目指す:背景まで説明できるレベルへ

真の理解とは、他人に説明できるレベルに達することです。単に公式を暗記し、問題が解けるだ
けでなく、なぜその公式が成り立つのか、どのような背景や歴史があるのかまで理解し、説明で
きることを目指しましょう。


例えば、微分の場合、計算方法を知っているだけでなく、微分が持つ「変化率」という意味や、そ
れが現実世界でどのように応用されているかまで理解することが理想的です。
このレベルの理解を目指すことで、以下のような効果が期待できます:

  1. 柔軟な思考力の獲得:様々な角度から問題にアプローチできるようになります。
  2. 試験での優位性:難問や応用問題にも対応しやすくなります。
  3. 大学での学習への準備:より高度な内容を学ぶ際の基礎となります。

6. 時間管理と優先順位付け

深い理解を目指すと、必然的に時間がかかります。そのため、効率的な時間管理と適切な優先
順位付けが不可欠です。


ここで重要なのは、「受験に出るか出ないか」という基準だけで学習内容を判断しないことです。
特に7月の段階では、幅広い知識を身につけることに重点を置くべきです。なぜなら

  1. この時期に予想問題に絞るのはリスクが高い
  2. 幅広い知識は、予想外の問題にも対応する力になる
  3. 大学入学後の学習にも役立つ
    ただし、時間は有限です。全ての分野を完璧に理解することは現実的ではありません。そのた
    め、自分の志望校や目標に合わせて、重点的に取り組む分野と、基本的な理解で留める分野の
    バランスを取ることが大切です。

7. モチベーション維持とポジティブな姿勢

長期的な学習を続けるには、モチベーションの維持が欠かせません。そのためには、以下のよう
な工夫が効果的です。

  1. 小さな目標を設定し、達成感を味わう
  2. 学習の進捗を可視化する(例:学習記録をつける)
  3. 同じ目標を持つ仲間と励まし合う
    また、SNSやYouTubeのコメント欄などを活用し、自分の目標や決意を公言することも効果的で
    す。他人に宣言することで、自己責任感が高まり、モチベーション維持につながります。

8. まとめ:高みを目指して

受験勉強は長期戦です。7月から本格的に始める人も、既に取り組んでいる人も、この夏休みを
転機として、より高いレベルの学習を目指しましょう。

  1. 現状を正確に把握する
  2. 理解のハードルを上げる
  3. 深い理解を目指す
  4. 時間を効率的に管理する
  5. モチベーションを維持する

これらのポイントを意識しながら、自分なりの学習スタイルを確立していってください。受験はゴールではなく、その先の学問や人生の準備段階です。この過程で身につけた学習習慣や思考力は、きっと将来の糧となるはずです。

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