【推薦入試】鳥取大学 農学部 生命環境農学科(小論文過去問題解説)

推薦入試

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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鳥取大学 農学部 生命環境農学科の小論文対策

[令和5年度 学校推薦型選抜Ⅱ 90分]

問題 自然や歴史、文化等の地域資源を用いた様々な形態のツーリズムが世界各地て展開されている。それらのツーリズムに関連した地域資源について、自然科学的な観点から具体例を 挙げて説明するとともに、その地域資源を地域の活性化に用いるためにはどのようなことが必要なのかを考察し、800字以上1200字以内でその内容をまとめよ。

ポイント

出題の意図

自然科学に関する基礎知識およびそれらの活用方法に関する方策の記述を通して社会科学や地域貢献活動への知識・理解を問うとともに自らの思考を表現する能力を確認する。

<鳥取大学の公開内容からの引用>

小論文過去問題解説

  1. 問題の理解:
    • 問題文を十分に理解し、中心テーマが「自然や歴史、文化の地域資源を用いたツーリズム」であることを確認します。
  2. 自然科学的な観点からの具体例:
    • 自然科学的な視点からの例を考えます。地質学、生態学、気象学などが関連する可能性があります。
    • 具体的な地域資源の例を挙げ、それがなぜツーリズムに結びついているのかを説明します。例えば、地質的にユニークな地形、生態系の特異性、気象条件などが挙げられます。
  3. 地域資源の地域活性化への利用:
    • 地域資源を活かして地域を活性化させるためにはどのような取り組みが必要かを考えます。
    • 持続可能な観光、地元コミュニティの参加、教育と啓発などがポイントになります。
    • 具体的な事例や取り組みを挙げ、それが成功する要因や課題に触れます。
  4. 構成:
    • エッセイの構成を考えます。導入、具体例の紹介、考察、結論の順でまとめることが一般的です。
    • 各セクションで明確な主題文を設定し、段落ごとにまとまったアイディアを提示します。
  5. 文体と表現:
    • 専門的な用語を適切に使用し、文章を明確かつ魅力的に構築します。
    • なるべく冗長な表現を避け、要点を的確に伝えることに注意します。
  6. 例の選定:
    • 具体例を選ぶ際には、興味深く、多くの読者が知っているか理解しやすいものを選びます。
    • 地域資源の多様性を示すために、異なる領域や国の例を挙げることも検討します。
  7. 論理的な展開:
    • アイディアや事例を論理的に結びつけ、読み手に分かりやすい流れを作ります。
    • 各段落の結びつきを確認し、段階的に議論を進めます。

鳥取大学の所在地・アクセス

所在地アクセス
鳥取キャンパス
鳥取県鳥取市湖山町南4-101
JR山陰本線「鳥取大学前」駅下車、徒歩3分
米子キャンパス
鳥取県米子市西町86
JR山陰本線「米子」駅下車、徒歩約15分

鳥取大学】のHPはこちら

鳥取大学の入試傾向

鳥取大学の入試傾向は、以下のような特徴があります。

一般的な入試傾向:

  • 鳥取大学は学部によって入試の方式が異なり、学部ごとに専門的な科目が出題されることがあります。入試の詳細な情報は鳥取大学の公式ウェブサイトや入試要項を確認することが必要です。
  • 入試の時間や試験日程は年度ごとに変わることがあるため、公式情報を確認し、スケジュールを把握しましょう。
  • 鳥取大学の小論文入試は、学部や学科によって異なるテーマや問題設定が用意されることが一般的です。入試の公式情報や過去の問題を確認しましょう。小論文は、一般的に特定のテーマに関する意見や主張を論じるもので、論理的思考と表現力が評価されます。

一般的な入試科目:

  • 一般的に、鳥取大学の入試は次のような科目が出題されます。
    1. 共通テスト: 学問領域に関する共通科目(国語、英語、数学、理科、社会など)が含まれることがあります。
    2. 専門科目: 各学部や学科に応じて、その学部や学科の特性に合致する専門科目が出題されます。たとえば、理系学部では物理、化学、生物などが出題されることがあります。

出題形式:

  • 出題形式は学部や学科によって異なり、共通テストと専門科目においても選択肢形式の問題や記述問題が出題されることがあります。出題形式に慣れることが大切です。

鳥取大学の募集コース

募集要項はこちら

入試情報はこちら

地域学部(定員数:170人)

地域学科(定員数:170人)

地域の公共的課題の探究に関わる自然・社会・文化に関する幅広い知識を修得し、または実践的アプローチを通じて地域に生起するさまざまな諸問題を的確にとらえる深い探究心と、その解決のための論理的思考力、批判的判断力、創造的表現力や他者とのコミュニケーション力などを身につける。地域社会の再生・発展に高い倫理観と責任感を持って貢献できる人材を育成する。次の3コースにおいて専門性を深め、方法論を修得する。

地域創造コース(定員数:60人)

地域創造コースでは、地域の現在および将来の課題に対し、積極的かつ主体的に取り組み、人びとの生活や産業など地域社会を支え、地域創造に資するキーパーソンとなり得る人材を育成する。学修を明確化するため、コミュニティマネジメント、ソーシャルビジネス、政策科学の3プログラムを置く。

人間形成コース(定員数:55人)

人間形成コースでは、人間形成に関わる諸理論と実践を学び、学校教育を含む生涯にわたる人間形成(生涯発達)の立場から、地域と教育の関係を再構築し、地域の人づくりを支えるキーパーソンを育成する。小学校・幼稚園・特別支援学校教諭免許と保育士資格の取得が可能。学修を明確化するため、発達福祉、学習デザイン、地域と教育の3プログラムを置く。

国際地域文化コース(定員数:55人)

国際地域文化コースでは、さまざまな文化の関係性と、それが生活において持つ意味を理解して、日本を含む世界のさまざまな地域で、異質なものを相互に認め合いながら、「一人ひとりの生活と生の充実」「つながりの創出」を実現するために必要な知識や技法、言語能力や現地感覚・現場感覚を身につけた人材を育成する。学修を明確化するため、日本の歴史と文化、グローバルな文化と地域、創造性とコミュニティの3プログラムを置く。

医学部(定員数:240人)

医学科(定員数:80人)

医学科は、高い倫理観と豊かな人間性を備え、地域特性に合わせた医療の実践や最先端の医学を創造できる医師の養成を教育目標としている。
解剖学、生理学、病理学、感染制御学、社会医学、医学教育学、ゲノム再生医学、病態解析医学、統合内科医学、器官制御外科学、感覚運動医学、脳神経医科学、地域医療学、臨床感染症学の14講座がある。

生命科学科(定員数:40人)

生命科学科では、医学的な基礎知識を持ったバイオサイエンティストの養成を目指す。一般的な基礎医学を学んだ上で、生命の仕組みを、遺伝子の発現とその制御、生体分子間・細胞間の相互作用といった観点から理解する。さらに、より高次な生体機能としての免疫機能と神経機能を基本に置いて、生命の仕組みの解析に役立つバイオテクノロジーの習得と、医学的な考え方を学ぶ。分子細胞生物学、染色体医工学、機能形態学の3講座がある。

保健学科(定員数:120人)

看護学専攻(定員数:80人)

看護学専攻では、豊かな人間性と幅広い教養を身につけながら、医療のなかでの看護の独自性と協調性を学び、実践的な専門知識と技能を習得する。
基礎看護学、成人・老人看護学、母性・小児家族看護学、地域・精神看護学の4講座がある。

検査技術科学専攻(定員数:40人)

検査技術科学専攻では、現代医学を支える医療チームの一員にふさわしい人格と教養を身につけながら、論理的・開発的な能力を習得する。主に臨床検査技術学を学ぶ。生体制御学、病態検査学の2講座がある。

工学部(定員数:450人)

「未来の工学、わかる工学、役立つ工学」という3つの工学(広学)に関わるコンセプトをもとに、工学部の主要な研究分野を担う教員の教育組織を生かして、工学の基礎から周辺専門分野の幅広い知識と工学的スキルを体系的に教育できる4学科を設置している。
各学科には、社会ニーズに柔軟に対応できる高度専門教育用の17種類の教育プログラムを設定し、進学希望者に対してより広い選択肢を提供する。
また、工学部附属5センターと連携した実践的工学教育を通じて、工学的諸問題に対して広学的技術を駆使して解決できる人材養成の教育を推進する。

機械物理系学科(定員数:115人)

機械物理系学科では、ものづくりを支える機械工学と、ものの原理・仕組みを考究する物理工学を学ぶ。いずれも製造業の基盤をなす重要な分野である。機械工学や物理工学を修得し、ロボティクス、航空宇宙工学、医工学など最先端技術のハード・ソフトの両方の分野にも応用できる能力を有する人材を育成する。

電気情報系学科(定員数:125人)

電気情報系学科では、多様化する高度情報社会を支えるハードウェア技術である電気電子工学と、ソフトウェア技術である情報工学の両方の幅広い知識と技術を身につける。基礎からしっかり学べる系統的なカリキュラムにより、ハードとソフトの両面に精通し、情報社会の豊かな発展に寄与できる人材を育成する。

化学バイオ系学科(定員数:100人)

化学バイオ系学科では、化学工業、薬品製造、食品製造、臨床検査などにおいて重要な分野である化学とバイオテクノロジーに関わる生命科学を学ぶ。化学ならびに生命科学を基盤とする幅広い知識とプログラム別の専門知識を修得し、化学・医薬品・食品・エネルギーなどの産業と環境問題の解決、医工連携を通じて健康増進や医療に貢献する材料や製品の創製に応用できる能力を有する人材を育成する。

社会システム土木系学科(定員数:110人)

社会システム土木系学科では、生活や社会経済の営みに関わる社会システム工学と、社会基盤や防災に関わる土木工学を学ぶ。いずれも安全安心な社会構築において重要な分野である。国土と地域社会の計画・建設・管理に必要なハード・ソフトの幅広い知識と応用力を有し、自然と調和した持続可能な社会の構築に貢献できる人材を育成する。

農学部(定員数:255人)

生命環境農学科(定員数:220人)

 生命環境農学科では、地域規模から地球規模までの広範な課題に対応できる学際的かつ総合的な視野を有し、乾燥地などにおける環境問題の解決、農林業を通じて培われた地域資源の保全管理、有用生物資源の発掘と利活用による食料生産の推進、生命現象の解明とその応用を通じて人類の生存や生活改善に貢献する人材の育成を目指す。1年次に共通科目で基礎を学び、2年次より以下の4コースに分属して専門性を高める。
・国際乾燥地農学コースでは、乾燥地を中心とした海外諸地域の環境問題や農業問題の本質を理解し、それらの地域における環境保全や農業農村開発に貢献できる人材を育成する。
・里地里山環境管理学コースでは、人びとの営みが地域の資源・環境に及ぼす影響を自然科学と社会科学の広い視野から理解し、里地里山の持続可能な保全・利用に貢献できる人材を育成する。
・植物菌類生産科学コースでは、新たに開発する生物資源とニホンナシやキノコなど、鳥取県の特産である既存の生物資源を生産し、高度に活用できる人材を育成する。
・農芸化学コースでは、生物資源の有効利用ならびに食品の栄養評価・機能性について体系的な知識と技術を有する人材を育成する。

共同獣医学科(定員数:35人)

共同獣医学科では、人と動物との共生を目指し、「動物と社会のつながり」「動物と人の健康・福祉」をキーワードに、動物の健康だけでなく、あらゆる命の専門家の育成を目指す。
6年間教育課程を通じ、日本だけでなく国際社会をリードする者に不可欠な教養教育を基盤に、総合的・実践的かつ高度な獣医学教育を鳥取大と岐阜大の教員が展開する。
鳥取大で授業を実施する科目、学生が一方の大学に移動・集合して受講する科目、遠隔教育システムや移動により岐阜大教員が授業を実施する科目を履修する。卒業時は両大学学長連名の学位記が授与される。

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