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静岡大学教育学部・学校教育教員養成課程の概要
静岡大学教育学部・学校教育教員養成課程
【育てる人間像】
豊かな人間性と幅広く深い教養を基礎として、教育に関する専門的知識を踏まえた実践的指導力を身につけるとともに、変化の激しい時代の中で新たに生ずる教育課題の対応に向けて主体的に学び続け、他者と協働的に課題の解決に取り組むことのできる教員を育成します。
【目指す教育】
教育に関する理論に基づく学究活動と実践的な体験活動を通して、教職に対する強い情熱を持つとともに、教員に必要な専門的知識や技能、様々な教育課題に対応できる問題解決力や創造力等を身につけることができる教育を行います。
【求める学生像】
教育問題や教育活動に関心が高く、教職への適性・志向性をもつとともに、教員として必要となる基礎的な知識や技能、新しい課題を解決するための思考力・判断力・表現力、および他者と協働的に課題に取り組むことを可能にするコミュニケーション力等を備えた人の入学を期待します。
【大学入学までに身につけておくべき教科・科目等】
教育学部が行う入学者選抜試験は、受験者が上記の「求める学生像」を満たす人であるかどうか、入学後に学習を進めていくために必要な力を有するかどうかをはかるものです。志願者は、志望する専攻・専修に課されている試験の科目について、幅広く学習を進めるだけでなく、日頃から教育問題や教育活動に関心をもっておくことが望まれます。
【入学者選抜の基本方針】
豊かな人間性と幅広く深い教養を基礎として、教育に関する専門的知識を踏まえた実践的指導力を身につけるとともに、変化の激しい時代の中で新たに生ずる教育課題の対応に向けて主体的に学び続け、他者と協働的に課題の解決に取り組むことのできる教員の育成を目指し、そのために必要となる能力・学力・適性等を、各試験において判断します。
記事の監修者：五十嵐弓益（いがらし ゆみます）
【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
■小論文指導歴25年
これまでに指導した生徒は4000人以上、独自のSKYメソッドを考案で８割取る答案の作り方を指導。
スカイ予備校を高崎市内に開校し、２０２１年４月から、完全オンラインの大学受験予備校となり１年目から、国公立大学に２７名の合格者を輩出。スカイ予備校の指導方針は、「大人になっても役に立つ勉強法の習得」です。「自分の人生は自分で切り拓く」教育をします
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前期 静岡大学教育学部・学校教育教員養成課程
＊2021年より小論文を実施。
2022年 40分 B判解答用紙枠内 150点/1350点（課、資）
[文章・資料] 文章資料1、資料2=（出典）「外国につながる子どもの理解と支援」(「インクルーシブ教育時代の教員をめざすための特別支援教育入門」萌文書林)
【問1】 今後も、資料1のような傾向が続くとしたら、学校教育はどのように変わっていくのが望ましいだろうか。あなたの考えを具体的に述べなさい。(横17.7cmx15の解答欄)
【問2】 今、学校現場では資料2のM君のようなケースが見られる。あなたのクラスに日本語指導が必要な児童生徒が在籍した場合、教師としてどのような対応や配慮を行うか。考えを述べなさい。(横17.7cm×15行の解答欄)
2021年 40分 B4解答用紙枠内 150点/1350点（課、資）
[資料] 資料1=（出典）『小中学生版「環境にやさしいライフスタイル実態調査」』(環境省,2004年)グラフ、資料2
【問】 あなたは、小学校第5学年30人のクラスの担任である。あなたのクラスの子どもには、資料1と同様の環境問題に対する考え方の実態や、資料2のような環境問題に対する典型的な思いや行動が見られる。このようなあなたのクラスの子どもに、どのような力を育てていくことが重要と考えるか、さらに、その理由はなぜかについて、あなたの考えを述べなさい。その際、具体的に、どのようにその力を育てていくかを含めなさい。解答では、資料1と資料2から読み取れることを示しながら述べなさい。(横20.3cm×30行の解答櫚)
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静岡大学教育学部・学校教育教員養成課程への志望理由書や面接対策として理解を深めておくと良い事柄など
静岡大学教育学部・学校教育教員養成課程への志望理由書や面接対策においては、以下のポイントを考慮することが重要です。
志望理由書:
- 教育者としての志望動機を具体的に説明する:
- なぜ教育者になりたいのか、その背景や理由を詳しく説明します。子どもや生徒との関わり、教育の中で実現したい理念などを述べましょう。
- 学校教育教員養成課程の特徴と自身の目標との関連性を示す:
- 静岡大学の教育学部で提供される養成課程の特徴やプログラムについて調査し、それが自分の教育者としての目標や志向にどのように合致するかを具体的に示します。
- 教育への関心や経験をアピールする:
- 教育に関する研究、ボランティア活動、実習経験など、これまでの教育に関する経験や関心を具体的に挙げ、それがなぜ教育者としての道を進む原動力となっているかを示します。
- 自己分析と成長への意欲を強調する:
- 自分の長所や短所について自己分析を行い、これをどのように克服し、教育者としてのスキルや資質を向上させていくかを示します。
- 学習環境への適応力と協力力:
- 学校教育教員養成課程ではさまざまな状況に適応し、協力して成果を上げることが求められます。これまでの経験や困難を通じて培った適応力や協力力をアピールします。
面接対策:
- 自己紹介と教育者としての志望動機を明確にする:
- 簡潔かつ明確に自己紹介を行い、なぜ教育者になりたいのかを強調します。これは志望理由書で触れた内容と整合性があるようにします。
- 教育に関する経験や活動について詳しく語る:
- 過去の教育に関する経験や実績について、具体的な説明を行います。教育的な課題にどのように対処したか、生徒との関わりで得た学びなどを挙げましょう。
- 学校教育教員養成課程への理解と関心を示す:
- 静岡大学の学校教育教員養成課程についての理解と関心を示し、具体的なプログラムや取り組みについて質問された場合には具体的な回答を用意します。
- 子どもや生徒との関わりについての質問に備える:
- 子どもや生徒との関わり方や教育の中での工夫についての質問に備え、自分の理念やアプローチを具体的に説明します。
- 教育における倫理観や価値観を明確にする:
- 教育者としての倫理観や価値観について問われた場合、自分の立場や信念を明確にし、それがなぜ教育において重要なのかを説明します。
これらのポイントを考慮して、自分の熱意や適性を伝えることができる志望理由書や面接対策を行いましょう。
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まとめ
過去問題における傾向を把握しながらも、それらの問題と関係性の深い事柄についても調べるのが良いでしょう。また、出題の題材として、一見、全く違う分野の問題だと思えるような題材が取り上げられることにも気づいたのではないでしょうか？ 他分野のことがらに関しても見聞を広げるのはもちろん意義がありますが、それよりも、共通のテーマや意味合いを見つけることに意識を注ぎましょう。「抽象度を上げて、応用する」という感覚です。志望の学部や学科が扱う分野に関わりの深いテーマはもちろん、時事情報なども関連させて考えを深めるとより良いでしょう。
