記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)
【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
■小論文指導歴25年
これまでに指導した生徒は4000人以上、独自のSKYメソッドを考案で8割取る答案の作り方を指導。
スカイ予備校を高崎市内に開校し、2021年4月から、完全オンラインの大学受験予備校となり1年目から、国公立大学に27名の合格者を輩出。スカイ予備校の指導方針は、「大人になっても役に立つ勉強法の習得」です。「自分の人生は自分で切り拓く」教育をします
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1.総合型選抜入試とは?
総合型選抜入試は、従来の筆記試験の成績だけでなく、学生の個性や多様な能力を総合的に評価する入試方式です。学業成績、小論文、面接、さらには学校推薦による活動実績や特技など、幅広い要素が評価の対象となります。この方式は、学生一人ひとりの特性や可能性を重視し、多角的な視点からの評価を可能にすることで、より多様な才能を持つ学生の受け入れを目指しています。経営学部をはじめとする多くの学部で採用されており、学生は自己の強みや興味を活かしたアピールが求められます。
2.経営学部志望者が押さえるべきポイント
経営学部を目指す学生にとって、評価される能力や特性にはいくつかの共通点があります。まず、問題解決能力は必須です。経営学は企業や組織が直面する様々な課題に対する解決策を見出す学問ですから、論理的思考能力と創造性が重視されます。
次に、コミュニケーション能力も欠かせません。チームでのプロジェクトやプレゼンテーションが多いため、他者と効果的に意見を交わし、共同作業ができることが求められます。最後に、リーダーシップと起業家精神も重要なポイントです。自ら新たなアイデアを生み出し、それを実現するための行動力が評価されます。
3.アピールできる活動の種類
総合型選抜入試では、学業成績を超えた学生の個性や総合的な能力が重要な評価ポイントとなります。特に経営学部を目指す学生にとって、以下のような活動は強力なアピール材料になり得ます。
1.ボランティア活動やインターンシップ
ボランティア活動やインターンシップでは、実際に社会に貢献する体験や、企業での実務経験を通じて、問題解決能力やコミュニケーション能力を磨きます。例えば、地域のイベントの企画運営に関わるボランティア活動や、スタートアップ企業でのインターンシップは、実践的な経験として高く評価されます。
2.学外セミナーやワークショップの参加
学外セミナーやワークショップへの参加は、経営学の最新トレンドや理論を学び、自己の知識を深める絶好の機会です。特に、産業界のリーダーや専門家が講演するセミナーに参加することで、専門性の高い知見を得ることができ、学問への深い関心をアピールできます。
3.学校外のプロジェクトやビジネスコンテストへの参加
学校外のプロジェクトやビジネスコンテストへの参加では、自らが考えたビジネスプランを実現させるプロセスを経験することができます。例えば、ビジネスアイデアコンテストへの出場や、社会問題を解決するためのプロジェクト実施は、創造性、実行力、リーダーシップの証明となり、経営学部入試において強いアピールポイントになります。
これらの活動を通じて、学生は自らの能力を証明するとともに、経営学部で学ぶべき理由と自己の興味・情熱を示すことができます。
4.難易度別 活動事例4選紹介
①探求活動で経営に関して探求する(難易度低)
経営学の基礎から応用まで、自らの関心に基づいて独学またはグループで深く探求する活動です。例えば、地元企業の成功事例や失敗事例を分析し、その理由を探ることが挙げられます。この活動のメリットは、専門知識の習得とともに、批判的思考能力や分析力を高めることができる点です。何を学び、どのように考えを深めたかを明確にすることが重要です。
②企業のインターンを行う(難易度普通)
特定の企業でインターンシップに参加し、実際のビジネスプロセスや経営戦略を学びます。この活動を通じて、問題解決能力やコミュニケーション能力など、実践的なスキルを身につけることができます。インターン中に直面した課題や、そこから学んだレッスンを具体的に述べることがポイントです。
③ビジネスコンテストに出場する(難易度やや高め)
ビジネスプランのコンペティションやアイデアコンテストにチームで参加し、新たなビジネスモデルを提案します。この過程で、チームワーク、プレゼンテーションスキル、創造性を磨くことができます。コンテストでの経験がどのように自己成長に繋がったか、その過程と結果の意義を深く反映させることが大切です。
④実際に起業する(難易度高)
自分のビジネスアイデアを実現するために、スタートアップを立ち上げます。最も高い難易度ですが、実践を通じて学ぶことは計り知れません。リーダーシップ、リスク管理、マーケティング戦略など、経営に必要な多岐にわたるスキルを実際に体験します。成功体験だけでなく、直面した困難や失敗から得た教訓を共有することが、非常に価値のあるアピールになります。 いずれの活動も、実際に行ったこと自体が重要なのではなく、そこから何を学び、どのように自己成長につなげたかを深く考察し、表現することが入試での大きなアピールポイントとなります。
4. 活動をサポートしてもらうには?
これらの活動を行う上で、専門的なサポートがあると非常に有利です。総合型選抜入試に特化した塾、例えば総合型指導専門塾スカイ予備校は、こうした活動の計画から実行、自己PRの作成に至るまで、幅広いサポートを提供しています。専門塾に入ることで、経営学部入試に特化した指導を受け、効率的に準備を進めることが可能です。 これらの段階を踏まえることで、経営学部志望の学生は総合型選抜入試において、自身の強みと魅力を最大限にアピールすることができるでしょう。