医学部は何年通うの?最短ルートからその後のキャリアまで徹底解説

大学入試

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
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はじめに:医学部進学を考えるあなたへ

医学部進学を考えたとき、最も気になることの一つが「何年通えば医師になれるのか?」という点でしょう。この記事では、医学部の修業年限からその後のステップ、卒業後のキャリアまでをわかりやすく解説します。

医学部は何年制?基本は6年制

日本の医学部は6年制で構成されています。ほとんどの国公立・私立大学がこの制度を採用しており、これは法律でも定められています。4年制の医学部は現在の日本には存在しません。

医学部の6年間の流れ

医学部のカリキュラムは以下のように段階的に構成されています:
・ 1〜2年次:基礎医学の学習
・ 3〜4年次:臨床医学の学習
・ 5〜6年次:臨床実習(ポリクリ)
この流れを経て、卒業時には医師国家試験の受験資格が得られます。

医師国家試験とその合格後

医学部卒業後に受験する医師国家試験に合格することで、晴れて「医師免許」が取得できます。

初期臨床研修(2年間)が義務化

医師免許取得後、2年間の初期臨床研修(いわゆる研修医)が義務付けられています。この期間で実際の医療現場で実務経験を積み、診療能力を高めていきます。

医師になるまでの最短年数は?

以下が最短ルートの流れです

    ステップ 年数  年齢(ストレートの場合)
医学部入学18歳
医学部6年制の修了6年24歳
医師国家試験合格24歳(試験は年1回)
初期臨床研修(研修医)2年26歳

つまり、最短で26歳から一人前の医師として本格的に働き始めることができるという計算になります。

実際はどうなの?留年や浪人の影響

現実には、浪人や留年、大学編入などの事情により、26歳よりも遅れて医師になるケースも多くあります。実際に卒業年齢の中央値は25〜27歳前後とされており、それでも医師としてのキャリアは長く続くため、大きな遅れにはなりません。

医師になるには長い道のり。でもその価値はある

医師になるには、最低でも8年間(大学6年+研修2年)の時間が必要です。この道のりは決して短くはありませんが、その分だけ社会的信頼も高く、やりがいのある職業です。

まとめ:医学部は6年+α。早めの情報収集と計画を

・医学部は6年制で、卒業後は国家試験と初期研修が必要
・ 最短でも医師になるまで8年
・ 留年や浪人での年齢差は問題なし
・入念な準備と情報収集が成功のカギ

よくある質問(FAQ)

Q:医学部は他学部よりも授業が多いの?

A:はい。一般的な大学の倍近い授業数があるため、忙しさはトップクラスです。

Q:学士編入すれば短縮できる?

A:一部の大学で「学士編入制度」がありますが、修業年限自体は原則6年間です。

Q:研修医は給料をもらえる?

A:はい。月額30万円〜50万円ほどの給与が支給されるのが一般的です。

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