AO入試から総合型選抜へ名前が変わりさらに複雑化する大学入試にむけて

AO入試と学校推薦入試の戦略大学受験
AO入試と学校推薦入試

みなさん、こんにちは。最短合格オンラインのスカイ予備校の校長の五十嵐です。

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AO入試とは

本日は大学の推薦入試の話をしたいと思います。数年前から大学の推薦入試の名前わかりました。多くの皆さんはAO入試と言う言葉を聞いたことがありますか?現在はこのAO入試と言う言葉はもう 正式な受験の言葉として正しくない用語となっています。 現在の大学入試の推薦は指定校推薦と 公募推薦が一般的です。そして公募推薦の中には1 総合型推薦入試(旧AO入試) 2学校型推薦入試の2種類があります.

AO入試から総合型選抜入試になり変わったこと

推薦入試(旧AO入試) の特徴は、学校の成績(評定)がほとんど関係ないと言うことです。AOとはアドミッションポリシーの ことであり、いかに大学に行きたいかをアピールすると言うことを 目指した伝えるといえます。この 総合型入試では試験科目として小論文の他に面接が重要視されています。面接は単に個別的な面接から始まり、中にはグループ面接のようなものも入ってきます。さらには自分でこれまで調べたことなどの資料を使った発表会(プレゼンテーション)なども入試として行われています。

入試の時期で戦略が変わる

大学入試は年々複雑になってきており、特に私立大学の中ではこのAO入試を非常に重視している学校もあります。 そして1番最大の特徴として挙げられるのが入試の時期です。この 総合型推薦入試(旧AO入試)は、試験時期が早ければ7月から行われます。国公立大学ではあっても9月から始まり10月下旬には入試の発表が行われるところもあります。この総合型推薦入試で合格が決まれば、11月には合格を手にすることができます。

推薦入試で失敗する受験生の共通点

このように学校の成績があまり関係ないことや合格が早く決まることから、多くの受験生はこの総合型推薦(AO入試)に力を入れ、 早く合格を決めたいと言う気持ちになります。 しかし注意すべき点があります。 このように考えると大学入試は夏休みぐらいから始まっており、総合型推薦(9回大入試)から始まり、それが不合格であっても1、2ヶ月後に行われる 学校型推薦入試出願することができます。 これらは 国公立大学の場合11月下旬 に実施され、12月上旬に合否が決まります。

総合型選抜入試(AO入試)の準備は、思った以上に大変!

ここまでで 話したことを考えると、夏休みは気から様々な入試の準備をしなくてはいけません。推薦入試の総合型選抜(9英語入試は」純粋な小論文や面接だけでなく、自分が高校生になってから参加したボランティアや校外活動の内容をまとめなくてはいけないため、 準備に非常に時間がかかります。大学によっては大きな模造紙にポスターとして資料を書きそれらを発表することも必須となります。私がこれまでに教えてきた生徒の中では、 私が大学の教育学部のようにポスターで発表することなどが必須の大学もありました。 受験生やその保護者の立場から考えれば、1回でも入試のチャンスがあればぜひともチャレンジしたいと言う気持ちはあると思います。しかしこれらの入試はすべて求められるものが違うため非常に準備するのに時間がかかり、小論文の勉強や面接の勉強だけでなく、2つの推薦入試が不合格だったときのために一般入試の 受験勉強もしなければなりません。

3回の入試はチャンスとは言えない

そうなると自分の受験戦略でどこに力を入れ、どの入試をしっかりと準備するかと言う戦略が非常に大事になってきます。私がお勧めする方法は、3回の受験機会 をしっかりと準備し、無駄な勉強や準備をしない ことが重要になります。

AO入試の受験戦略は受験生と保護者で考えるしかない現状

夏や秋にある1回目の総合型選抜(旧AO入試))、 2回目に11月末にある学校型 選抜試験、そして1月中旬から始まる一般入試(共通テスト対策)までしっかりと計画を立てる必要があると思います。このように受験計画はプロの私から見るとこの時期にこのことをやる、と言うことが明確ですが、受験生やその保護者からすると受験システムが非常に複雑であり、どの直に何をやるべきかが分からなくなり、選択と集中できず、大学や様々な情報に振り回されてしまうケースが多々あります。

捨てる情報と価値ある情報の選別

昔は推薦入試がこれほど複雑ではなかったため、毎日一生懸命勉強して偏差値を上げていけばよかった時代もありました。しかし今はAO入試が盛んになり、 さらにチャンスが増えたのは、良いことですが、 情報が多すぎるためやるべきことが絞られないと言う現状もあります。

スカイ予備校は、「戦略コーチ」が伴走

受験生は自分の進路が決まる非常に重要な選択を短期間でしなくてはいけません。やるべきことをしっかりと明確にすることが重要です。自分の受験戦略や保護者の方から見て子供の受験戦略がどうしていいのかわからない場合は、お気軽にご相談ください。志望校が決まってなくても行きたい学部がある程度定まっていれば、何かしらアドバイスをすることができます。

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