共通テストの古文で高得点をとるためにやるべきこと~第10回 共通テスト実践編~ 

大学受験

「共通テストの古文で高得点をとるためにやるべきこと」(全10回)の第10回は、共通テスト実践編について書きたいと思います。

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
■小論文指導歴25年
これまでに指導した生徒は4000人以上、独自のSKYメソッドを考案で8割取る答案の作り方を指導。
スカイ予備校を高崎市内に開校し、2021年4月から、完全オンラインの大学受験予備校となり1年目から、国公立大学に27名の合格者を輩出。スカイ予備校の指導方針は、「大人になっても役に立つ勉強法の習得」です。「自分の人生は自分で切り拓く」教育をします
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第10回 共通テスト実践編

いよいよ、古文記事の最終回となりました。共通テストの攻略法について、簡単に書いていきたいと思います。

①文章を読む

 当たり前ですが、まずは文章を読解しないことには始まりません。以下の3つの手順をベースにしましょう。

1、リード文をよく読む

2、登場人物をおさえる(人物関係図があれば参考にする)

3、軽重をつけて読む

3の「軽重をつけてよむ」ことができれば、時間短縮につながります。古文の読解は、品詞分解→直訳→現代語訳という流れが基本ですが、直訳と現代語訳の間には、「適宜ことばを補う」という大きなハードルが存在します。これをせずに直訳で止めてしまうのが「軽い読み」、労力をかけて現代語訳までしてしまうのが「重い読み」です。全文を「重い読み」で読解すれば高得点は確実ですが、時間制限があるなかで、そんな悠長なことはしてられません。「軽い読み」と「重い読み」とを使い分けることが肝要です。傍線部や設問に関わる箇所は「重い読み」で、それ以外の箇所は「軽い読み」で処理するのが一般的です。そうした見極めも、普段から意識するとよいでしょう。

②設問を解く

 「どういうことか」「なぜか」「どのような心情か」など、問いぶりは様々ですが、原則文章中のどこかを現代語訳すれば解けるようにはなっています。すなわち、該当箇所を「重い読み」で処理してしまえばよいのです。

 そしてそれをもとに、選択肢を吟味します。主な見極めポイントは以下の4つです。

1、解答の中心要素がはいっているか

2、主語はあっているか

3、目的語はあっているか

4、重要古語の意味はあっているか

③新しい形式の設問を解く

 共通テストから新たに加わった問題は、「思考力・判断力・表現力」を問うことを目的にしています。本文をもとにした生徒の話し合いや、本文と関連する資料と本文との読み比べなど、出題形式は多種多様です。本文を「重い読み」で処理しただけではすまないこともあり、現代語訳をベースとして無理のない範囲で発展的に考えられる内容を答えるケースが散見されます。問題演習をするなかで、どのような飛躍のパターンがあるかに留意しておくとよいでしょう。  

 最後に、従来のセンター試験と共通テストの違いについて、簡単に触れておきます。新傾向の出題形式が加わったことで、共通テストの方が煩雑で厄介なものに思えますが、実はセンター試験よりも易化した点もあります。共通テストの方が「軽い読み」で処理できる部分が多いのです。センター試験は、設問ごとに「重い読み」で処理しなければならない箇所が多く、さらに最終設問「本文の内容に合致しているものを選べ。」を加えると、文章のほとんどを現代語訳しなければならないというものでした。軽重の見極めが、より一層重要になっているといえるでしょう。

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