(後期)【岐阜大学医学部看護学科】小論文・過去問題特集

小論文過去問題

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長■小論文指導歴25年これまでに指導した生徒は4000人以上、独自のSKYメソッドを考案で8割取る答案の作り方を指導。スカイ予備校を高崎市内に開校し、2021年4月から、完全オンラインの大学受験予備校となり1年目から、国公立大学に27名の合格者を輩出。スカイ予備校の指導方針は、「大人になっても役に立つ勉強法の習得」です。「自分の人生は自分で切り拓く」教育をします☆知らないと損する「小論文やっていはいけないNG動画」を無料プレゼント中!

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(後期)岐阜大学医学部看護学科|小論文・過去問題特集【2018〜2022年度完全収録】

岐阜大学医学部看護学科の概要

「人を愛し、命を尊び、すべての人々の健康の向上に寄与する看護職を育てます。」

岐阜大学医学部看護学科は、将来看護職を目指す人のための学びの場です。ここでは、社会の変化や科学・医療の進歩に適切に対応した専門的な教育内容が用意されており、総合大学として幅広い教養科目を学ぶこともできます。また、教育に軸足を置く「教育・研究大学」としての位置づけから、看護学に関する広範囲な領域での研究も行われています。さらに、看護学の専門分野の研究と高度な看護実践のために、大学院医学系研究科看護学専攻(修士課程)を設け、主として看護学教育と実践看護学領域の研究が行える体制を整えています。将来多様な分野での看護職を目指す皆さんのために、人間として成長し、かつ看護職としての専門性を学ぶために、岐阜大学医学部看護学科は精選した教育課程を準備し提供します。

岐阜大学医学部看護学科の入試傾向と特徴

岐阜大学医学部看護学科の後期入試における小論文は、配点が200点/750点(文系換算)と非常に高い比重を占めています。この事実だけでも、いかに小論文が合否を左右する科目であるかがわかります。受験生にとって、小論文対策は後期入試突破の最大の鍵と言っても過言ではありません。

出題形式の特徴

試験時間は60分、総字数は580〜700字程度が目安となっており、例年3問構成(または2問構成)が基本パターンです。第1問・第2問は課題文の読解・説明問題、最終問は「あなたの考えを述べなさい」という意見論述問題という構成が多く見られます。つまり、読解力・要約力・論述力の三つがすべて求められる高度な出題形式です。

テーマの傾向

過去問を分析すると、出題テーマは大きく以下の三つのカテゴリーに集約されます。

  • 医療・看護に直結するテーマ:依存症、超高齢社会、死の臨床学など
  • 社会問題・福祉テーマ:ヤングケアラー問題、孤独・孤立など
  • 科学・研究・日本社会論テーマ:日本人論、科学研究の現状など

特筆すべきは、朝日新聞の記事や社会系・医療系の著作を出典とするケースが多い点です。つまり、日頃から新聞・時事問題への関心を持ち、医療・看護・社会問題に関する幅広い知識を蓄えておくことが、高得点への近道となります。また、課題文の内容を正確に把握したうえで自分の意見を展開する力が問われるため、読解スピードと要点抽出力の訓練も欠かせません。

字数配分の傾向

各問の字数指定を見ると、説明問題は50〜150字、意見論述問題は300〜400字という配分が多くなっています。限られた字数の中でいかに的確に・論理的に書けるかが勝負です。字数が少ない問題ほど、無駄のない表現と正確な読解が求められます。

岐阜大学医学部看護学科 小論文対策のポイント

① 課題文読解のスピードと正確さを鍛える

60分という制限時間の中で、課題文の読解→3問の解答という流れをこなすには、読解に使える時間は最大でも15〜20分程度です。段落ごとに「筆者の主張」「根拠・事例」「結論」を素早く把握する練習を日常的に行いましょう。新聞の社説や医療系コラムを毎日1本読み、要点を3行でまとめる習慣をつけることを強くおすすめします。

② 説明問題は「文中の言葉」を使って簡潔に

岐阜大学看護学科の設問では「文中の言葉を使用して〇〇字以内で説明しなさい」という指示が頻出です。この問題の落とし穴は、自分の言葉で解釈しすぎて筆者の意図からズレてしまうことです。課題文中のキーワードを適切に引用しながら、指定字数ぴったりに収める練習を繰り返しましょう。

③ 意見論述は「問題提起→根拠→具体例→看護職としての視点」で構成する

最終問の意見論述では、単なる感想や一般論では評価されません。スカイ予備校のSKYメソッドでは、①自分の立場・主張を明確にする、②根拠を2つ以上示す、③具体的な事例や数値で補強する、④看護・医療・社会貢献の視点で締めくくる、という四段構成を推奨しています。この型を身につけることで、限られた字数でも論理的・説得力のある答案が書けるようになります。

④ 医療・社会問題のキーワードを事前にインプットする

超高齢社会、ヤングケアラー、依存症、インフォームドコンセント、チーム医療、地域包括ケアシステム、科学研究費の現状など、医療・看護・社会問題に関する基礎知識は必ず事前に整理しておきましょう。これらのキーワードと背景知識があれば、初見の課題文でも迷わず論述できます。新聞・NHK・厚生労働省のレポートなどを活用して、最新情報もキャッチアップしてください。

⑤ 字数管理と時間配分の練習を本番形式で行う

本番と同じ60分・同じ字数制限で解く実戦演習を最低5回は行ってください。特に、最後の意見論述で時間切れになるケースが多いため、第1・2問を合計15〜20分で終わらせ、残り40分を論述に充てる時間配分を意識しましょう。

後期 岐阜大学医学部看護学科 過去問題

2022年度 60分 700字 200点/750点(文)

【文章】(出典)西木空人著「令和落首考2021年後半」(朝日新聞2021年12月26日付朝刊)

問1 真鍋さんが述べる日本人論とは、日本人のどのような思考や行動を意味するのか。さらに、その利点と欠点について、あなたの考えを400字以内で述べなさい。

問2 「好奇心に根ざす研究」が少なくなることは、日本の科学研究の発展にどのような影響を及ぼすのか。日本の科学研究の現状をふまえ、あなたの考えを300字以内で述べなさい。

2021年度 60分 700字 200点/750点(文)

【文章】(出典)朝日新聞朝刊2020年11月26日の記事「家族の介護 負担抱える若者」

問1 家庭で子ども達がケアを担う背景には、どのようなことが考えられますか。様々な視点から日本社会の特徴を踏まえ、300字以内で述べなさい。

問2 家庭で子ども達がケアに関わる事について、あなたの考えを400字以内で述べなさい。

2020年度 60分 680字 200点/750点(文)

【文章】(出典)「依存症 背景に『恥』の感情」(朝日新聞,2019年12月26日付)

問1 下線部(a)「無限のループに陥る」とは、どのようなことを意味しているのか。130字以内で説明しなさい。

問2 下線部(b)「『否認の病』と呼ばれる」ことは、依存症者にとってどのような問題が生じるのか150字以内で説明しなさい。

問3 筆者が、依存症に対して(c)「自分と『地続き』でとらえるべきではないか」といっていることをふまえ、あなたの考えを400字以内で述べなさい。

2019年度 60分 500字 200点/750点(文)

【文章】(出典)村上陽一郎著『〈死〉の臨床学 超高齢社会における「生と死」』(新曜社,2018年)

問1 下線部(a)「『正論』が正論でないような社会のあり方」は、どのようなことを意味しているか。文中の言葉を用いて50字以内で説明しなさい。

問2 下線部(b)の「人間の不思議さ」とは、どのようなことを指しているか。二つのことについて、文中の言葉を用いて150字以内で説明しなさい。

問3 著者が下線部(c)「医学者としてはそうであっても⋯まだあるかもしれない」で言いたいことをふまえ、医療者として出来ることについて、あなたの考えを300字以内で述べなさい。

2018年度 60分 580字 200点/750点(文)

【文章】(出典)五木寛之著『孤独のすすめ 人生後半の生き方』(中央公論新社,2017年)

問1 著者は下線部(a)「自分で自分の命を決める―。」についてどのように考えているか、文中の言葉を使用して80字以内で説明しなさい。

問2 下線部(b)の「新たな局面」とは、どのようなことか。文中の言葉を使用して100字以内で説明しなさい。

問3 「超高齢者」の時代の課題と、それに対する提案について、あなたの考えを400字以内で述べなさい。

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2026年度 岐阜大学医学部看護学科 小論文 予想問題

過去の出題傾向を徹底分析したうえで、スカイ予備校・五十嵐弓益校長が2026年度後期入試に向けた予想問題を作成しました。本番さながらの練習にぜひご活用ください。

【課題文】

近年、日本の医療現場において「多死社会」への対応が急務となっている。2040年には年間約168万人が亡くなると推計されており、病院だけでなく自宅や介護施設での看取りが増加することが避けられない状況にある。こうした背景のもと、看護師には従来の「治す医療」を支えるだけでなく、「支える医療」「寄り添う医療」の担い手としての役割が一層強く求められるようになっている。

一方で、看護師の深刻な人手不足と過重労働の問題は依然として解決されていない。日本看護協会の調査によれば、新卒看護師の離職率は約10%に上り、燃え尽き症候群(バーンアウト)を経験する看護師も少なくない。患者に寄り添いたいという気持ちと、過酷な労働環境との間で葛藤を抱える看護師の実態がある。

さらに、AIや遠隔医療技術の進展により、看護師の業務内容も変化しつつある。データ管理や記録業務のデジタル化が進む一方で、患者の心理的サポートや家族との連携といった「人間にしかできないケア」の重要性はむしろ高まっている。これからの看護師には、高い専門性と同時に、変化する医療環境に柔軟に対応できる資質が求められている。

(スカイ予備校・五十嵐弓益作成 約350字)

【設問】

問1 「多死社会」において看護師に求められる役割はどのように変化しているか。課題文の内容をふまえ、150字以内で説明しなさい。

問2 看護師の人手不足・バーンアウトの問題と「人間にしかできないケア」の重要性という二つの課題をふまえ、あなたが考える理想の看護師像と、そのために大学での学びを通じてどのような力を身につけたいかについて、400字以内で述べなさい。

2026年度 予想問題 解答例

問1 解答例(150字以内)

多死社会においては、病院での治療を支えるだけでなく、自宅や介護施設での看取りを支える「支える医療」「寄り添う医療」の担い手としての役割が看護師に求められるようになっている。患者の身体的ケアにとどまらず、死に向き合う患者・家族の心理的サポートや、地域社会と連携した終末期ケアを担うことが一層重要となっている。(148字)

問2 解答例(400字以内)

私が考える理想の看護師像は、「専門的知識と技術を持ちながら、どんな状況でも患者の尊厳を守り抜ける看護師」である。

看護師の人手不足とバーンアウトが深刻化する現代において、自らの心身を守りながら質の高いケアを提供し続けることは容易ではない。しかし、AIやデジタル技術が医療現場に普及するからこそ、データや機械では代替できない「人間的なつながり」の価値は増す一方である。患者の言葉に耳を傾け、表情や沈黙から苦しみを読み取り、家族をも含めた全人的なケアを実践できる看護師こそ、多死社会が求める人材だと考える。

そのために大学での学びを通じて、まず看護学の専門知識と臨床実践力を確実に習得したい。同時に、心理学や社会福祉学など隣接分野の知識を広げ、多職種連携の中で自分の役割を果たせる協調性とコミュニケーション力を身につけたい。さらに、困難な状況でも看護への情熱を持ち続けられるよう、自己理解と精神的なレジリエンスを高めることも大切にしたい。(399字)

スカイ予備校からのアドバイス

岐阜大学医学部看護学科の小論文は、読解・要約・論述の三つの力がすべて試される難易度の高い試験です。しかし、過去問の傾向は非常に明確であり、適切な対策を積み重ねれば確実に得点を伸ばすことができます。スカイ予備校では、独自のSKYメソッドによる小論文指導を通じて、「答案の型」を身につけることを最優先にしています。まずは過去問を時間を計って解き、自分の弱点を把握することから始めましょう。模範解答の無料プレゼントもご活用ください。あなたの合格を全力で応援しています!

岐阜大学医学部看護学科への志望理由書・面接対策

志望理由書のポイント

① 学科への理解を深める

学科の特徴やカリキュラムについて詳しく調査し、なぜ岐阜大学医学部看護学科を選ぶのかを具体的に説明しましょう。学科のアドミッション・ポリシーに共感する理由を示すことが大切です。「人を愛し、命を尊ぶ」という理念と、自分の経験・価値観をどう結びつけるかが志望理由書の核心です。

② 個人的な動機を具体的に

看護学科に進学する動機を具体的なエピソードとともに説明しましょう。自身の経験や家族の医療体験、ボランティア活動など、リアルな体験に基づく動機は面接官の心に響きます。抽象的な「人の役に立ちたい」ではなく、「〇〇という体験から、△△という課題に取り組む看護師になりたい

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