【推薦入試】北海道教育大学 芸術・スポーツ文化学科 スポーツ文化専攻(小論文過去問題解説)

推薦入試

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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北海道教育大学 芸術・スポーツ文化学科 スポーツ文化専攻の小論文対策

[令和5年度 総合型選抜(自己推薦入試)]

問題

設問 下記の文章を読んで、学校部活動の地域移行について、あなたの意見を750~800字で述べなさい。(100点)

課題の要約文です。

日本の学校部活動が持続困難な状況にあるため、スポーツ庁と文化庁が提言した「地域移行」が進行中。具体的には、休日の部活動を3年かけて地域に移す計画で、自治体への支援や人材確保の補助が含まれている。これにより、学校が担ってきた部活動が大きく変革される。部活動は学習指導要領上は「学校教育の一環」と位置づけつつも法令上の義務ではなく、顧問の教員の多忙化や少子化による廃部が課題となっている。地域への移行が持続可能性の鍵となるが、民間団体の受け皿不足や負担増の懸念があり、謝金による追加費用も懸念されている。各自治体は学校だけでなく地元団体と協力し、柔軟な対応が求められている。国もコーディネーター配置による学校と団体の調整をサポートし、休日の地域移行だけでなく平日の部活動にも一貫性を持たせる必要がある。将来的には平日の地域移行も検討され、部活動の位置づけが見直される可能性がある。

出典:読売新聞 社説 2022年8月30日

ポイント

出題意図

来年度から中学校と高校の週末の部活動が、学校を離れ、段階的に地域に移行することが決まっている。スポーツ文化専攻の受験生にとって関心を引くこの話題を題材にして、(1)文章を読み込み、社会で何が起きているのかを理解する能力、(2)自らに関連する社会的な動きに対して、批判的に評価する能力、そして(3)自らの意見を文章で表現する能力、をはかるのが出題の意図である。

小論文過去問題解説

  1. 課題の把握と整理:
    • 少子化や教員の負担増といった具体的な課題を把握し、文章の中で明確に提示します。
  2. 地域移行の意義と必要性:
    • 地域移行がなぜ必要なのか、その利点や学校部活動の持続可能性向上にどう寄与するかを考えます。具体的な例や事例を挙げて説明すると良いでしょう。
  3. 課題への対応策:
    • 提案されている地域移行に対して、具体的な課題への対応策を示します。たとえば、受け皿の整備や安全管理、費用の補助など。
  4. 地域と学校の連携:
    • 地域や学校の実情を踏まえ、連携が重要であることを強調します。地元団体との協力や主体的な関与が成功の鍵となります。
  5. 負担増への対策:
    • 地域移行が保護者や指導者の負担を増加させないよう、具体的な謝金や負担軽減策を検討します。
  6. 国のサポート:
    • 国の提案するコーディネーター配置がなぜ重要か、その役割や期待される効果を論じます。
  7. 将来展望:
    • 地域移行が今後どのように進展するか、将来的な展望や発展の可能性を提示します。
  8. 柔軟で現実的な提案:
    • 提案するアイディアや解決策は、柔軟で現実的なものであることが求められます。適切な例や具体的な事実を交え、読者に納得感を与えることが重要です。

北海道教育大学の所在地・アクセス

所在地アクセス
本部
北海道札幌市北区あいの里5条3-1-3
JR学園都市線「あいの里教育大」駅下車、徒歩20分
札幌校
北海道札幌市北区あいの里5条3-1-5
JR学園都市線「あいの里教育大」駅下車、徒歩20分
函館校
北海道函館市八幡町1-2
JR函館本線「函館」駅からバスで10分
旭川校
北海道旭川市北門町9丁目
JR函館本線「旭川」駅からバスで15分
釧路校
北海道釧路市城山1-15-55
JR根室本線「釧路」駅からバスで10分
岩見沢校
北海道岩見沢市緑が丘2-34-1
JR函館本線「岩見沢」駅からバスで8~13分
「教大前」下車、徒歩2分

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北海道教育大学の入試傾向

  1. 美術文化の地域社会への影響:
    • 地域社会における美術文化の存在がもたらす影響について考えます。美術が地域社会に与えるポジティブな影響や、美術が社会に果たす役割について理解します。地域のアイデンティティや文化に対する美術の寄与も検討します。
  2. 美術教育の役割:
    • 美術教育が地域社会に果たす役割に焦点を当てます。美術教育が個々の学習者に対してどのような影響を与え、地域社会全体の発展にどのように寄与するかを考察します。
  3. 自身の体験や感想の組み込み:
    • 自分の体験や感想を交えつつ、具体例を挙げながら論じます。実際の経験がどのように自分の意識や考え方に影響を与えたかを示し、それを通じて地域社会における美術文化や美術教育の意義を裏付けます。
  4. 社会的な視点からの考察:
    • 地域社会における美術文化や美術教育の重要性を社会的な視点からも論じます。美術が社会全体に与える影響や、美術教育が社会の発展に果たす役割を広い視野から考えます。
  5. 将来への展望:
    • 最後に、地域社会における美術文化や美術教育の今後の展望について述べます。これには今後の課題や改善点、また美術文化や美術教育が持つ可能性についての展望も含まれます。

これらのポイントを基に、自分の考えや感じたことを豊かな言葉で表現し、読み手に自身の視点や洞察を理解させるような構成となるよう心がけましょう。

北海道教育大学の募集コース

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教育学部札幌校 教員養成課程(定員数:270人)

教員養成課程は、札幌、旭川、釧路の3校にあり、小学校、中学校、特別支援学校、幼稚園の教員および養護教諭を養成する課程である。
札幌校では、専門性の向上を目指し、総合的指導力を養う。各教科の内容や指導について学びつつ、多様な課題を解決できる創造的実践力を身につける。
取得可能な教員免許-小学校、中学校(国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術、家庭、英語、保健)、高校(国語、地理歴史、公民、数学、工業、理科、音楽、美術、保健体育、家庭、英語、保健)、特別支援学校、養護教諭。

学校教育専攻(定員数:30人)

特別支援教育専攻(定員数:25人)

言語・社会教育専攻(定員数:80人)

理数教育専攻(定員数:55人)

生活創造教育専攻(定員数:24人)

芸術体育教育専攻(図画工作・美術教育分野)(定員数:10人)芸術体育教育専攻で30名

芸術体育教育専攻(音楽教育分野)(定員数:10人)芸術体育教育専攻で30名

芸術体育教育専攻保健体育教育分野)(定員数:10人)芸術体育教育専攻で30名

養護教育専攻(定員数:26人)

教育学部旭川校 教員養成課程(定員数:270人)

教員養成課程は、札幌、旭川、釧路の3校にあり、小学校、中学校、特別支援学校、幼稚園の教員および養護教諭を養成する課程である。
旭川校では、教科教育を深く学び、教科の実践的指導力を養う。各教科専攻では、教科教育担当と教科専門担当の教員が連携し、研究の充実を図っている。
取得可能な教員免許-幼稚園、小学校、中学校(国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術、家庭、英語)、高校(国語、地理歴史、公民、数学、工業、理科、音楽、美術、書道、保健体育、家庭、英語)、特別支援学校。

教育発達専攻(定員数:50人)

国語教育専攻(定員数:30人)

英語教育専攻(定員数:25人)

社会科教育専攻(定員数:40人)

数学教育専攻(定員数:30人)

理科教育専攻(定員数:40人)

生活・技術教育専攻(定員数:25人)

芸術・保健体育教育専攻(音楽分野)(定員数:10人)芸術・保健体育教育専攻で30名

芸術・保健体育教育専攻(美術分野)(定員数:10人)芸術・保健体育教育専攻で30名

芸術・保健体育教育専攻(保健体育分野)(定員数:10人)芸術・保健体育教育専攻で30名

教育学部釧路校 教員養成課程(定員数:180人)

教員養成課程は、札幌、旭川、釧路の3校にあり、小学校、中学校、特別支援学校、幼稚園の教員および養護教諭を養成する課程である。
釧路校では、へき地・小規模校教育など、地域の特徴を踏まえた教育を学び、実践力を養う。地域性を生かした実践的な教育や、幅広い教育課題に対応するために教科横断的な教育実践・教材開発に取り組む。
取得可能な教員免許-小学校、中学校(国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、家庭、英語)、高校(国語、地理歴史、公民、数学、理科、音楽、美術、書道、保健体育、家庭、英語)、特別支援学校。

地域学校教育実践専攻(定員数:180人)

教育学部函館校 国際地域学科(定員数:285人)

地域協働専攻国際協働グループ(定員数:100人)地域協働専攻全体で240名

地域協働専攻地域政策グループ(定員数:80人)地域協働専攻全体で240名

地域協働専攻地域環境科学グループ(定員数:60人)地域協働専攻全体で240名

地域教育専攻(定員数:45人)

国際地域学科は、国際的な視野と教育マインドを持ち、コミュニケーション能力を発揮しながら地域を活性化できる人材を育成する。
◆地域協働専攻は、国際化社会の問題をとらえ、地域社会のために積極的に行動する能力を育てる。国際協働グループ、地域政策グループ、地域環境科学グループに分かれている。
◆地域教育専攻は、外国語の指導と特別な支援が必要な子どもたちに対応できる小学校教員を養成する。
取得可能な教員免許-幼稚園、小学校、中学校(国語、英語、社会、数学、理科)、高校(国語、英語、公民、数学、理科)、特別支援学校。

教育学部岩見沢校 芸術・スポーツ文化学科(定員数:180人)

芸術・スポーツ文化学科は4専攻で構成されている。
◆芸術・スポーツビジネス専攻では、芸術・スポーツ文化を生かしたマネジメント知識や、組織運営についての実践的能力を身につける。
◆音楽文化専攻では、音楽に関する専門的知識、技法、技能を身につけ、音楽文化による地域活性化をうながす能力を磨く。
◆美術文化専攻では、表現者として美術に対する深い理解、確かな技術、構想力を身につけ、美術文化を地域社会に広める人材を育成する。
◆スポーツ文化専攻では、科学的知識や技能を持ち、スポーツの指導力とともに、スポーツによる地域活性化に貢献できる力を身につける。
取得可能な教員免許-中学校(音楽、美術、保健体育)、高校(音楽、美術、工芸、保健体育)。

芸術・スポーツビジネス専攻(定員数:25人)

音楽文化専攻声楽コース

音楽文化専攻音楽教育・音楽文化コース

スポーツ文化専攻スポーツ・コーチング科学コース

スポーツ文化専攻アウトドア・ライフコース

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