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茨城大学人文社会科学部 人間文化学科の概要
茨城大学人文社会科学部の人間文化学科後期試験は、人文・社会科学に関する幅広い知識を評価します。主に、専門分野への理解と批判的思考能力が求められ、論文形式の問題やディスカッションへの参加、学際的なアプローチや研究意欲も求められます。また、文学、歴史、社会学など多岐にわたるテーマに対する洞察力や論理的な分析力が必要とされる学科です。
記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)
【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
■小論文指導歴25年
これまでに指導した生徒は4000人以上、独自のSKYメソッドを考案で8割取る答案の作り方を指導。
スカイ予備校を高崎市内に開校し、2021年4月から、完全オンラインの大学受験予備校となり1年目から、国公立大学に27名の合格者を輩出。スカイ予備校の指導方針は、「大人になっても役に立つ勉強法の習得」です。「自分の人生は自分で切り拓く」教育をします
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後期 人文社会科学部 人間文化学科
2022年後期 120分 580字ほか 200点/1150点
問題― [出典] 小川さやか著「『その日暮らし』の人類学」(光文社)
問一 a〜eの片仮名を漢字に直しなさい。
問二 傍線部A「わたしたちは、時間は直線的、単線的で均質的なものだとも思っている」とはどういうことか、本文の内容に即してわかりやすく説明しなさい。(60字以内)
問三 傍線部B「直接体験の原則」とはどういうことか、本文の内容に即してわかりやすく説明しなさい。(60字以内)
問四 傍線部C「未来や過去を前提とした生産主義的な生き方は普遍的なものではなく、またそのような生き方は当事者たちにとって必ずしも「不幸」で「貧しい」ものではないということである」とあるがこれについて本文の内容を踏まえた上で、あなたの考えを述べなさい。(200字以内、改行はしないこと)
問題二 [出典] 澁澤龍彦著「玩具のための玩具」『澁澤龍彦』(筑摩書房)
問一 傍線部A「このパースペクティヴに立って眺める」とはどういうことか、わかりやすく説明しなさい。(60字以内)
問二 傍線部B「そういう玩具は、私にはつまらない玩具のように思われる」とあるが、これについて本文の内容を踏まえた上で、あなたの考えを述べなさい。(200字以内、改行はしないこと)
2021年後期 120分 600字ほか 200点/1150点
問題一 [出典] 小田実著 「『難死』の思想」(岩波書店)
問一 a〜eの片板名(カタン、エタイ、コウセキ、バイカイ、ザンギャク)を選字に直しなさい。
問二 傍線部A「戦争の理念が国家の強制原理としてあるとき、それに対決し、抗する道は、より高次の人類の普遍原理に依拠することだろう」とあるが、人類の普遍原理に依拠して国家の強制原理に抗するとはどういうことか、本文の内客に即して説明しなさい。(60字以内)
問三 傍線部B「被害者体験には重要な欠陥があった」とあるが、どういうことか、本文の内容に即して説明しなさい。(80字以内)
問四 傍線部C「その自然な結果は、戦争体験というと、被害者体験をさし、それ以外のものをささないという視点の形成であろう」とあるが、これについて本文の内容を踏まえた上で、あなたの考えを述べなさい。(200字以内、改行はしないこと)
問題二 [出典] 橋本陽介著「使える!『国語』の考え力」(筑摩書房)
問一 傍線部A「こうした作文」 とはどのような作文か、わかりやすく説明しなさい。 (60字以内)
問二 傍線部B「そうだとすれば、まだ大人の勉強を知らないということである」とあるが、これについて本文の内容を踏まえた上で、あなたの考えを述べなさい。(200字以内、改行はしないこと)
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2020年後期 120分 580字ほか 200点/1100点
問題一 [出典] 小坂井敏晶著「増補 民族という虚構」(筑摩書房)
問一 a〜eの片仮名(トウガイ、ジュンカン、シイ的、ツチカわれてきた、ハタン)を漢字に直しなさい。
問二 傍線部A「二つ以上の基準を同時に考慮に入れて分類しようとすると、とたんに困難が生じる」とあるが、なぜ困難が生じるのか、本文の内容に即して説明しなさい。(60字以内)
問三 傍線部B「「ヨーロッパ人対非ヨ一ロッバ人」という図式を成立させる」とあるが、なぜそのような図式を成立させる必要があったのか、わかりやすく説明しなさい。(60字以内)
問四 傍線部C「人種は、対象の客観的性質から直接規定されるような中立的概念ではない」とあるが、これについて本文の内容を踏まえた上で、あなたの考えを述べなさい。(200字以内、改行はしないこと)
問題二 [出典] 三島由紀夫著「文章読本」(中央公論社)
間一 傍線部A「本のなかをじっくり自分の足で歩いた」とはどういうことか、わかりやすく説明しなさい。(60字以内)
問二 傍線部B「文章を味わうことは、われわれの歴史を認識することになるのであります」とあるが、これについて本文の内容を踏まえた上で、あなたの考えを述べなさい。 (200字以内、改行はしないこと)
2019年後期 120分 580字ほか 200点/1100点
問題一 [出典] 國分功一郎著「暇と退屈の倫理学」(朝日出版社)
問一 a~eの片板名(ハッキ、オチイリ、トゲ、ミジめ、タカイ)を漢字に直しなさい。
問二 傍線部A「人類が目指してきたはずの豊かさ、それが達成されると逆に人が不幸になってしまう」とあるが、なぜ不幸になってしまうのか、本文の内容に即して説明しなさい。(60字以内)
問三 傍線部B「それなりに余裕のある国・社会」とはどのような国や社会か、わかりやすく説明しなさい。(60字以内)
問四 傍線部C「私の『好きなこと』は、生産者が生産者の都合のよいように、広告やその他手段によって作り出されているかもしれない」とあるが、これについで本文の内容を踏まえた上で、あなたの考えを述べなさい。(200字以内)
問題二 [出典] 前田英樹著「独学する心」(「何のために『学ぶ』のか」)(筑摩書房)
問一 傍線部A「これもまた、ため息の出るほどすばらしいシステムである」とあるが、なぜすばらしいシステムであると筆者は考えるのか、わかりやすく説明しなさい。(60字以内)
問二 傍線部B「学ぶ側の人が、見抜いで型を盗む。それしかできない」とあるが、これについて本文の内容を踏まえた上で、あなたの考えを述べなさい 。(200字以内)
2018年後期 120分 600字ほか 100点/1100点
問題一 [出典] 高島俊男著[本と中国と日本人と」(筑摩書房)
問一 a〜eの片仮名(コる、エンヨウ、カド、コッチョウ、ヒンシュツ)を漢字に直しなさい。
問二 傍線部A 「『野暮にわたららない』という美学」について、わかりやすく説明しなさい。(60字以内)
問三 傍線部B「実はこれは、外国の文学作品を読む際に基本的に重要なことである」とあるが、なぜ重要なのか、わかりやすく説明しなさい。(60字以内)
問四 傍線部C「実はわからぬことか多いのがほんとうなのである」とあるが、これについて本文の内容を踏まえた上で、あなたの考えを述べなさい。(200字以内)
問題二 [出典] 平野啓一郎著「私とは何か・・・『個人』から『分人』へ」(講談社)
問一 傍線部A「こうした人間観」とあるが、それはどのようなものか、本文の内容に即して説明しなさい。(80字以内)
問二 傍線部B「他者と共に生きるということは、無理強いされた「ニセモノの自分」を生きる、ということではない」とあるが、これについであなたの考えを述べなさい。(200字以内)
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茨城大学人文社会科学部 人間文化学科の志望理由書や面接対策として理解を深めておくと良い事柄など
人文社会科学部では、人間の文化と社会活動に関わる専門性を通じて、世界の多種多様な「地域」でいきいきと活躍できる人材を育成する場所です。そのために必要なスキルは、現代社会における地域、国際社会、メディア、法律、経済、人間、多様な文化などについての知的好奇心。そして、在学中の学びから、これらを意欲的に探求し、自己成長したいという意欲。また、諸課題を他者とともに解決していくための思考、判断、表現能力に加え、読解、分析、そして、自分をシンプルに表現するための記述力など。最後は、主体的に、多種多様な人々と協働して活動するための意欲やコミュニケーション力が求められます。
これらを踏まえ、あなたのこれまでの人生で学び、経験したことを適合させ、そして、在学中、卒業後の展望をしっかりと大学へ伝えることが大切です。
スカイ予備校では、ライバルと圧倒的に差をつける大人にしっかりと伝わる面接の必殺技も伝授しています。また、過去問題を解くことも大切ですが、その学校の傾向や対策を時間をかけずに抑えることも重要です。スカイ予備校では、各学校の特性に合わせた勉強法も得意とし、小論文指導歴25年の五十嵐校長が作ったスカイメソッド、ただ『24の論点を習得するだけで、誰でも簡単に小論文が書けるようなカリキュラム』を用意しています。
例えば、「小論文に何を書けばいいかわからない」とか、「小論文が入試にあるだけで志望校を諦めてしまう..」など、率直に勿体ないと感じます。
なぜなら、小論文には、パターンがあるからです。このパターンに従い、ペンを動かすだけで誰でも楽に小論文が書けるようになります。それを体系化したものがスカイメソッドです。このメソッドは最短で約14日間あれば試験にしっかりと臨むことができます。そして、偏差値40台の受験生が国公立大学へ下剋上合格するのも夢ではありません。これもスカイ予備校の実績だからです。
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