医学部教授の年収はいくら?仕組みと実態をわかりやすく解説!

大学入試

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
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医学部教授の平均年収はいくら?

医学部教授の平均年収は、約1,200万円から1,800万円ほどとされています。特に私立大学では1,500万円以上に達するケースもあり、教育業界の中でも極めて高い水準です。

これは一般企業の管理職や部長クラスを上回る収入であり、医療・研究・教育の3軸を担う職種ならではの待遇と言えます。

年収の内訳:給与+副収入

医学部教授の年収は、単なる基本給だけではなく、さまざまな副収入や手当を含んだ総合的な報酬です。

  • 基本給:月額70〜100万円前後
  • 講義手当や研究費支給
  • 診療による報酬(外来・手術など、週1〜2回の臨床で年間数百万円規模)
  • 講演料、書籍監修料などの副業的収入

特に、大学病院に所属している教授は医師としても活動するケースが多く、診療報酬が大きな収入源となっています。

年齢別・役職別の年収相場

年齢や役職によって、年収は大きく変動します。以下は目安となる年収水準です。

  • 40代前半(准教授)… 約900万〜1,200万円
  • 50代(教授・国立)… 約1,300万〜1,500万円
  • 60代以上(教授・私立)… 約1,600万〜1,800万円

准教授や講師であっても、一般的な民間企業より高い水準を維持しているケースが多いです。

他大学との比較:国立vs私立

国立大学と私立大学では、報酬体系に違いがあります。

  • 国立大学:人事院が定めた給与体系に準じるため、年功序列傾向が強く、安定性が高い
  • 私立大学:独自の報酬システムを持ち、実績や診療の貢献度によって報酬に差がつきやすい

そのため、私立大学の教授は高額年収になる傾向があり、医局のトップや研究成果の多い人物では2,000万円を超えるケースもあります。

医学部教授になるには?キャリアと難易度

医学部教授は、非常に限られた人材だけが到達できるポジションです。一般的なキャリアパスは以下のとおりです。

  1. 医学部を卒業し、医師免許を取得
  2. 医局に所属し、臨床・研究・教育を並行して行う
  3. 博士号を取得し、論文や学会発表などで実績を積む
  4. 講師 → 准教授 → 教授 と昇進

学術業績(特に英語論文の被引用数)や、教育実績、研究費の獲得実績などが評価対象になります。

年収アップを目指すには?

すでに高収入な医学部教授ですが、さらなる年収アップを目指すための方法もあります。

  • 書籍や専門誌の執筆・監修(印税収入)
  • 学会理事や医療機器開発への参画
  • 私立大学や都市部の高待遇ポストへの転籍
  • 医療法人の顧問やベンチャー起業への参加

また近年では、AI・再生医療などの最先端分野に携わることで、高額報酬が得られるチャンスも拡大しています。

まとめ

医学部教授の年収は、1,200万円〜1,800万円と非常に高い水準です。基本給に加えて、診療報酬や講演料などの副収入が多く、多角的な収入構造を持っています。

教授になるまでの道のりは長く厳しいものですが、研究・教育・医療に対して真剣に向き合う覚悟のある方には、非常に魅力的なキャリアといえるでしょう。

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