医学部の序列とは?偏差値・難易度・将来性から徹底解説!

大学入試

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
■小論文指導歴27年
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医学部に序列はあるの?

医学部はどこも6年制で国家試験を経て医師になる点では共通ですが、世間的には“序列”という形で比較されがちです。 進学を考えている受験生にとっても、「どこが上位なのか」「将来にどう影響するのか」は気になるポイントです。

医学部の序列はどう決まる?

医学部の“序列”は、主に以下の観点で判断されています:
・偏差値(=入試難易度)
・大学のブランド・歴史
・ 附属病院の規模や実績
・ 研究力(論文数・研究費)
・卒業生の進路・実績
つまり、「どこに入れば将来有利か?」という視点で評価されているのが実態です。

国公立医学部の序列

国公立大学の医学部は、歴史や設立経緯によってある程度のグループ分けがされています。代表的な序列グループは以下の通りです:

● 旧帝大系(最上位)
  ○ 東京大学、京都大学、大阪大学など
● 旧六医科大学
  ○ 千葉大学、金沢大学、岡山大学など
● 地方の中堅大学
  ○ 新潟大学、熊本大学など

これらはあくまで“傾向であり、地域医療の貢献度や専門分野によっては中堅校でも高い評価を得ているところもあります。

私立医学部の序列

私立医学部は学費や設立母体によってやや異なる評価軸があります。

● 御三家(最上位)
  ○ 慶應義塾大学、日本医科大学、昭和大学
● 上位私立
  ○ 順天堂大学、東京慈恵会医科大学
● 中堅以下
  ○ 東海大学、帝京大学、北里大学など

なお、学費の安さ・教育体制の充実度・研究実績などが加味され、単純な偏差値だけでは語れない面もあります。

偏差値で見る医学部序列ランキング(2025年版)

以下は大手予備校の最新偏差値を元にした一例です(参考値):

ランク大学名偏差値(目安)
Aランク東京大学(理Ⅲ)78〜80
Bランク京都大学・大阪大学73〜75
Cランク名古屋・東北・九州大学など70前後
Dランク千葉・金沢・岡山大学など67〜69
Eランク地方国公立(山形・徳島など)65前後
私立上位慶應・慈恵会・順天堂70前後
私立中位昭和・日医・関西医科など65〜68

就職・将来性から見る序列の現実

序列は進学時の指標にはなりますが、医師としてのキャリアを築くうえでは必ずしも最重要ではありません。 ポイントは以下の通り:

● 国家試験合格後は「研修病院」や「専門医制度」がキャリアを決める
● 地域医療に根ざした病院での実績も重視される
● 研究志向なら大学院・論文・学会活動が評価される

つまり、「どの大学を出たか」よりも「どうキャリアを積んだか」が重視される時代です。

医学部の序列は気にすべきか?

たしかに東大や慶應など最難関校は学術・研究面で有利ですが、 医師国家試験に合格し、研修・専門医制度を経ていけば、どの大学出身でも同じ“医師”です。

✔ 難関校に入れなくても、高度な技術や信頼を得ることで活躍する医師は多く存在します。

✔ 序列よりも「自分に合った進路・医療の形」を見つけることが大切です。

まとめ:自分の目標に合った選択をしよう

● 医学部の序列は偏差値や歴史である程度の傾向がある
● 国公立・私立でそれぞれ評価軸が異なる
● 就職やキャリアには大学名よりも実績や努力が重要
● 序列にとらわれすぎず、自分のビジョンに合った進路を選ぼう

よくある質問(FAQ)

Q:地方の医学部を出ても医者として不利ですか?

A:全く不利ではありません。国家試験に合格し、研修・実績を積めば全国どこでも活躍可能です。

Q:序列上位の大学に行くメリットは?

A:研究環境や附属病院、人的ネットワークの面で有利になることがあります。

Q:就職で大学の名前は見られますか?

A:一部の高度専門職や研究職では評価されることがありますが、臨床医としてはそれほど影響しません。

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