【推薦入試】名桜大学 人間健康学部 スポーツ健康学科(総合問題解説)

推薦入試

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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名桜大学 人間健康学部 スポーツ健康学科の総合問題対策

令和5年 総合型選抜 90分

【設問】 次の文章と図表を読み、 設問に答えなさい。

課題の要約文です。

国際スケート連盟(ISU)は、フィギュアスケートのオリンピック出場年齢を現行の15歳以上から17歳以上に引き上げる見通しで、改正案を提出した。ISUは選手の心身の健康を保護する責務があると説明し、年齢制限の引き上げが可決されれば1996年以来の変更となる。過去の五輪で金メダルを獲得した女子選手の平均年齢は17.6歳で、体への負担や精神への影響が懸念されている。ISUの改正案では、22~23年シーズンは15歳のままで、その後は段階的に引き上げる。提案の背景には、北京五輪で15歳のカミラ・ワリエワ選手がドーピング検査で陽性反応を示し、IOCも最低年齢を議論している。一方で、年齢制限の設定には困難が伴い、一律の規制よりも競技ごとに科学的な根拠を示しながら検討すべきとの意見もある。

出典: 「焦点: フィギュア五輪出場、段階的に17歳以上へ選手の心身負担、配慮」「毎日新聞東京朝刊』2022年5月28日2頁

図:ドーピング検査実施数と規則違反決定率の推移

問題① スポーツ界の年齢制限について、論じなさい。

問題② 文章中の「WADA」という組織について、日本語で記しなさい。

問題③ 図は、日本国内におけるドーピング検査実施数と規則違反決定率の推移である。 2012年の規則違反決定数を求めなさい。式と答えを記しなさい

小論文過去問題解説

問題① スポーツ界の年齢制限について、以下の要点を論じることが考えられます。

  1. フィギュアスケートの年齢制限の変更
    • ISUが提案した変更が、なぜ必要とされているのか。その理由や背景について明らかにする。
    • 女子選手の平均年齢が17.6歳で、10代半ばでの金メダリストが多いことが挙げられている。これがなぜ問題視されるのか。
  2. 選手の健康への影響
    • 若い年齢で高難度のジャンプを跳ぶことが、選手の体や精神にどのような影響を与える可能性があるのか。
    • 15歳で金メダルを獲得した選手たちが、2シーズン後に競技から退いた事例が挙げられている。これが示す問題点は何か。
  3. ISU改正案への賛否
    • ISU選手委員会の調査結果や、国内外の選手や関係者の意見を踏まえ、提案された改正案に対する賛成や反対の理由を考察する。
  4. スポーツ界全般への影響
    • 他のスポーツやIOCの立場から見て、年齢制限がどのような影響を及ぼす可能性があるのか。

問題② 「WADA」とは、世界アンチ・ドーピング機関(World Anti-Doping Agency)の略で、日本語では「世界アンチ・ドーピング機関」と訳されます。WADAは、国際的なスポーツでのドーピング防止を目的として2000年に設立されました。

名桜大学の所在地・アクセス

所在地アクセス
沖縄県名護市字為又1220-1「那覇空港」駅から高速バス(111番)利用約105分 
名護バスターミナル下車 同バスターミナルから
タクシー利用 10分

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名桜大学の入試傾向

名桜大学の入試傾向は、以下のような特徴があります。

入試傾向:

  • 共通テストが非常に重要で、高得点が合格につながります。
  • 個別試験には小論文と英語があり、これらも合否に影響します。
  • 合格最低点をクリアし、競争相手よりも優れた成績を目指す必要があります。
  • 学科によって試験内容が異なります。志望学科に合わせた対策が必要です。

対策:

  • 共通テスト対策を重点的に行い、各科目ごとに問題集や模擬試験を活用しましょう。
  • 小論文と英語の対策では、論理的思考や語彙力の向上を目指します。
  • 合格最低点を確実にクリアするために、計画的な学習スケジュールを立てます。
  • 志望学科に合わせて試験内容を把握し、過去問やアドミッションポリシーを確認します。
  • グループワークや面接がある場合、コミュニケーション力や協力能力を鍛える練習を行います。

名桜大学の募集コース

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国際学部(定員数:340人)

国際文化学科(定員数:180人)

本学科では自らが生活する沖縄・日本を探究しながら、アジア・中南米・欧米の歴史や言語・文化を学び、国際社会への理解を深めます。また、語学力を磨くと共に、日本文学・英語文学を通して「ことば」の奥深さを知り、日本語・英語の話者・教育者としての力を身につけます。

国際観光産業学科(定員数:160人)

観光政策、観光経営、観光文化・環境の3コースを設置。有数の観光地に立地する特徴を生かし、自然豊かな「やんばる」で、産官学連携のもと教育・研究活動を行います。国際社会や地域の発展に貢献するリーダーや観光振興に寄与する人材の育成を目指します。産官学連携を通してより実践的に学ぶ本学が観光が盛んな沖縄本島北部に位置することから、地域や企業等との連携を通して観光産業で実践的なスキルを磨く機会を用意。この立地を生かしたフィールドワークはもちろんのこと、海外インターンシップやホテル実務等の科目を通して現場での実習のチャンスもあります。

人間健康学部(定員数:255人)

スポーツ健康学科(定員数:95人)

スポーツパフォーマンスの向上やアスリートの養成、実践的な保健体育指導に必要な科学的知識と実践を学ぶ「スポーツ領域」。健康、養護、福祉などを通じて、個々ならびに社会全体のウェルネスを向上させるための健康科学の理論や方法論を学ぶ「健康領域」。この2領域を基礎に、さまざまな資格取得にもチャレンジします。

看護学科(定員数:80人)

学生自らが授業づくりに参画する「参画型看護教育」を実践し、「自己との対話」「他者との対話」「地域社会との対話」を通して、「個の自立と成長」「個の学習目標の達成」「自己教育力の育成」を目指します。

健康情報学科(定員数:80人)

情報システムの仕組みを理解し、数理・データサイエンス・AIの手法を駆使して保健・医療・福祉などを含む健康分野と社会全般に関するデータを分析し、新たな価値やサービスの創出に貢献できる人材(データサイエンティスト、電子カルテに蓄積されたビッグデータを解析できる技術を備えた診療情報管理士等)を育成します。

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