こんにちは!スカイ予備校メディカルアンバサダーのめでぃたです。
「私立医学部はお金の無駄」
「国公立じゃなきゃ意味がない」
「6年間で2000万も払うなんてありえない」
──そんな声を、あなたも聞いたことがあるでしょう。
でも、現役医師として断言します。
「私立医学部に行けるなら、迷わず行け。」 これは挑発でも、営業トークでもありません。
私が研修医として、そして医師として現場を見てきたうえで出した、“現実的で最も合理的な結論”です。

🎯国公立信仰の裏にある「見えないコスト」
親御さん世代の多くが「国公立こそ正義」と思うのは自然です。
なぜなら、自分たちの時代には確かに“コスパ最強”だったから。
でも、2020年代の医学部入試はもう別世界です。
- 国公立:共通9割+二次で記述完璧
- 私立:共通利用・一般併願で複数受験可
結果として、国公立にこだわるほど浪人リスクが跳ね上がる構造。
医学部受験は「1浪=1年の人生コスト」。
浪人して国公立に行くのと、現役で私立に行くのでは、最終的に500〜1000万円以上の差が生まれることもあります。
🧮実際に計算してみよう:「1浪のコスト」
- 予備校代 200〜300万円
- 生活費 100万円前後
- チャンスロス(1年分の医師給与)約600万円
合計 → 約900万円。
つまり、“1浪するだけで私立1年分の学費が飛ぶ”んです。
さらに浪人が2年、3年と続けば、精神的にも経済的にも破綻します。
そして何より怖いのは――
「浪人を続けても、受かる保証はどこにもない」という現実。
🏫私立医学部=「買えるチャンス」
私立医学部をお金で“買う”という表現は、聞こえは悪いかもしれません。
でも、現実にはこうです👇
私立医学部の学費=「6年間で医師免許を取るチケット代」。
冷静に考えてください。
2000万円で医師免許が買えるなら、リターンは圧倒的にプラスです。
医師として働けば、
- 初任給から年収600〜800万
- 10年後には年収1000万超
- 生涯年収は3〜5億円
これが“資格の価値”。
つまり、「学費が高い」ではなく「回収可能な投資」なんです。
💬「私立はレベルが低い」は完全に誤解
「私立は勉強がぬるい」「国公立落ちが行くところ」
──これは、現場を知らない人の偏見です。
実際、私立医学部のカリキュラムは超ハード。
- 出席厳守(欠席=留年)
- 進級試験は年に数回
- 留年率10〜20%の大学も珍しくない
さらに最近はCBT・OSCE(全国統一試験)で実力が可視化されており、
国公立との差はほぼありません。
むしろ私立の方が、
- 教員が学生の顔を全員把握していて
- 少人数教育で実習が丁寧
という“教育の質の高さ”がある。
⚕️医師になってしまえば「出身大学」より「専門と実績」
医者の世界では、正直こうです👇
- 研修医採用で大学名を気にする人はほぼいない
- 病棟では「国公立か私立か」なんて話題にならない
- 評価されるのは「対応力」「人柄」「勉強熱心さ」
たとえば私の同期にも、
- 慶應や順天堂出身で超優秀な医師
- 地方国公立出身でも全く勉強しない医師両方います。
現場では、「どこの大学出身か」より「どんな医師になるか」。
これがすべてです。
💸「お金が理由で医学部を諦める」は、最ももったいない
もちろん、学費が高いのは事実です。
でも今は、教育ローン・奨学金・自治体支援など選択肢が増えています。
- 日本学生支援機構(無利子・有利子)
- 医学部特化の自治体奨学金(返還免除あり)
- 私立大の独自給付制度
たとえば、
自治医科大学・産業医科大学・地域医療枠を組み合わせれば、
実質無償で私立に通うことも可能。
「お金がないから無理」と思考停止するのは、
情報を知らないだけで可能性を捨てる行為です。
📈浪人リスクよりも「早く現場に立つメリット」
1年早く医師になるだけで、
- 医師国家試験の勉強時間に余裕ができる
- 研修先選びで有利
- 結婚・出産・住宅購入など人生設計が早まる
たった1年でも、“生涯設計の自由度”がまるで違います。
国公立にこだわって浪人を続けるより、
早く医師免許を取って走り出す方が圧倒的に得。
✍️まとめ:「安く受かる」より「確実に医師になる」
国公立にこだわる最大の理由は「お金」。
でも、浪人を繰り返してメンタルが折れた子を
私は何人も見てきました。
医学部に入ることが目的ではなく、
医師になることが目的のはず。
だったら、最短ルートを選ぶのが正解。
だからこそ、私は何度でも言います。
「私立医学部に行けるなら、迷わず行け。」



