「誰にも負けない覚悟で医学部の壁を越える」だるま眼科副院長・田邉智子先生インタビュー

医学部

学び続け、挑戦し続けるワクワクした大人になろう。
その姿は子どもたちに夢を与える、最高の教材になります。

インタビュー企画第2回は、群馬県高崎市「だるま眼科」副院長の田邉智子先生。山形県米沢市出身で、空手で鍛えた精神力と負けず嫌いな性格で困難を乗り越え、山形大学医学部へ進学。副院長ならではのリアルな体験談を伺いました。

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
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2020年4月から、完全オンラインの大学受験予備校となる。過去3年間で国公立大学合格85名。

高1から入会者は国公立大学合格率93%

高2から入会者は国公立大学合格率86%

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スカイ予備校の指導方針は、「大人になっても役に立つ勉強法の習得」です。「自分の人生は自分で切り拓く」教育をします

医師を志したきっかけ

教師一家に生まれ、小学生の頃は教師になると考えていた田邉先生。しかし親から「教師には向いていないかもしれない」と言われたことをきっかけに、医師を志す決意をしました。教師が「心を育てる」存在なら、医師は「命を守る」存在。その使命感が彼女を医学の道へと導いたのです。

中学時代の苦難と「誰にも負けない」精神

中学では常に正攻法で努力を重ね、学年トップを維持。失敗しても環境や他人のせいにせず、自分の努力不足と捉えて挑み続けました。こうした経験が座右の銘「誰にも負けない」につながり、自分の可能性を信じ抜く姿勢を形づくりました。

高校時代、屈辱を力に変えて

進学校入学後、特に数学で苦戦。教師から「センスがない」と言われ、職員室では「医学部は無理」と笑われる屈辱も味わいました。しかしその悔しさをバネに猛勉強。結果、学年4位を獲得し、医学部合格への確信を得ました。

医学部での挑戦と仲間の支え

大学では膨大な課題と臨床実習、さらに空手国体出場との両立で過酷な毎日。時には睡眠2時間で過ごす日々も。それでも仲間との支え合いによってストレート卒業を果たしました。山形大学の温かい雰囲気と「助け合いの文化」は、今も医療現場で活きています。

医師としてのやりがいと厳しさ

患者さんからの「ありがとう」が何よりの喜び。難しい医学用語も噛み砕いて説明し、信頼関係を築くことを大切にしています。研修医時代には過酷な日々に心が折れそうになったことも。それでも命を救えた患者さんの言葉が、医師としての誇りを支えています。

受験生へのメッセージ

「腹を決めて徹底してやること」。これは医学部受験に挑むすべての人への言葉です。苦手科目から逃げず、徹底的に鍛える姿勢が合格の鍵。そしてその姿勢は将来、命を預かる医師に必要な覚悟につながります。

保護者へのアドバイス

親の役割は「信じて見守ること」。焦って追い込むのではなく、子どもが安心して挑戦できる環境を整えることが大切だと語ります。失敗を受け止めてくれる家庭が、長い受験生活の支えになります。

眼科を選んだ理由と地域医療への思い

手先の器用さを活かし、精密な技術を要する眼科へ進みました。研修医の頃から手術技術に磨きをかけ、今は地域に根ざした医療を提供。「だるま眼科に行けば安心」と思ってもらえるクリニックを目指し、患者さんの不安に寄り添う診療を大切にしています。

まとめ(スカイ予備校・五十嵐より)

田邉智子先生の「誰にも負けない覚悟」は、受験生に「徹底する強さ」を、保護者に「信じて見守る大切さ」を伝えます。厳しさの裏にある深い優しさと、地域医療への温かな姿勢。その生き方そのものが「挑戦し続けるワクワクした大人」の姿であり、すべての人に勇気を与えてくれるでしょう。

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