不登校でも大丈夫!高校別の不登校生の受け入れ方の違いと大学進学を目指すための方法

不登校、通信制

不登校生徒が増えている昨今、学校によって不登校生の受け入れ方には違いが出てきています。高校に入学したばかりの生徒や大学進学を迎える時期の生徒向けに、学校別の受け入れ方の違いと自宅学習で進学を目指す方法をお教えします。

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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1. 全日制高校だけじゃない!自分に合わせた環境を知ろう

「元々通っていた学校に戻ること」だけが、不登校生の目標ではありません。自宅学習でもしっかり対策をすれば大学進学は可能ですし、高校は転校することもできます。まずはどんな選択肢があるかを知り、自分に合わせた学習環境を選びましょう。

①全日制高校

全日制高校とは、通常の学校教育の形態の一つで、生徒が毎日定期的に登校して授業を受ける高校のことを指します。一般的には週5日制で、午前中から午後まで授業や学習活動が行われます。

⇒毎日登校することが難しい場合には、全日制高校が向いていない場合もあります。ただし、愛媛県の私立松山学院高校では不登校生徒を考慮した全日制の「Newコース」が新設されるなど、柔軟な対応をする高校も増えています。

②定時制高校

定時制高校とは、夜間などの特別な時間帯や特定の季節に授業を行う高校のことを指します。4年制や3年制といった通学期間の違いがありますので、各学校ごとの情報を確認してください。一般的には週数日や数日間、学校へ出向く形で授業を受けることが特徴です。

⇒不登校経験のある生徒が通う場合も多い定時制高校では、同じ経験・想いを共有できる仲間が見つかることもあります。不登校生徒の対応に慣れている先生も多いため、受け入れがスムーズな場合が多いです。

③通信制高校

通信制高校とは、学生が自宅や自由な場所で学習を進めることができる高校教育の形態です。通常の学校に比べて、時間や場所に制約を受けずに学習できることが特徴です。通信制では大学同様、科目ごとに単位を取得する形で勉強を進めます。学校によって、定期的な面接指導などもあり、登校する必要がある場合もあります。

⇒自宅にいながら学習することができる通信制高校は、不登校生徒にとって心強い選択肢です。一方で「通信制高校に通ったものの、その後の進路を考えていなかった/決まらなかった」という事例も耳にします。個別の相談やサポートがあるかどうか、しっかりと情報を精査して通うことが大切です。

近年は高校生向けのフリースクールや不登校特例校も増えており、様々な選択肢があります。また、将来やりたいことが決まっている生徒は専門学校などに通うのもいいですし、「高卒認定」を取得する方法もあります。再登校することだけがゴールではありませんので、現状や目指す未来に合わせて柔軟に考えましょう。

2. 高校生の不登校支援について

学習環境を選ぶだけでなく、適切な不登校支援も活用することが重要です。まず、学校内では学習指導やカウンセリングを受けることができます。学校によっては特別に学習指導・進路指導を設けてくれるところもありますので、担任の先生に相談してみましょう。

また、地域の教育委員会や福祉事務所が設ける相談窓口では、カウンセリングや家庭訪問、学校復帰のサポートが行われています。さらに、フリースクールや学習支援センターでは、柔軟な学習環境や個別の学習支援が提供され、自主学習や社会復帰のためのプログラムも利用できます。

不登校の原因が心理的な問題である場合には、精神保健福祉センターやクリニックなどに相談することも有効です。生徒本人だけでなく、家族向けのカウンセリングなどもあり、生徒のサポート方法や家庭環境の改善を図ることができます。

どれか一つの支援方法にたよるだけでなく、様々な支援を組み合わせ、不登校生徒をサポートすることが大切です。

3. 不登校経験が影響しない大学入試方法とは?

大学入試を控えた高校生は、不登校経験が影響しない大学入試方法を選ぶことも一つの手です。例えば「総合型選抜」では、学校ごとに小論文やプレゼンテーション、実技、資格、検定などの成績を重視します。また、不登校によって勉強が遅れている場合にも、志望校の受験科目に合わせて勉強内容を絞ることで、入試に合格することは可能です。

ただし、出席日数が少ない場合、内申点を重視する志望校の受験は難しくなります。もし内申点を重視する志望校を狙う場合には、学校の定期テストを受けることや文部科学省が定める条件をクリアするなど、早めの対策が必要です。

参考リンク:【文部科学省】高等学校における不登校生徒が学校外の公的機関や民間施設において相談・指導を受けている場合の対応について

4. 自宅学習はライバルたちに差をつける「スカイメソッド」がおすすめ!

不登校経験が影響しにくい「小論文」の対策には、実力や課題に合わせた個別指導が最適です。スカイ予備校ではオンラインでの個別指導を行っており、小論文指導歴25年の五十嵐(現スカイ予備校校長)が作った、「誰でも簡単に小論文が書けるようになる答案作成カリキュラム」である「スカイメソッド」を学ぶことができます。スカイメソッドは一般に公開されており、LINEを登録することで内容を知ることができます。高得点が望める小論文の書き方をマスターし、大学合格を引き寄せましょう!

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