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小論文過去問題

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静岡大学人文社会科学部・経済学科の概要

経済学科では、従来より総合的・体系的カリキュラムを用意してきました。21世紀の経済社会の国際化の進展、激動する現代経済に対応した人材を育成するために、「理論と情報」、「経済と政策」、「企業と経済」の3つの領域を軸に、多彩な専門教育科目を備え、深い専門知識の習得を追求してきました。

4年間ー貫のゼミナール
経済学科の最大の特徴は、経済学・経営学の幅広い講義と平行して、4年間一貫して少人数教育を実現していることです。1年次から4年次まで、成長に合わせて着実に能力を培う以下のようなゼミナールが行われます。
1年次の「新入生セミナー」(前期)は、学生数15名程度のクラスで、それぞれの学生に個別に対応した転換期教育や大学での学び方を習得することができます。「基礎演習Ⅰ」(後期)は、学生15名ほどのクラスで、クルティカルリーディングや発表・討論の基礎を学びます。
2年次の「基礎演習Ⅱ」(前期)では、「ディベート」を通して、意見の主張の仕方、相手の意見を正しく理解する能力、自分とは異なる見解への反論・批判の仕方、ファシリテーション能力といった、ディスカッションのための基礎能力を身につけます。それに続く「基礎演習Ⅲ」(後期)では、主に調査票(質問紙)を用いた定量調査の学習を通じて、データの集め方や集めたデータの扱い方(集計と分析)を学びます。
3年次以降は、自分の関心に沿って「専門演習」および「経済学演習」を履修し、各分野の研究を進めることができます。「専門演習」では、担当教員の専門分野に関する文献の講読やディスカッションを通じて専門知を習得します。「経済学演習」では、共通テーマによるテキストの輪読や討論、共同論文の作成と『経済論集』への投稿・掲載、全国ゼミナール(インターゼミ)や地方ブロックゼミ大会への参加などを通じて、専門的な学習を深めることができます。「経済学演習」では、担当教員による指導のもと、学生生活の総まとめとして「卒業論文」を執筆することも可能です。これらの演習では、学生同士、学生と教師との人間的な交流、他大学ゼミとの交流が深まり、学生生活で最も充実した時間を過ごすことができます。

国際化・情報化に対応した少人数教育
経済学科では、ゼミナールの他に経済社会の国際化・情報化に対応した少人数教育を行っています。「経済英語」は、少人数クラスで外国語の経済書を用いて経済学を学び、語学力の養成とインターナショナルな能力の習得を目指します。また、社会の必須条件となりつつあるパソコンによる情報処理を少人数の実習形式でマスターできる「数理・データサイエンス入門」(1年次)、「経済情報処理」(1年次)が用意されています。

キャリア形成に役立つカリキュラム
経済学科のカリキュラムは、基礎的な内容から専門的内容へと講義内容が体系的に組まれており、また様々な目標に沿った履修モデルが提供されることで、皆さんのキャリア形成に大いに役立つものとなっています。
企業の経済活動、とりわけ経営活動や雇用や労働、企業金利に関する問題、企業のグローバルな経済活動、企業会計に関する問題に関心がある方
1年次に入門科目「企業経済論」で企業活動に関する基本的知識を得つつ、企業活動を財務的に見る視点を養う「簿記 I 」をお勧めします。そして2年次には「経営学 I 」「経営学 II 」「簿記 II 」「会計学 I 」で経営学及び会計学に関する更なる知識を身に付けましょう。このような基礎的学習の上に、3・4年次にはより高度で専門的な科目で知識を深めることができます。例えば、企業のグローバルな経済活動に興味のある方は「世界経済論」「アジア経済論」を、また会計分野に興味のある方は「会計学 II 」を受講することをお勧めします。

*(参照)大学の公式HP→ 静岡大学人文社会科学部・経済学科


記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
■小論文指導歴25年
これまでに指導した生徒は4000人以上、独自のSKYメソッドを考案で8割取る答案の作り方を指導。
スカイ予備校を高崎市内に開校し、2021年4月から、完全オンラインの大学受験予備校となり1年目から、国公立大学に27名の合格者を輩出。スカイ予備校の指導方針は、「大人になっても役に立つ勉強法の習得」です。「自分の人生は自分で切り拓く」教育をします
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前期 静岡大学人文社会科学部・経済学科(昼)

*国語に小論文形式の出題を含む。

2022年 50分 500字 100点/1200点(文)

[文章](配点40%)(出典)リチャード・フロリダ著(井口典夫訳)『新クリエイティブ資本論 ー 才能が経済と都市の主役となる ― 』(ダイヤモンド社,2014年)

設問 傍線部「今日、私たちはクリエイティビティを経済的価値の源泉として明確に理解していると考えがちである」とあるが、なぜ著者はそのように指摘するのか。本文に即して、著者の考えを400字以上500字以内で説明しなさい。

2021年 50分 580字 100点/1200点(文)

[文章](配点40%)(出典) 佐伯啓思著『経済成長主義への訣別』(新潮社,2017年)

問1 傍線部B「無為な」という語について、著者はどのように理解しているのか。本文に即して80字以内で説明しなさい。(配点10%)

問2 傍線部A『経済成長を第一義的な価値とする「成長主義」は、われわれにとって、もはや幸福を約束するものではない」とあるが、それはなぜか。本文中の具体例を用いて、著者の考えを400字以上500字以内で説明しなさい。(配点30%)


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2020年 1・2各50分 670字ほか 200点/1200点(文)

1 [文章](出典)松村圭一郎著『贈り物と負債 ― 経済・政治・宗教の交わるところ』

問1 傍線部(ア)〜(オ)のカタカナ(カンタイ、ジュンカン、メイヨ、ソウダツ、ホウシ)の部分を漢字に改めなさい(解答は楷書ではっきり書くこと)。

問2 傍線部A「ふつうは「モノを買うこと」と、「人にプレゼントを渡すこと」は、まったく違う行為だと考えられている」とあるが、それはなぜか、簡潔に説明しなさい。

問3 傍線部B「じつは、私たちも同じようなことをしている」とあるが、筆者は「クラ」の制度とサッカーW杯がどのように同じだと述べているか、説明しなさい。

問4 傍線部C「親しい間柄の親密な贈り物の交換」によってもたらされるものは何か、本文中から20字以内で抜き出して答えなさい。

問5 傍線部D「商品交換と贈与交換は分離された営みではなく、連続線上にある」とあるが、その境界が画定できないのはなぜか。筆者の述べているところを整理し、150字以内で説明しなさい。

問6 自分の身の回りや社会にある「モノを介したコミュニケーション」とその意味について、具体例を挙げ、150字以内で考察しなさい。

2 [文章](出典)ジャン・ティロール著(村井章子訳)『良き社会のための経済学』(日本経済新聞出版社,2018年)

問題 傍線部「経済に関する限り、地獄は善意で敷き詰められている」はどういう意味か。「認知バイアス」と本文中の事例を使って、著者の考えを400字以上500字以内で説明しなさい。

2019年 50分 580字ほか 200点/1200点(文)

[文章](出典)国谷裕子著『ポスト真実時代のジャーナリズムの役割』

問1 傍線部(ア)〜(オ)のカタカナの部分〈(ア)ショウゲキ(イ)キズいて(ウ)ユウワク(エ)ホウキ(オ)カラみ〉を漢字に改めなさい(答は楷書ではっきり書くこと)。

問2 傍線部①「その役割」とあるが、それはどのような役割か。本文の内容に即して、50字以内で説明しなさい。

問3 傍線部②「このことは重要だ」とあるが、筆者はなぜそう考えるのか。本文の内容に即して、テレビメディアと視聴者の関係性を踏まえながら90字以内で説明しなさい。

問4 傍線部③「これまでメディアを通して得ていた、異質なものに触れる機会を失いつつある」とあるが、筆者はなぜそう考えるのか。本文の内容に即して、140字以内で説明しなさい。

問5 筆者は、「ポスト真実時代のジャーナリズムの役割」について論を進めている。筆者の主張に対して、あなたの意見や考えを300字以内で述べなさい。(問二〜五はいずれも句読点なども一字と数える)(配点60%)

2018年 50分 500字 200点/1200点(文)

[文章](出典)ダロン・アセモグル,ジェイムズ・A・ロビンソン著『国家はなぜ衰退するのか〔上〕一 権力・栄・貧困の起源』

問 傍線部の「理由」を著者はどのように理解しているのか、著者の考えを400字以上500字以内(句読点を含む)で説明しなさい。(配点40%)


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静岡大学人文社会科学部・経済学科への志望理由書や面接対策として理解を深めておくと良い事柄など

静岡大学人文社会科学部・経済学科への志望理由書や面接対策において、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。

志望理由書:

  1. 経済学への興味や動機を具体的に語る:
  • なぜ経済学を学びたいのか、その背景や動機を詳しく説明します。自身の経済に対する興味や疑問、経済が持つ社会的な重要性に触れましょう。
  1. 学科・学部の特徴と自分の目標との関連性を示す:
  • 静岡大学の経済学科のカリキュラムや研究領域について調査し、それが自分の学びたい方向や将来の目標にどのように寄与するかを具体的に示します。
  1. 経済に関連する経験や興味深い事例を挙げる:
  • 経済に関連する活動や読書、実際の経済的な出来事について触れ、それが自分の経済学への関心を深めた事例を挙げましょう。
  1. 将来のキャリア目標と学科選択の関連性を述べる:
  • 将来の職業や研究キャリアにおいて、どのように経済学の知識やスキルを活かしたいのか、具体的に語ります。これが学科選択の意味や将来への布石となると良いです。
  1. 自己分析と成長への意欲を示す:
  • 自分の経済学への適性や強み、さらなる成長への意欲について自己分析を行い、これをどのように活かしていくかを示します。

面接対策:

  1. 自己紹介と経済学への志望動機を明確にする:
  • 簡潔かつ明確に自己紹介を行い、なぜ経済学を学びたいのかを強調します。これは志望理由書で触れた内容と整合性があるようにします。
  1. 経済に関するプロジェクトや実績について詳しく語る:
  • 過去のプロジェクトや実績について、具体的な説明を行います。経済に関連する活動や経験があれば、それについても語りましょう。
  1. 学科や研究についての質問に備える:
  • 学科や研究領域に関する質問に備え、自分がどのように学びたいか、どのような研究に興味があるかを具体的に語ります。
  1. 将来の目標について質問された場合の準備:
  • 将来の目標や志望するキャリアについての質問に備え、経済学の学びがそれにどのように寄与するかを具体的に語ります。
  1. 経済に関する社会的課題への理解を示す:
  • 経済学が抱える社会的課題についての理解を示し、それに対する自分の考えやアプローチについて述べます。

これらのポイントを考慮して、自分の熱意や適性を伝えることができる志望理由書や面接対策を行いましょう。


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まとめ

過去問題における傾向を把握しながらも、それらの問題と関係性の深い事柄についても調べるのが良いでしょう。また、出題の題材として、一見、全く違う分野の問題だと思えるような題材が取り上げられることにも気づいたのではないでしょうか? 他分野のことがらに関しても見聞を広げるのはもちろん意義がありますが、それよりも、共通のテーマや意味合いを見つけることに意識を注ぎましょう。「抽象度を上げて、応用する」という感覚です。志望の学部や学科が扱う分野に関わりの深いテーマはもちろん、時事情報なども関連させて考えを深めるとより良いでしょう。

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