宇都宮大学学部偏差値ランキング!Fラン大学って本当なの?

宇都宮校(宇都宮大学・栃木県立衛生福祉大学校最短合格コース)
  • 宇都宮大学はレベルが低い?
  • 宇都宮大学の評判
  • 就職率は悪い?

栃木県宇都宮市にある宇都宮大学は、2つのキャンパスに5つの学部を持つ国立大学です。ほどよく都会でほどよくのどかな立地、学生同士や学生と教員間の距離も規模的にちょうど良いなど、落ち着いた環境で勉強も遊びも楽しみたいという人にはおすすめの大学です。

しかし、中規模の地方国立大学ということもあって、その良さや実力はあまり知られていません。そのせいで、レベルが低い?就職率が悪い?といったネガティブな評判も聞かれるようです。

今回は、宇都宮大学に行きたいけれどレベルや評判が気になるという人、正直宇都宮大学のことはよく知らないという人に向けて、宇都宮大学のレベル、就職率、評判について解説していきます。

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

全国通信教育
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宇都宮大学はレベルが低い?

まずは宇都宮大学のレベルについて見ていきましょう。宇都宮大学の概要を紹介したのちに、根拠を挙げてそのレベルについて考えていきます。

宇都宮大学ってどんな大学?

宇都宮大学は、1949年に栃木県宇都宮市に設立された国立大学です。国際学部・共同教育学部・農学部・地域デザイン科学部・工学部の5つの学部があり、大学院も備えています。

宇都宮市内にある峰キャンパス(国際学部・共同教育学部・農学部)と陽東キャンパス(地域デザイン科学部・工学部)は、最先端の設備に加え、広々としたキャンパスに美しい庭園やパラソル付きのテーブルセット、ソファなど学生のための憩いの場も備えています。また、県内には農場や演習林もあり、充実した実習環境が整えられています。

学生数は大学院と合わせて5000人ほどと中規模であり、学生同士や教員との間で近すぎず遠すぎずの距離感が保てる人数です。その規模を生かして、少人数教育、習熟度別英語教育、担任制など、きめ細やかな学生指導が行われています。

在学生のアンケートなどでは、宇都宮大学には派手な人やチャラチャラした人は少なく、真面目で優しい人が多いとの回答が見られました。他にも、専門分野だけでなくいろいろな知識が学べる、サークルがたくさんある、駅から歩ける距離で良いなどの声も聞かれました。

宇都宮大学は本当にFラン大学?

このようにさまざまな魅力がある宇都宮大学ですが、ネット上では宇都宮大学を志望する学生から、宇都宮大学はFラン大学なの?と心配する声も上がっています。

実際のところはどうなのか確認していきましょう。

各学部偏差値一覧

宇都宮大学の各学部の偏差値を見てみましょう。

2022年度第3回ベネッセ・駿台大学入学共通テスト模試・11月のB判定値(合格可能性60%)の偏差値は以下の通りとなっています。

  • 地域デザイン科学部 51〜59
  • 国際学部 55
  • 共同教育学部 51〜54
  • 工学部 50〜55
  • 農学部 51〜56

ベネッセ・駿台の偏差値はやや高めに出ますので、他社の模試での偏差値を参照にする場合、多少差し引いて考える必要がありますが、いずれの学部も偏差値50を超えています。

宇都宮大学は、他の地方国立大学と比較すると下位の偏差値となりますが、どの学部も受験生の平均水準である偏差値50以上となっており、決してFランと言われるようなレベルではありません。

倍率推移 

過去3年間の倍率は以下の通りとなっています。

例年、おおよそ2倍台以下で推移しており、倍率は高くありません。

しかし、地域デザイン学部の総合型選抜、共同教育学部の一般選抜と学校推薦型選抜は、3年連続で倍率が上昇しており、今後の動向には注意が必要です。

また、学校推薦型選抜の出願に必要な評定は、各学部ともB、A、@など高レベルとなっています。

宇都宮大学の評判

宇都宮大学は、倍率は高くないものの、偏差値はいずれの学部も50以上であり、Fラン大学ではないということがわかりました。

ここからは、宇都宮大学の評判についてもう少し深追いしてみましょう。

レベルが低くて恥ずかしい?

宇都宮大学はレベルが低くて恥ずかしいのでしょうか。結論から言うと、そのようなことはありません。

先ほど見た通り、宇都宮大学は全国の地方国立大学の中では下位になりますが、偏差値は50以上であり、大学全体で見た場合は平均より高いレベルの学力でないと合格できない大学なのです。

MARCHの方がレベルが高い?

宇都宮大学についてよく言われるのが、MARCHと比べてどうなのかということです。偏差値と倍率だけを比べると、MARCHの方が難しそうに思えますね。

しかし、ここでまず前提として知っておかなければいけないのは、国立大学と私立大学では受験方式や志願者数、受験科目に大きな違いがあり、単純に同じ土俵で比べられるものではないということです。

偏差値で比較できる?

偏差値は、母集団が同じであり受験科目数が同じでないと、厳密な比較ができません。どういうことか詳しく説明していきましょう。

国立大学では、共通テストを突破した人のみ二次試験に進むことができるため、受験生の学力レベルは一定以上に絞られることになります。

加えて、国立大学では1回(後期があれば2回)しか受験できる機会がなく、併願もできないため、志願者数が絞られ、学力のばらつきは出にくくなります。

一方、私立の場合は、複数回の受験機会があり、どのような学力であっても受験することができるため、学力レベルに差のある学生が多数受験することとなります。すると、点数帯に開きが出ることから、偏差値は上がりやすい傾向となるのです。

よって、偏差値だけ見て、MARCHは宇都宮大学よりもレベルが高いとは言えないのです。

では倍率で比較できる?

倍率に関しても、次の理由から国立大学と私立大学では単純な比較はできません。

国立大学の場合は、共通テストを突破した人のみ二次試験に進むことができます。つまり、一定のレベルに達した学生同士の厳しい戦いとなります。加えて、先ほどの繰り返しとなりますが、国立大学では受験は1回(後期があれば2回)だけしかできず、併願ができません。

一方で、私立大学では複数回の受験回数が設けられており、どのような学力の人でも何回も受験することができます。

このような違いから、国立大学の志願者数は私立大学よりも少なく、倍率は低いものの、実質的には学力レベルが拮抗している者同士の厳しい戦いとなるのです。

国立と私立では受験科目数が違う

例えば同じ偏差値55であっても、宇都宮大学であれば5〜6教科7〜8科目の共通テストを突破した受験生の中で算出されたものですが、MARCHの場合は2,3科目と少なく、受験生のレベルもまちまちという中で算出された偏差値です。内容の違いは明らかでしょう。

また、普通に考えて、7〜8科目合わせて高い偏差値を取ることは、得意な2,3科目だけで高い偏差値を取ることよりもはるかに難しいということはわかると思います。

宇都宮大学とMARCHの偏差値を比べたら、宇都宮大学の方が低く出て、MARCHの方が高く出るということがおわかりいただけるでしょう。

五十嵐塾長
五十嵐塾長

つまり、必ずしもMARCHの方がレベルが高いとは言い切れないということになります。

就職率は悪い?

では最後に、宇都宮大学の就職状況について見てみましょう。

近年の卒業生就職率

令和3年度の就職率は、全学部とも100%でした。悪いどころかとても良いですね。

地域デザイン科学部は、卒業者数138名のうち78名が就職し、そのうち28名が公務員となっています。就職者数に占める公務員の割合が約36%と高くなっています。

国際学部は卒業生105名中83名が就職しました。

農学部は卒業生204名中104名が就職しており、そのうち43名が公務員となっています。こちらも就職者に占める公務員の割合が約41%とかなり高いです。

共同教育学部については、2020年度のデータと少し古いのですが、教員採用試験合格率は2年連続70%以上でした。

工学部は大学院への進学者が70%を超えており、就職する学生の数は少ないですが、就職率は例年ほぼ100%となっています。

五十嵐塾長
五十嵐塾長

ちなみに、2022年度『採用を増やしたい大学』ランキング(日本経済新聞社・日経HRによる「企業の人事担当者から見た大学イメージ調査」より)では、関東国立大学1位(東京を除く、関東国立大学のうち)を獲得しています。

宇都宮大学への期待の高まりが伺えますね。

主な就職先

宇都宮大学が公表している近年の学部別の就職先は次の通りでした。表は宇都宮大学のホームページから引用させていただきました。

五十嵐塾長
五十嵐塾長

有名企業や官公庁がずらりと並んでいます。宇都宮大学は就職に強い大学と言えそうですね。

まとめ

今回は、宇都宮大学はレベルが低い? Fラン大学? MARCHよりもレベルが低い? 就職率は悪い?といったネガティブな評判について調べ、いずれも事実とは異なるということをお話ししてきました。内容をまとめると、以下の通りです。

  • 宇都宮大学は
    • 大学全体で見ると平均以上の学力レベル
    • Fラン大学ではない
    • 偏差値と倍率だけ見て、一概にMARCHよりレベルが低いとは言えない
    • 就職率は非常に良い。就職先も有名企業や官公庁が多い

インターネット上では、各大学のレベルや評判が、センセーショナルな表現で大袈裟に書かれている場合があります。宇都宮大学はまさにこのケースと言えるでしょう。

インターネットによる情報収集だけで終わらず、大学のホームページを読み込んだり、オープンキャンパスに足を運んだりして、自分の目で直接的に志望校がどのような大学なのか確かめてみてくださいね。

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