(後期)【東京医科歯科大学歯学部歯学科】小論文・過去問題特集

小論文過去問題

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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(後期)【東京医科歯科大学歯学部歯学科】小論文・過去問題特集|入試傾向・対策・予想問題まで完全解説

東京医科歯科大学歯学部歯学科の概要

東京医科歯科大学歯学部歯学科は、日本の歯学教育の優れた機関で、歯科医師としての専門家を育成する学科です。この学科は高度な歯学知識と臨床スキルの習得に焦点を当て、学生に包括的な歯科医療の教育を提供します。臨床実習や実際の患者ケアを通じて臨床スキルを向上し、口腔健康の診断、治療、予防に関する能力を磨きます。東京医科歯科大学歯学部歯学科は、最新の歯科技術や研究にアクセスできる環境を提供し、学生に学際的なアプローチを奨励しています。倫理的な価値観やコミュニケーションスキルの向上も重要視され、将来の歯科医師としての社会的責任を強調しています。さらに、地域社会に対する貢献や歯科研究の推進にも力を入れており、学生には幅広い歯科医療キャリアの選択肢が提供されます。東京医科歯科大学歯学部歯学科は、卓越した歯科医療のスキルと知識を獲得するための優れた教育機関として高く評価されています。

東京医科歯科大学歯学部歯学科(後期)小論文の入試傾向と特徴

東京医科歯科大学歯学部歯学科の後期小論文試験は、試験時間120分・総字数1100〜1550字程度・配点100点(700点満点中)という形式が続いています。問題はⅠとⅡの二部構成となっており、問題Ⅰは医学科と同一問題が課される点が大きな特徴です。医学科と共通の問題が出されることから、歯学に限らず医療全般にわたる広い視野と思考力が求められます。

問題Ⅱでは、毎年課題文(文章または資料)が与えられ、設問1で要約・説明、設問2で自分の意見を論述するという二段階構成が定着しています。課題文の出典は、科学・哲学・社会学・倫理学など幅広いジャンルから選ばれており、リチャード・ハリス『生命科学クライシス』、リチャード・ドーキンス『利己的な遺伝子』、橘玲『「読まなくてもいい本」の読書案内』、真木悠介『時間の比較社会学』といった一般向け知識書・学術書が採用されています。単純な医療知識だけでは太刀打ちできず、科学哲学・生命倫理・認知科学・社会学的思考を日頃から養っておくことが不可欠です。

設問2では「あなたの考えを述べなさい」という形式が多く、著者の主張を正確に読み取りながら、自分独自の視点や具体例を交えて論じる力が問われます。字数制限が設問ごとに細かく設定されているため、情報を整理し、簡潔かつ的確に表現する技術も重要です。また、2019年には絵画・リトグラフという視覚資料が出題されており、テキスト以外の資料読解力も必要とされます。インフォームド・コンセントや患者への説明責任など、現代医療倫理に直結するテーマも出題されており、医療倫理への深い理解が求められる入試です。

東京医科歯科大学歯学部歯学科(後期)小論文の対策ポイント

①課題文の読解力を徹底的に鍛える

東京医科歯科大学の小論文では、難解な学術書・一般教養書が課題文として出題されます。著者の主張の核心を素早くつかみ、設問に対応する形で正確に要約する力が必要です。日頃から新書や学術系エッセイを読む習慣をつけ、「著者が最も言いたいことは何か」を意識しながら読む練習を積みましょう。要約問題(設問1)では字数が100〜200字以内と非常に少ないため、余分な情報を削ぎ落とす訓練が欠かせません。

②自分の意見を根拠とともに論述する練習

設問2では必ず「あなたの考えを述べなさい」という問いが来ます。単に賛成・反対を述べるのではなく、「なぜそう考えるか」という根拠を具体的に示すことが高得点の鍵です。SKYメソッドでは「主張→根拠→具体例→結論」という四段構成を徹底指導しています。この型を身につけることで、論理的で説得力のある答案が書けるようになります。

③科学・哲学・医療倫理の知識を広げる

過去問のテーマを見ると、「生物医学研究の信頼性」「ミームと文化進化」「意識とAI」「死生観と時間論」「インフォームド・コンセント」など、歯学の枠を大きく超えた幅広い知識が問われています。これらのテーマについて自分の意見を持てるよう、日頃から科学系ニュース・医療倫理に関する文献・哲学入門書などに触れておきましょう。特に「生命倫理」「科学の再現性問題」「意識の哲学」は重要テーマです。

④字数管理と時間配分の練習

120分という試験時間の中で、問題Ⅰと問題Ⅱを処理しなければなりません。設問ごとの字数制限(100字・200字・400字)を守りながら書く練習を繰り返し、本番では時間切れにならないよう時間配分を徹底しましょう。目安として、問題Ⅰに40〜50分、問題Ⅱの設問1に15分、設問2に30〜35分、見直しに残りの時間を充てるプランが効果的です。

⑤医療倫理・患者中心の視点を意識する

歯学部の小論文では、治療前説明(インフォームド・コンセント)や未成年者への説明義務など、患者の権利・倫理に関するテーマが繰り返し登場します。「患者の自律性」「医師・歯科医師としての責任」「チーム医療」といったキーワードを整理し、自分の言葉で語れるように準備しておきましょう。

後期 歯学部歯学科 過去問題一覧

2022年 120分 1250字 100点/700点(文)

問題Ⅰ 医学科と同一の問題。

問題Ⅱ [文章](出典)リチャード・ハリス著『生命科学クライシス』(2019年)

設問1)物理学研究と比較した生物医学研究の特徴について説明しなさい(200字以内)。

設問2)傍線部「世界でトップクラスの科学者にとっても、自分が自分を欺いていないかどうかを知るのは絶えず続く苦闘だ」に関して、文中で述べられている「自分が自分を欺く」ということはどういうことかを説明し、科学研究における重要な態度について、著者の考え方も引用し述べなさい(400字以内)。

2021年 120分 1100字 100点/700点(文)

問題Ⅰ 医学科と同一の問題。

問題Ⅱ [文章](出典)リチャード・ドーキンス著『利己的な遺伝子』(2006年)

設問1)作者の考える「ミーム」の概念は何か説明しなさい(100字以内)。

設問2)「ミーム」の現代的な例としてはどのようなものがあるか、またそのミームが繁栄する理由について、あなたの考えを述べなさい(400字以内)。

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2020年 120分 1150字 100点/700点(文)

問題Ⅰ 医学科と同一の問題。

問題Ⅱ [文章](出典)橘玲著『「読まなくてもいい本」の読書案内 知の最前線を5日間で探検する』(2015年)

設問1)「意識」について著者の紹介する二つの考え方を要約しなさい(200字以内)。

設問2)文中の「iPhoneは意識を持つようになるか?」の問いについて、著者の解説にしたがって説明し、次にあなたの考えを述べなさい(400字以内)。

2019年 120分 1550字 100点/700点(文、資)

問題Ⅰ 医学科と同一の問題。

問題Ⅱ [資料](出典)バーナード・モスコー著『世界の絵画と歯科風俗史』(1982年)

設問1)これは1884年に描かれたノルウェーの画家ズーント=ハンセンのリトグラフである。歯抜き人を兼ねる鉄砲鍛冶の仕事場が描かれている。このリトグラフにふさわしい題名をつけ、その題名に至った理由について説明しなさい(400字以内)。

設問2)現代の医療において説明をして同意を得ることが一般的となっているが、未成年者本人に対する治療前説明の必要性について考えるところを述べなさい(400字以内)。

2018年 120分 1150字 100点/700点(文)

問題Ⅰ 医学科と同一の問題。

問題Ⅱ [文章](出典)真木悠介『時間の比較社会学』(2003年)

設問1)文明化された人間が「死の恐怖」を感じる理由を筆者はどのように考えているか説明しなさい(200字以内)。

設問2)「死のゆえに私の生はむなしい」と感じてしまうことを避けるためには、著者は「時間」をどのようにとらえればよいと考えているか、傍線部「時間の不可逆性を前提してみても・・・虚無の感覚は帰結しないはずだ。」を参考にして説明しなさい。そしてそれを踏まえ、「いずれ死を迎える人間の生がむなしいものでなく尊いものである」という感覚をもつためにはどうしたらよいか、あなたの考えを自由に述べなさい(400字以内)。

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2026年度 東京医科歯科大学歯学部歯学科(後期)小論文 予想問題

過去の出題傾向を分析した結果、2026年度は「科学と社会の関係性」「医療テクノロジーの倫理」「歯科医療における多様性とインクルージョン」などのテーマが出題される可能性が高いと考えます。特に、AIや遠隔医療の普及が進む中で、「テクノロジーと医療倫理」を問う問題は今後も継続して出題されると予想されます。以下に予想問題を掲載しますので、本番前の演習にご活用ください。

予想問題 課題文

近年、人工知能(AI)を活用した画像診断技術が歯科医療の現場にも急速に普及しつつある。X線画像からむし歯や歯周病の兆候をAIが自動検出するシステムは、診断精度の向上や医師の負担軽減に大きく貢献するとされている。しかし一方で、こうした技術の普及は「歯科医師の専門的判断とは何か」という根本的な問いを提起する。

AIはあくまでも統計的なパターン認識に基づいて診断補助を行うに過ぎない。患者の生活習慣、心理的背景、口腔環境の個別性、さらには患者自身の治療への価値観や希望といった要素を総合的に考慮することは、現在のAIには困難である。医療における「診断」とは、数値やデータの処理にとどまらず、患者という「人」と向き合う営みである。歯科医師はAIと協働しながらも、患者一人ひとりに寄り添う人間的な視点を失ってはならない。

また、AI診断の普及は患者の「同意」のあり方にも変化をもたらす。AIが推奨する治療方針を患者にどのように説明し、理解と納得を得るか。その責任は最終的に歯科医師が担わなければならない。テクノロジーの進化が医療の質を高める一方で、歯科医師としての倫理的責任と専門性はますます問われる時代になっている。

(本文はスカイ予備校が作成した予想問題用のオリジナル文章です)

予想問題 設問

設問1)本文において、AIを用いた歯科診断が抱える限界として筆者が指摘していることを説明しなさい(200字以内)。

設問2)AI技術が歯科医療に普及する時代において、歯科医師に求められる専門性と倫理的責任はどのようなものか。本文の内容を踏まえ、あなたの考えを具体的に述べなさい(400字以内)。

予想問題 解答例

設問1)解答例(200字以内)

AIによる歯科診断は、画像データのパターン認識に基づく診断補助には優れているが、患者の生活習慣・心理的背景・治療への価値観といった個別性を総合的に考慮することが困難である。また、診断結果を患者にわかりやすく説明し、理解と納得を引き出すインフォームド・コンセントの実践は、現在のAIには担えない。したがって、AI診断には人間的判断と倫理的責任を補完する歯科医師の関与が不可欠である。(196字)

設問2)解答例(400字以内)

AI技術が歯科医療に浸透する時代において、歯科医師に求められる専門性は、単なる技術的スキルにとどまらず、患者という「人」と向き合う能力へと深化していくと私は考える。

AIは統計的パターン認識に基づく診断補助を高速・高精度に行えるが、患者の抱える不安や生活背景、価値観の多様性を読み取ることはできない。歯科医師はAIが提示するデータを適切に解釈しつつ、それを患者にわかりやすく説明し、同意を得る責任を担わなければならない。特にインフォームド・コンセントの実践は、AIに代替できない歯科医師固有の倫理的使命である。

私自身、歯科診療の現場でAIが導入されたとしても、患者の「なぜ、どのような治療を受けたいのか」という意思を丁寧に引き出すコミュニケーション能力こそが、信頼される歯科医師の核心だと考える。テクノロジーの進化に依存するのではなく、それを道具として使いこなしながら、患者一人ひとりの人生に寄り添う姿勢を貫くことが、これからの歯科医師に求められる最も重要な資質である。(394字)

東京医科歯科大学歯学部歯学科の志望理由書・面接対策のポイント

学科の特徴と強みを正確に把握する

この学科がどのような教育プログラムや研究分野を提供しているかを理解し、志望理由書や面接でその特徴に合致する理由を示しましょう。学科の教育スタイルや施設に賛同する点を強調します。特に、東京医科歯科大学が医学部と歯学部を併設していることによる


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