大学受験に向けて!高3の夏休みにやるべき共通テスト対策を解説

夏期講習

高校3年生にとって、夏休みは受験前の貴重な勉強期間です。自分の実力に合わせた効率的な勉強ができれば合格に大きく近づくことができます。今回は共通テスト対策に焦点を当て、気を付けたいことややっておきたいことをまとめました。大学受験に向けた夏休みの勉強計画を立てる際の参考にしてください。

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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長期休みだからといって過密スケジュールを組んだり、日によって時間や取り組むことがちがう行き当たりばったりなスケジュールを立てることは、効率的ではありません。学習時間と休憩時間のバランスを取ることが、効率的な学習の鍵になります。

集中力を維持するポモドーロ・テクニック

1日の学習スケジュールを作成する際には、90分ごとに10~15分、もしくは30分ごとに5分程度の短い休憩を取り入れてみましょう。これはポモドーロ・テクニックといい、長時間の勉強を避け、集中力を維持するための方法です。

休憩中には軽いストレッチや散歩を行い、リフレッシュを図ります。また、1日の終わりにはリラックスタイムを設け、心身の疲れを癒すことも重要です。これにより、効果的に学習を進めることができます。

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2. ライバルと競う&オープンキャンパスでモチベーションUP

学校がある日と違い、夏休みは孤独な勉強になりがちです。クラスメイトや同じく受験を志す仲間と協力し、夏休みを乗り越えましょう。また、オープンキャンパスなどの機会を活用し、受験へのモチベーションを高めることも重要です。

勉強会や塾を活用!仲間と競い合うことでレベルアップ

勉強仲間との協力と励まし合いは、学習効果を高める重要な要素です。定期的な勉強会を開き、お互いの進捗を確認するのもいいでしょう。疑問点を共有し、得意な分野を教え合うことで理解が深まります。

また、模試や過去問を一緒に解き、結果を比較することも競争意識を高め、モチベーションが向上します。塾や予備校に通えば、実力レベルの近いライバルと競うことができますよ。

志望校のオープンキャンパスには足を運ぼう

オープンキャンパスに行くのは受験勉強のよい気分転換になり、モチベーションアップに繋がります。受験の際に面接や小論文がある際には、志望校の情報を手に入れることが合格への近道となります。実際のキャンパスを訪れ、先生や先輩の話を聞いてみましょう。実際に見たことや聞いたことはノートにまとめ、受験本番まで忘れないように工夫しましょう。

3. 出題傾向の把握と戦略的な対策を練ろう

受験本番に解くべき問題を把握し、目標を見据えた学習をすることが重要です。高校三年生の夏休みが終わるまでには、共通テストの過去問題を1回分はやってみてください。本格的な演習が始まる秋~冬の下準備を終わらせるイメージで、受験の雰囲気を掴んでおきましょう。

共通テストの過去問題やセンター試験問題を解いてみる

出題傾向の把握と戦略的な対策は、共通テスト対策において重要なステップです。まず、過去数年分の試験問題を分析し、出題される科目や問題のタイプ、難易度の傾向を把握します。特に頻出するテーマや特定の問題パターンを把握することで、重点的に学習を進める方針を立てます。

模試や過去問を通じて実践的な経験を積み、時間配分や解答スピードを調整する訓練をします。さらに、解答後の自己分析を通じて弱点を特定し、復習計画を立てて対策を練ります。最後に、柔軟な対応力を養うために、幅広い問題に対応できるように多角的な学習を心がけます。これにより、共通テストでの高得点を目指す戦略を効果的に展開できます。

共通テストでは英語のリスニングと思考力を問う問題に注意!

2021年から始まった共通テストでは、これまでのセンター試験から変更された点がいくつかあります。「情報」科目の追加や社会・数学の出題範囲の変更などがありますが、特に「英語のリスニングの比重が増加したこと」と「資料読み取りから思考力、判断力、表現力を問う問題が増えたこと」には注意が必要です。どちらも実践的な力を試す問題となっていますので、夏はしっかりと基礎を固め、秋からは応用問題や模試に時間を使えるように準備しましょう。

思考力、判断力、表現力を問う問題は各科目で出題されている傾向にあります。自己採点が難しいことが多いと思いますので、塾や予備校、学校の先生に頼り、自分に足りない部分や苦手範囲を早めに把握しておきましょう。

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4. 科目ごとの学習スケジュールを作成しよう

科目ごとの学習スケジュールを作成する際には、まず共通テストの科目ごとの重要度と自身の得意・不得意を考慮します。優先度の高い科目から始め、1週間や1ヶ月ごとに目標を設定します。

例えば、数学は週3回、国語は週2回のペースで取り組むなど、科目ごとに適切な時間を割り当てます。基本的には国語、数学、英語の配点が高いため、この3科目を重視すると良いでしょう。

定期的な模試や過去問を挟みながら、学習の進捗状況を確認し、必要に応じてスケジュールを調整します。また、休憩やリフレッシュタイムを組み込み、集中力を保つ工夫も重要です。このように計画的に進めることで、科目ごとに均等に学習が進み、共通テスト対策が効果的になります。

5. 模試を通じた本番シミュレーションをやってみよう

夏休み以降は、模試を通じた本番シミュレーションが共通テスト対策で重要になってきます。もし夏休みに模試を受ける機会があれば、以下のことを意識して取り組んでみてください。

①実際の試験と同様の条件で模試を受けます。試験時間や試験会場の雰囲気を再現し、緊張感を持って取り組みます。

②模試後には、試験結果や解答の正確性を徹底的に分析し、弱点や改善点を特定します。また、解答速度や時間管理の訓練も重要です。模試の結果をもとに、次回の対策を練り直し、効率的な学習計画を立てます。

模試は実力を試す機会というだけでなく、実際の試験に向けた心構えや対策を確認し、自信を持って臨む準備を整える機会でもあります。模試を受けてから結果がでるまでは時間がかかる場合がありますので、余裕をもって受験すると今後の受験勉強に役立ちます。

6. 志望校に必要な合格ラインは?目標を確認しよう

最後に、最も重要なポイントをお伝えします。それは志望校に合わせた目標設定です。志望校で必要な共通テストの科目は何か、配点はどれくらいか、他に必要な試験は何か、前もって知っておくことが重要です。

先ほど取り上げた模試では、志望校に合わせた判定を見ることができます。高校三年生の夏休みであれば、最低でもC判定が必要です。自分の実力と必要な学力を確認し、計画を立てるようにしましょう。受験は難易度ややるべきことなどが一人一人ちがいます。周囲に流されず「今の自分に必要なものは何か?」を見据えて勉強することが大切です。1度きりの高校三年生の夏を有意義に活用しましょう!

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