「わかっているのに崩してしまう」現実
体調管理が上手くできなくて勉強が止まってしまう――
これは受験生の多くが避けられない悩みです。
「寝た方がいい」と分かっていても夜更かししてしまう。
「食べたほうがいい」と思っても朝ごはんを抜いてしまう。
気づいた時には風邪でダウン……そんな経験がある人は多いでしょう。
しかし、本当は 体調こそが受験最大の武器。
どれだけ努力しても、体調が崩れた瞬間に積み重ねが止まります。
それでも多くの受験生が体調を崩してしまう理由とは?
以下の4つの落とし穴があるからです。

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)
【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
■小論文指導歴27年
これまでに指導した生徒は4000人以上、独自のSKYメソッドを考案で8割取る答案の作り方を指導。
2020年4月から、完全オンラインの大学受験予備校となる。過去3年間で国公立大学合格125名。
高1から入会者は国公立大学合格率93%
高2から入会者は国公立大学合格率86%
高3の4月から入会者は国公立大学合格率73%。
スカイ予備校の指導方針は、「大人になっても役に立つ勉強法の習得」です。「自分の人生は自分で切り拓く」教育をします
体調を崩しやすい理由
①「根性論」に頼ってしまう
「多少無理してでも勉強しないと」
そう考えがちですが、受験は長期戦。
限界を超えると、集中力も記憶力も大幅に低下します。
努力しているようで実は 効率を下げる選択 になるのです。
②生活リズムが乱れがちになる
夜遅くまで勉強 → 朝起きられない → 勉強ペースが崩れる
このリズムの乱れは 自律神経を激しく消耗 させます。
「毎日違うリズム」は、軽い時差ボケと同じ状態になります。
③ストレスを軽視してしまう
プレッシャー・焦り・結果への不安……
これらは 免疫の低下や頭痛・胃腸不調 につながります。
心のケアも体調管理の一部です。
④“小さな不調”を放置してしまう
喉の痛み、肩こり、頭痛……
「少しだから」と無視すると、あっという間に大きな体調不良へ。
早めに手を打つ人ほど受験を制します。
体調不良は勉強効率を大きく奪う
・睡眠不足 → 記憶の定着が悪くなる
・疲労 → 集中力が落ち何度も同じ問題を読む
・風邪 → 数日間勉強が止まり学習が抜け落ちる
怖いのはこの悪循環👇
疲れ → 進まない → 焦る → 無理する → さらに疲れる
逆に言えば、
体調を整える=勉強効率を最大化すること
なのです。
体調を整えるカギはこの5つ
①睡眠を「勉強時間の一部」と考える
睡眠は記憶を定着させる重要な時間。
質を上げるポイントは…
- 就寝&起床時間を固定
- 寝る前のスマホを避ける
- カフェインは6時間前まで
睡眠を削る=効率を削る と理解しましょう。
②食事は「集中力の燃料」
菓子パン・コンビニだけが続くと脳は機能低下します。
特に大事なのは…
- 朝食:エネルギー切れを防ぐ
- 昼食:腹八分目で午後の眠気を防ぐ
- たんぱく質+野菜の意識
脳は食べたもので動いています。
③「休む勇気」を持つ
休むのはサボりではありません。
トップ層ほど休み方が上手い。
- 10~15分の小休憩を数回
- 週に1日は「脳の休日」
- 軽い運動で血流改善
疲れたまま続けるのが一番の遠回り。
④ストレスの出口をつくる
ストレスは体を壊します。
おすすめの対処はこの3つ👇
- 話す(家族・友人・先生)
- 書く(メモ・日記)
- 動く(散歩・ストレッチ)
完璧さの追求は手放しましょう。
⑤体調記録で“自分のクセ”を知る
睡眠・集中度・疲労感を簡単にメモするだけで…
👉「何が効率を下げているか」が見えるようになります
👉管理がデータ化されて改善しやすい
「整える習慣」は一生の財産
体調管理は受験だけに効く技術ではありません。
- 大学でのテスト
- 就職してからの仕事
- 将来の健康
すべてに直結する 生涯スキル です。
まとめ
体調管理は「生活上の工夫」ではありません。
受験の成果を左右する根本条件 です。
✨これだけ押さえればOK👇
睡眠・食事・休養・ストレスケア・記録
これらができていれば、
✔集中力が上がる
✔記憶が定着する
✔効率が何倍にもなる
受験は体力戦であり持久戦。
最後に勝つのは、 体が整っている人 です。
体調を整える習慣は、受験後の人生まで支えてくれる
あなたの「一生の武器」になります!



