芸術文化観光専門職大学とは
芸術文化観光専門職大学は、2021年に兵庫県豊岡市に設立されたまだ歴史の浅い大学ですが、芸術文化や観光に特化した専門内容が学べるため、その分野を職業としたい高校生には最高の環境だと思います。これからの日本は地方創生がカギとなります。この大学を卒業して、地元に帰り、地元の強みを見つけて、芸術、文化、観光に寄与することを目標とする高校生には、これ以上にない大学だと思います。
学校型推薦、総合型推薦、A日程、B日程と最大4回の受験チャンスがあります。
特に、芸術文化観光専門職大学は公立大学と同じ扱いではあるものの、一般の国公立大学の前期、中期、後期日程と併願ができます。その結果、芸術文化観光専門職大学の一般入試A・B日程を併願すれば、国公立大学の一般入試は最大7回受験することができます。
芸術、文化、観光に興味がある全国の高校生や兵庫県を中心とした関西や中国・四国地方の受験生にとっては、選択肢の1つになる大学といえます。(令和4年度の募集要項項から)
令和5年度以降の受験生は、必ず毎年7月に発行される同校の募集要項で最新の情報を確認してください
B日程で最高点で合格した受験生
スカイ予備校では、2022年入試で合格者がでました。しかもB日程の最高得点522.9点で合格しました。
B日程は、小論文の配点が400点と高い。
今日テストでの失敗を逆転できるチャンスです!
2022年度合格者の公開(本人からの情報提供)
指導した生徒の成績 522.9点でB日程最高点を取ることができました。B日程の定員は5名で、倍率2.7倍でした。
下の写真は、本人が入学後に得点開示したときのスクショです。総得点が522.9点です。
得点開示をしたら、B日程TOPで合格!本人も驚いていました。
最後まで諦めないことが重要ですね。
合格するためには
芸術文化観光専門職大学は、公立であるため授業料も私立くらべて安く、人気が出やすい大学です。そして、推薦入試や一般入試においても小論文の配点がとても高い大学です。小論文と面接でいかに差別化することが重要です。
そして、共通テストが3科目でも良いということが受験しやすい点でもあります。高校生3年生になってから、受験勉強を始めても間に合います。しかし、小論文と面接の配点が高いため、推薦入試(学校型選抜、総合型選抜ともに)も小論文や自己推薦書は重要となります。
卒業後に自分の地元に帰り、公務員などを目指して、地方創生に寄与するというビジョンも良い選択肢だと思います。「公務員になれるなら目指そう!」という視点だけではNGです。明確な将来設計を立てて、小論文と面接に臨みましょう。
自分が目指す将来像を明確にイメージでき、
それを小論文と面接に反映することが重要です。
入試区分と定員
令和4年度 芸術文化・観光学部(芸術文化・観光学部)
合計80名
学校推薦選抜 20名、総合型選抜20名
一般入試 A日程35名、B日程5名
4回チャンスがあるので、高1、2年生は
しっかり準備しよう。
他の国公立大学の一般入試と併願できるのも、
とても嬉しいですね。
学校推薦型選抜入試(日程)
自己推薦文などではライバルを差別化することが重要です。そのためには、自分を知ることが一番重要です。自分は何に興味をもち、どんな価値観をもっているか、このあたりもしっかりと考えましょう。
自分を知っている人間が一番強いのです。
1、2年生は長期休みなどに大学見学をするのもいいですね。
学校推薦型入試対策(受け入れ方針)
出願書類の内容から、基礎学力や語学力、これまでの活動実績、本学で学ぶ意欲等について評価するとともに、小論文と面接及びグループワークを行う。
小論文では、主に論理的思考力、理解力、表現力を評価する。面接及びグループワークでは、主体性、多様性、協働性とともに、思考力、判断力、表現力、コミュニケーション能力を評価し、併せて基礎学力や語学力等についても評価する。
学校推薦型選抜の勝負は、小論文と面接の上に、グループワークがあることです。グループワークは、通常の集団面接とは違います。そのワークの中で、自分がどんなポジションで話すことが有利になるのか、そのような「場の雰囲気を掴むこと」が、最短合格への近道です。
なぜ、学校推薦型ではグループワークという試験が課されるのか?
このことに気づくと自ずと対策が見えてきます。
口下手な人は、逆にチャンスになる可能性もあります。
総合型選抜入試(日程)
総合型選抜は、1次試験があります。この書類審査に合格しないと2次試験にすすめません。通常の国公立大学では、総合型選抜が9月−10月と早く実施され、学校型選抜が11月末に行われます。
しかし、芸術文化観光専門職大学は違いますね。これには理由がかならず存在します。そして、他の国公立大学は学校推薦のほうが定員が多く、総合型は5名以下という大学が普通です。
しかし、同校は総合型推薦入試と学校型推薦入試の定員が20名と同等です。これは、芸術文化観光専門職大学が総合型選抜試験を重視していると考えてよいでしょう。
年内に2回の受験チャンスがあるのは大きいね。
学校型と総合型の対策を同時にするとよい。
総合型選抜入試(受け入れ)
本学の教育目的に賛同し、入学後の明確な目的意識と将来の展望を持ち、学ぶ意志の強い学生で、かつ、卒業後、専門職業人としての活躍、貢献が期待できる者を対象とした選抜試験を実施する。
1次試験では、出願書類の内容から、基礎学力や語学力、これまでの活動実績、本学で学ぶ意欲等について評価する。
2次試験では、小論文と面接及びグループワークを行う。小論文では、主に論理的思考力、理解力、表現力を評価する。面接及びグループワークでは、主体性、多様性、協働性とともに、思考力、判断力、表現力、コミュニケーション能力を評価し、併せて基礎学力や語学力等についても評価する。
小論文の配点が高いので、しっかりと対策をしよう。
小論文は独学は無理なので、信頼おける指導者を見つけて良質なアドバイスをもらうこと
一般入試(日程)
芸術文化観光専門職大学は、他の国公立大学の一般入試(前期、中期、後期)を併願できます。他の芸術系、観光系の国公立大学を受験する生徒は、ぜひ併願校として検討すると良いですね。
一般入試で求められる受験生とは?(受け入れ方針)
幅広く多様な学生を求める観点から、高等学校での学習の達成度を見るとともに、本学での学修に必要な基礎学力、専門知識を得るための論理的思考力や語学力等を重視した選抜試験をA日程、B日程の2回に分けて実施する。
〔A日程〕
学力試験として、大学入学共通テストの受験を課し、高等学校までの学習の達成度を見るとともに、大学での学修に必要な基礎学力を持っているかを判断する。個別学力検査では、小論文と集団面接を行う。小論文では、主に論理的思考力、理解力、表現力を評価する。集団面接では、出願書類の内容も踏まえながら、主体性、多様性、協働性とともに、思考力、判断力、表現力、コミュニケーション能力を評価し、併せて基礎学力や語学力等についても評価する。
小論文対策と集団面接対策のバランスを考えよう。
集団面接では、積極性のほか、判断力が差をつけやすいポイントです
〔B日程〕
学力試験として、大学入学共通テストの受験を課し、高等学校までの学習の達成度を見るとともに、大学での学修に必要な基礎学力を持っているかを判断する。個別学力検査では、小論文と書類審査を行う。小論文では、主に論理的思考力、理解力、表現力を評価する。出願書類では、高等学校までの学習の達成度を見るとともに、大学での学修に必要な基礎学力を持っているかを判断する。
出典:https://www.at-hyogo.jp/admission/uploads/2022nyuugakusyasenbatuyoukou.pdf
B日程では定員が5名と少ないですが、最後まで諦めずに
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