このサイトでわかること
この記事では、東京学芸大学・B類書道専攻の学校型推薦型入試の過去問題を使った小論文の分析をしていきます。
東京学芸大学の学校推薦型の書道専攻は短い時間に多くの文字数を書くトレーニングが必要です。
記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)
【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
■小論文指導歴25年
これまでに指導した生徒は4000人以上、独自のSKYメソッドを考案で8割取る答案の作り方を指導。
スカイ予備校を高崎市内に開校し、2021年4月から、完全オンラインの大学受験予備校となり1年目から、国公立大学に27名の合格者を輩出。スカイ予備校の指導方針は、「大人になっても役に立つ勉強法の習得」です。「自分の人生は自分で切り拓く」教育をします
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(スカイ予備校は2022年度入試で東京学芸大に7名合格しました)
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こんな人に読んでほしい
東京学芸大学のB書道専攻・学校型推薦入試に出願を予定してい高校3年生とその保護者
令和3年度入試 東京学芸大学A類書道専攻の募集要項はこちら
(毎年7月以降に最新の学生募集要項が発表されます。大学のHPから必ず最新情報を確認してください)
入試倍率について
令和4年度
一般入試 定員16名 出願者36名
受験者35名 合格者19名 実質倍率1.8倍
推薦入試(特別選抜) 定員4名 出願者9名
受験者9名 合格者4名 実質倍率2.3倍
令和3年度
一般入試 定員16名 受験者36名
受験者31名 合格者18名 実質倍率1.7倍
推薦入試(特別選抜) 定員4名 出願者13名
受験者13名 合格者4名 実質倍率3.3倍
令和2年度
一般入試 定員16名 受験者69名
受験者67名 合格者18名 実質倍率3.7倍
推薦入試(特別選抜) 定員4名 出願者16名
受験者16名 合格者4名 実質倍率4.0倍
令和2年の推薦入試は4倍となり、かなりの高倍率でした。
しかし、令和3年、4年の推薦入試ともに2倍弱となり、比較的入りやすい入試と言えます。
令和5年度入試は、高倍率に戻る可能性もありますが、倍率を気にするよりも、小論文や面接対
策をしっかりやれば、怖くありません。
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特別推薦の出願資格
1)人物、学力ともに優れ、将来教育となる強い意欲を有する者
2)調査書の全体の学習成績の状況が4.0以上の者
調査書の学習成績が4.0以上であればOK
私は4.0しかない、と悩む必要はありません。調査書5.0でも不合格の生徒はいますし、
4.0でも合格する生徒はいます。
これまでの指導で、調査書ギリギリで合格した生徒はたくさんいます。
勝負は、当日の試験の結果です。
自己推薦書について
自己推薦書は総合型入試では非常に重視されます。面接ではこの自己推薦書を中心に話が展開されます。自分の過去、現在、未来をしっかりと考え、志望動機は過去と現在の自分の考え・価値観から書いていきます。大学入学後と卒業のビジョンまでしっかりと反映できることが重要です。
書道専攻は、書道のレベルで常に上を目指すことは当然ですが、教育を目指す以上、しっかりとした方向性をもった内容で、自己推薦書を書く必要があります。
教員になりたい理由だけではなく書道と言う科目を通してどのように生徒に将来有益な教育ができるかと言う視点をしっかりと明確にしておきましょう。書道専攻の場合は、書道の技術はある一定レベル以上であればあまり合否に関係ないと私は思います。
配点
小論文100点、面接100点、実技・理論100点
普段から有名な作品などの知識をしっかりとノートにまとめておき、覚えていきましょう。
小論文と面接では基本知識は不要ですが、小論文では過去に作品の名前などを聞かれる問題もありました。
知識以外の小論文は、信頼のおける指導者を見つけて、勝てる論点を効率的に指導を受けることが、合格への近道だと思います。
差をつける面接について
面接は沢山練習することが重要ですが、特に以下の2点の練習をしましょう。
1) 想定外の質問に対しても答えられるように、様々な質問を想定しておく。しかし本番の入試では全く想像していない質問も出てきます。そのために常に書道+教育と言う視点で、自問自答している習慣をつけましょう。
2) 書道の魅力を生徒たちに伝える。そしてあなたが教育者としてどのようなことを、生徒を通して社会貢献できるかと言うことを常に意識しましょう。面接はしっかりと自分の考えを的確に言語化でき、回答できないと点数が低くなります。できれば30回以上の練習をしましょう。
合格に必要な事は書道の技術ではありません。書道を通じて自分が何を学び、それを生徒にどのように伝えるか、生徒の人生にどのような影響与えるかこれらを意識していきましょう
書道実技・理論
試験に対して準備する内容等
試験に普段自分のもっている道具を持参します。規定に反しないようにしましょう。実技や理論は普段の鍛錬の成果を出せればよいと思います。しかし、書道の技術を競う大会ではないため、ここでの実技の出来が、合否を左右する主要因ではありません。
あくまでも、入試である以上、すべての試験科目(小論文、面接、実技・理論)の総合点で決まります。
私は小論文で合否が決まる可能性が高いと思っています。
小論文では、時間内に終わりにすること、内容が濃く、ライバルと差別化できることが必須。
これらの満たしていない答案が多数あるので、差別化しやすいと言えます。
令和3年度 書道実技・理論 過去問題
令和2年度 書道実技・理論 過去問題
平成31年度 書道実技・理論 過去問題
小論文試験の概要
B類書道専攻
書写、書道教育に関する課題を提示して、論述させ、知識・技能、思考力・判断力・表現力等を総合的に評価するとともに、アドミッションポリシーで求める教育への意欲・適正及び主体的に多様な人ビチと
過去問題(小論文)の出題内容
令和元年度 出題
<答案を書く時のヒント>自分の体験を基づいて書くため、構成をしっかりと確立してから描き始めることが、一番の近道です。倣書という言葉の定義、そしてその位置づけ(存在意義等)を第一段落で書き、PREP法に従って書くことで50分程度で書けると思います。特に第四段落が差別化する点なので、勝てる論点を用意しておきましょう。
<答案を書く時のヒント>図版を知らないとまったく書けないため、ある意味知識問題と言えます。しかし、学芸大学としては、このくらいの作品の背景(作品名、筆者、内容、時代背景、書道史における位置づけ、筆法等)については、最低限知っていおてほしいというメッセージです。
この問題に関しては、自分の意見を述べる必要はありません。普段から、さまざまな作品について、上記の背景についてノートなどにまとめて、書けるようにしておくことが重要です。
出願資格
2番の知識問題は全く知らなかったら勝負になりません。
しかし、1番は「倣書」という言葉を知っていれば、書けます。しかもライバルと差をつける答案が書けると思います。
仮に「倣書」という言葉を知らなくても「模倣」という言葉から推測はできますね。
入試日程
出願時期 毎年11月1日から数日間
入試日 毎年11月下旬の土曜日
合格発表日 毎年12月上旬
出願期間が短いので、
余裕をもって10月下旬には郵送しよう
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