北九州市立大学【学校型推薦】小論文・面接対策

このサイトでわかること

この記事では、北九州市立大学学校型推薦型入試の最短合格の分析をしていきます。北九州市立大学の秋の推薦入試（総合型）を受験する受験生、保護者および市立大学を目指す福岡県、九州在住の高校１・２年生に最短合格する戦略をお話しします。

記事の監修者：五十嵐弓益（いがらし ゆみます）

【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校　校長
■小論文指導歴25年
これまでに指導した生徒は4000人以上、独自のSKYメソッドを考案で８割取る答案の作り方を指導。
スカイ予備校を高崎市内に開校し、２０２１年４月から、完全オンラインの大学受験予備校となり１年目から、国公立大学に２７名の合格者を輩出。スカイ予備校の指導方針は、「大人になっても役に立つ勉強法の習得」です。「自分の人生は自分で切り拓く」教育をします
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北九州市立大学の最新情報についての注意点

令和3年度入試 北九州市立大学の募集要項はこちら
（毎年７月以降に最新の学生募集要項が発表されます。大学のHPから必ず最新情報を確認してください）

2023年入試日程・募集概要

入試日程

募集概要

五十嵐校長

北九州市立大学の特徴は、学校推薦型の人数が多いことです。そして、全国枠や特別枠、商業・工業科枠・総合学科も含め、多彩な人材を求めています。

市立大学を目指す生徒さんは、小論文や面接対策などをしっかりと実施していこう。

入試倍率について

2021年度

＜外国語学部＞

　一般選抜　　定員１８８名　出願者６９１名　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　受験者数４６５名　実質倍率1.8倍

学校推薦型選抜　定員４７名　出願者１３８名　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　受験者数１３８名　実質倍率2.5倍

＜地域創生学群＞

　一般選抜　　定員４０名　出願者３２０名　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　受験者数３１２名　実質倍率7.1倍

学校推薦型選抜　定員２０名　出願者５３名　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　受験者数５２名　実質倍率2.5倍

＜法学部＞

　一般選抜　　定員１６５名　出願者６４０名　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　受験者数４６４名　実質倍率2.0倍

学校推薦型選抜　定員８０名　出願者２０１名　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　受験者数２０１名　実質倍率2.5倍

　＜文学部＞

　一般選抜　　定員１３０名　出願者５９１名　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　受験者数４２６名　実質倍率2.5倍

学校推薦型選抜　定員９２名　出願者２８０名　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　受験者数２８０名　実質倍率2.9倍

2020年度

＜外国語学部＞

　一般選抜　　定員１８８名　出願者８４２名　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　受験者数６１５名　実質倍率2.4倍

学校推薦型選抜　定員４７名　出願者１０１名　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　受験者数１００名　実質倍率2.2倍

＜地域創生学群＞

　一般選抜　　定員４０名　出願者３１９名　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　受験者数３０８名　実質倍率6.6倍

学校推薦型選抜　定員２０名　出願者６５名　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　受験者数６５名　実質倍率3.3倍

＜法学部＞

　一般選抜　　定員１６５名　出願者７０１名　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　受験者数４７５名　実質倍率2.2倍

学校推薦型選抜　定員８０名　出願者２２６名　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　受験者数２２５名　実質倍率2.8倍

　＜文学部＞

　一般選抜　　定員１３０名　出願者６３２名　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　受験者数４５１名　実質倍率2.9倍

学校推薦型選抜　定員９２名　出願者２９４名　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　受験者数２９３名　実質倍率2.7倍

アドバイス

北九州市立大学は定員も多く、九州だけでなく中国、四国地方の生徒も多数受ける人気校です。

公立大学でここまで学部が充実している大学は珍しいですね。

全国から集まるので、キャンパスライフも楽しみです。

推薦要件と配点など（ライバルと差をつけるポイント）

＜外国語学部＞
外国語学部英米学科（全国推薦）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　英語による面接と調査書をそれぞれ点数化し、合計点をもとに総合的に判断して合否を判定します。配
点は面接240点、調査書が60点です。なお、推薦書・入学希望理由書は面接の際の資料とします。

アドバイス

面接が２４０点であるため、英語での質問の対策をしっかりしましょう。ネイティブの先生との会話でも、気持ちで負けないように！

英会話スクールなどでどんな内容が来ても回答できる訓練をしましょう。理想は外国人とディベートができるくらいまで、レベルを上げることですね。

外国語学部英米学科（地域推薦）
英語による小論文と推薦書・調査書をそれぞれ点数化し、合計点をもとに総合的に判断して合否を判定
します。配点は小論文が200点、推薦書・調査書が30点です。

アドバイス

30点分の推薦書・調査書は、過去のことなのでもう変えることはできません。

しかし、配点２００点の小論文で高得点を取るくことは可能です。

英語力をしっかりと磨きましょう。地域推薦であるため、ライバルは近くの高校の生徒です。

レベルは決して高くないと思うので、ミスをなくす対策が必要

外国語学部国際関係学科（全国推薦）
小論文と推薦書・調査書をそれぞれ点数化し、合計点をもとに総合的に判断して合否を判定します。配
点は小論文100点、推薦書・調査書が50点です。

アドバイス

地域推薦の小論文が２００点の配点ですが、全国推薦は１００点と配点がさがり、同時に推薦書と調査書が５０点となっています。全国推薦のほうが、推薦書・調査書の比率が高くなっています。

しかし、その分評定平均の高い生徒が出願してきますが、評定の差はあまり気にしなくてもOK。

当日の小論文で平均点＋αを取れば、合格ラインに行きます。

＜国際環境工学部＞

国際環境工学部（全国推薦）
総合問題と面接をそれぞれ点数化し、合計点をもとに総合的に判断して合否を判定します｡配点は総合問題60点、面接が40点です。なお、推薦書・調査書・入学希望理由書は面接の際の参考とします。

アドバイス

総合問題は過去問題３年分をしっかりとやり込もう。そして、面接の４０点分もライバルと差別化できる内容で、あなたのやりたいこと、将来のビジョンをしっかりと明確にしましょう。

環境に関する問題は、他学部でもよく出されます。しっかりと対策すると良いですね。

国際環境工学部（工業科・情報科・総合学科推薦）
総合問題と面接をそれぞれ点数化し、合計点をもとに総合的に判断して合否を判定します｡配点は総合問題40点、面接が60点です。なお、推薦書・調査書・入学希望理由書は面接の際の参考とします。

アドバイス

工業科、情報科、総合学科推薦枠は、高いレベルの答案が必要ではありません。

特に実業系の科の場合は、大学入学後に英語などで苦戦する学生が多いので、高校３年生までに

英検２級、最低でも英検準２級を合格しておくと、かなり有利になります。

そして、面接が６０点ですから、面接では自分の考えを差別化できる内容を言語化できるようにしましょう。

そして、SDGsついては、どのテーマで出題されても問題ないようにしておくことが必須です

＜文学部＞
小論文と推薦書・調査書をそれぞれ点数化し、合計点をもとに総合的に判断して合否を判定します。配
点は小論文200点、推薦書・調査書が30点です。

アドバイス

文学部の小論文２００点はかなり大きい！

ここで８割（１６０点）取れば、推薦書や調査書が１０点以下でも合格できる位置に来ます。

特に、評定（学校の成績）が出願基準ギリギリの人は、小論文で決まりますので、高３の夏はしっかりと小論文対策をしましょう。

＜法学部＞
小論文と推薦書・調査書・資格取得等申告書をそれぞれ点数化し、合計点をもとに総合的に判断して合
否を判定します。配点は小論文150点、推薦書・調査書・資格取得等申告書が50点です。

アドバイス

法学部、小論文ですべて決まると言って過言ではありません。法律を学ぶということは、判例などの文章をしっかり読め、かつ自分の意見を適切に表現（文章化）できることが必須です。

法学部の小論文は、８割を狙えると思うので、しっかりとした指導者から良質なフィードバックをもらい、ライバルと差をつける答案を完成させましょう。

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