【2024年版】大学入試小論文のおすすめ参考書10選 初心者から上級者まで

大学入試

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
■小論文指導歴25年
これまでに指導した生徒は4000人以上、独自のSKYメソッドを考案で8割取る答案の作り方を指導。
スカイ予備校を高崎市内に開校し、2021年4月から、完全オンラインの大学受験予備校となり1年目から、国公立大学に27名の合格者を輩出。スカイ予備校の指導方針は、「大人になっても役に立つ勉強法の習得」です。「自分の人生は自分で切り拓く」教育をします
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1.  はじめに

大学入試において、小論文は多くの受験生が苦手とする科目の一つです。しかし、適切な参考書を選び、効果的な勉強法を身につければ、着実に力をつけていくことができます。本記事では、2024年版の大学入試小論文におすすめの参考書を10冊紹介し、選び方や勉強法についても解説します。

2.  小論文参考書の選び方

1  レベルに合わせて選ぶ

小論文の勉強を始めたばかりの初心者、ある程度書けるようになった中級者、難関大学を目指す上級者など、自分のレベルに合った参考書を選ぶことが重要です。レベルに合っていない参考書を選んでしまうと、挫折したり、効果的に力をつけられなかったりする可能性があります。

2  志望学部・分野に合わせて選ぶ

文系・理系、または特定の学部(法学部、医学部、看護学部など)によって、求められる小論文の内容や形式が異なることがあります。志望する学部や分野に特化した参考書を選ぶことで、より効率的に対策を進めることができます。

3  小論文の形式に合わせて選ぶ

小論文には、テーマ型、課題文型、資料読解型など、いくつかの形式があります。志望大学で出題される形式に合わせて参考書を選ぶことで、本番で戸惑うことなく取り組めるようになります。

3.  おすすめ小論文参考書10選

1  初心者向け

  1. 『改訂版何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55』
    ○ 著者:樋口裕一
    ○ 特徴:小論文の基本的な書き方から、よくある間違いまで網羅的に解説。初心者にとってわかりやすい内容になっています。
  2. 『7日間で合格する小論文-読み方&書き方を完全マスター!』
    ○ 著者:樋口裕一
    ○ 特徴:短期間で小論文の基礎を身につけたい人におすすめ。1週間のプログラムで効率的に学習できます。

2  中級者向け

  1. 『採点者の心をつかむ合格する小論文』
    ○ 著者:樋口裕一
    ○ 特徴:採点者の視点から、高得点を取るためのコツを解説。中級者が更にレベルアップするのに適しています。
  2. 『全試験対応!直前でも一発合格!落とされない小論文』
    ○ 著者:神崎史彦
    ○ 特徴:様々な入試形式に対応した実践的な内容。本番で使える具体的なテクニックが満載です。
  3. 『吉岡のなるほど小論文講義10』
    ○ 著者:吉岡友治
    ○ 特徴:難関大学の出題傾向を分析し、対策を詳しく解説。中級者から上級者向けの内容です。

3  上級者向け

  1. 『大学入試柳生好之の小論文プラチナルール』
    ○ 著者:柳生好之
    ○ 特徴:難関大学の小論文対策に特化した内容。高度な論理展開や表現力を身につけたい上級者におすすめです。
  2. 『小論文これだけ!法・政治・経済編』
    ○ 著者:樋口裕一
    ○ 特徴:法学部や経済学部志望者向けの専門的な内容。社会科学系の小論文対策として最適です。

4  分野別

  1. 『改訂版書くべきネタが思いつく看護医療系小論文頻出テーマ15』
    ○ 著者:神崎史彦
    ○ 特徴:看護・医療系学部志望者向けの参考書。頻出テーマと対策が詳しく解説されています。
  2. 『小論文テーマ別課題文集<改訂版>(駿台受験シリーズ)』
    ○ 著者:駿台予備学校
    ○ 特徴:様々な分野の課題文を収録。実際の入試問題に近い形式で練習できます。
  3. 『小論文の完全ネタ本改訂版社会科学系編』
    ○ 著者:樋口裕一
    ○ 特徴:社会科学系の小論文に必要な知識やネタを豊富に収録。知識不足を感じている受験生におすすめです。

4.  小論文の効果的な勉強法

  1. 基礎固めから始める初心者は、まず小論文の基本的な構成や書き方を学びましょう。『改訂版何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55』などの入門書から始めるのがおすすめです。
  2. テーマ別に練習する頻出テーマについて、自分の意見をまとめる練習をしましょう。『小論文テーマ別課題文集』などを活用し、様々なテーマに触れることが大切です。
  3. 時事問題にアンテナを張る新聞やニュースを日常的にチェックし、時事問題に関する知識を増やしましょう。『小論文の完全ネタ本』シリーズなども参考になります。
  4. 添削を受ける自分で書いた小論文を誰かに添削してもらうことで、客観的な視点から改善点を見つけることができます。塾や予備校の添削サービスを利用するのも一案です。
  5. 過去問を解く志望大学の過去問を解くことで、出題傾向や求められるレベルを把握できます。『世界一わかりやすい慶應の小論文合格講座』のような大学別の参考書も役立ちます。
  6. 時間配分を意識する本番を想定して、制限時間内に小論文を書く練習をしましょう。『全試験対応!直前でも一発合格!落とされない小論文』などで、効率的な時間の使い方を学べます。

5.  まとめ

小論文対策は、適切な参考書選びと効果的な勉強法の実践が鍵となります。自分のレベルや志望学部に合った参考書を選び、継続的に練習を重ねることで、確実に力をつけていくことができます。

ここで紹介した10冊の参考書は、それぞれ特徴があり、目的に応じて使い分けることができます。初心者は基礎から、中級者は実践的なテクニックを、上級者はより高度な論理展開や表現力を身につけるために活用しましょう。

また、参考書だけでなく、日頃から時事問題にアンテナを張り、多角的な視点で物事を考える習慣をつけることも重要です。小論文は単なる知識の詰め込みではなく、自分の考えを論理的に表現する力が問われます。

最後に、小論文対策は早めに始めることをおすすめします。直前の詰め込みでは十分な効果が得られません。計画的に勉強を進め、徐々にレベルアップしていくことで、自信を持って本番に臨むことができるでしょう。

参考書を活用し、効果的な勉強法を実践することで、小論文を得意科目に変えていくことも可能です。自分に合った方法を見つけ、粘り強く取り組んでいってください。

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