法学部が地獄というのは本当?地獄と言われる理由はテストにあった!

大学受験

文系学部の中でも偏差値が高いのが、法学部です。

憲法や民法など様々な法律を学び、社会のルールなどを学ぶ学部です。

その法学部には「入ると地獄」という噂がよく聞かれます。

なぜそのように言われているのでしょうか?

今回はそのように言われている理由を詳しく解説していきたいと思います!

「入ったら地獄なのか…」と進路を決めかねている受験生は是非この記事を参考に進路を考えてみて下さいね♪

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
■小論文指導歴27年
これまでに指導した生徒は4000人以上、独自のSKYメソッドを考案で8割取る答案の作り方を指導。

2020年4月から、完全オンラインの大学受験予備校となる。過去3年間で国公立大学合格85名。

高1から入会者は国公立大学合格率93%

高2から入会者は国公立大学合格率86%

高3の4月から入会者は国公立大学合格率73%

スカイ予備校の指導方針は、「大人になっても役に立つ勉強法の習得」です。「自分の人生は自分で切り拓く」教育をします

そもそも法学部ってどんなところ?

まずは法学部が何を学ぶことができるところなのか見ていきましょう!

また、法学部の人はどのような就職先を選んでいるのか、進路先についてもご紹介します♪

法律だけではなく法律以外の幅広い分野も学ぶ

法学部はその名の通り、「法学」を学ぶ学部です。

「法学」とは、憲法や民法などの社会のルールを学び、人々が生活していく上で必要なルールとはどういうものなのかを探求する学問です。

実際の判例などから、法律の解釈の仕方についても学習します。

また、今後どのような法律が必要になるのか、新しい法律についても考えていきます。

そのため、法律だけでなく政治や国際的な部門についても学習します。

五十嵐塾長
五十嵐塾長

現存の法律をただ暗記するような学問ではありません!

就職先は法曹界だけではない

法学部といえば就職先は「弁護士」「裁判官」だけなのでは?と思われがちですが、実際はそれだけではありません。

サービス業・金融業などをはじめとする一般企業への就職や公務員になる人も沢山います。

法学部では様々な社会のルールや法律の解釈の仕方を学習するため、多くのルールに基づいて動いている一般企業や行政にとって、法律の知識を持った学生は重宝されます。

法学部に入ると法曹界に行くというイメージが強いですが、全員がそういう進路を選ぶ訳ではありません。

他学部と比較してなぜ法学部が地獄と言われるのか?

ではなぜ法学部だけ地獄と言われてしまうのでしょうか?

せっかく頑張って受験勉強したのに、入ってから地獄だというのは辛いですよね。

法学部がそのように言われてしまっている理由を解説していきます!

とにかく荷物が多い!

まず1つ目に地獄と言われる理由は、「荷物が多いこと」です。

法学部にとって六法全書や判例集は必須なアイテムです。

六法や判例集は現在小さいサイズのものなども販売されていますが、基本的には辞書と同じようなサイズと重さです。

その他にも教科書やノート、参考書などを含めると、他の学部に比べて荷物が多くて重くなってしまいます。

期末テストで100%評価する授業の割合が多い!

2つ目の理由は「定期テストで100%評価される割合が多いこと」です。

他の学部は授業日数や授業内レポートなどでも評価してもらえるのに対して、法学部は定期テストの結果のみで成績を出すところが多いです。

普段から授業に出ていればある程度単位が取れる他学部と比較すると、なかなか単位が取りづらいことが法学部の大きな壁と言えます。

単位を落としやすく留年する確率が高い!

3つ目の理由は「単位を落としやすく留年しやすいこと」です。

上記でも少し触れましたが、評価基準が100%定期テストの成績であることが多いため、もともと単位が取りづらい学部です。

さらに、テストでしか評価されないのにも関わらず、テスト内容がほとんど論理問題・記述問題のためテスト自体がかなり難しい場合が多いです!

また、授業日数が成績に入らないから、授業自体に出なくなって単位を落とすという人もかなりいます。

このような点から法学部は地獄と言われているのではないでしょうか。

五十嵐塾長
五十嵐塾長

どの学部に入っても授業にはできるだけ出席することが大事です♪

法学部に向いている人の特徴は?

ここまで法学部が地獄と言われている理由をご紹介してきました。

では、どんな人が法学部に向いているのでしょうか?

地獄と言われているのに行きたくないと思うかもしれませんが、法学部は悪い所だけではありません!

実はこれを読んでいるあなたにぴったりな学部なのかも知れませんよ♪

自分の意見や信念を持っている人

法律を使って問題を解決していくためには、様々な政治的背景や状況、判例、関連する法律などを考察しなければなりません。

しかし、法律には絶対的な解答はありません。

客観的なデータや意見から自分なりの信念や考え方に基づいた答えを出していく必要があります。

そのため、自分の意見や信念をしっかりと持っている人は法学部に向いていると言えます!

論理的な思考力を身に付けたい人

法学部では問題を法学的な知識、判例などの客観的データによって論理的に解決していくことを学びます。

また、回答の方法も論理的な記述によって回答していきます。

この問題は〇〇という判例があり、○○であるから答えは〇〇だ。というように常に論理的な考え方が要求されます。

そのため、論理的な思考力を身に付けたい人にとってはピッタリな学部と言えます♪

まとめ

今回は法学部が地獄と言われている理由についてご紹介しました。

噂どおり地獄だなと思う人もいれば、逆に楽しそうだと感じる人もいると思います。

どちらにしても、法学部に入って学ぶことができる法律の知識・解釈や、論理的な思考力は社会に出てかなり役に立つものばかりです。

就職先も法曹界ばかりではないので、今まで興味がなかった人も一度希望の大学の法学部について調べてみてはいかがでしょうか?

このほかにもスカイ予備校では、大学進学に関しての役立つ情報を沢山ご紹介しています。

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