【推薦入試】福岡教育大学 教育学部 中等教育教員養成課程 中等教育プログラム 書道専攻(小論文過去問題解説)

推薦入試

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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福岡教育大学 教育学部 中等教育教員養成課程 中等教育プログラム 書道専攻の小論文対策

[令和5年度 学校推薦型選抜 60分]

[一] 平安時代中期の雪について、五つの古典名を挙げ、それぞれの筆者名または仮称筆者名を記し、書の特徴をそれぞれ八十字以内で述べてください。

[二] あなたがこれまで臨してきた古典の中で、魅力を感じているもの二つについて、その良さを記述してください。
その際、感じ取っている情感をまず述べ、その情感がどのような書の特徴から沸き起こったのか、その理由を分析的な鑑賞や歴史的背景、臨を行った後の実態などから、それぞれ二百字以内で述べてください。

ポイント

出題意図

[1] 5つの代表的古典を理解できているか、また筆者、伝称筆者を理解できているか。併せて
書の特徴を述べることができるかによって、書道史の知識と共に書学の知識を問うている。

[2] これまでの臨書を通じて、書の古典をどのように感じ、受け止め行ってきたか、併せて、書
道史の知識や鑑賞力を問うている。

<福岡教育大学の公開内容からの引用>

小論文過去問題解説

[一] 筆者名の特定: 各古典の筆者を正確に特定し、もしくは仮称である場合はそれを理解します。

  • 書の特徴の把握: 各古典の特徴や書風を簡潔にまとめます。これには、感情表現、自然描写、歴史的背景への言及などが含まれます。

[二] 感じている情感の明確化: 各古典に対する感情や魅力を具体的に述べます。それがどのような要素から生まれているかを考えます。

  • 分析的なアプローチ: 各古典の魅力に対する感情を持つ理由を探求します。文学的要素、歴史的背景、作者の意図などを考慮して深く分析します。

これらのステップを踏むことで、要求された情報を正確に提供し、かつそれを理解しやすい形で表現することができます。自分の感情や考えを言葉にする前に、まず問題文や対象となる古典を注意深く読み解くことが重要です。

福岡教育大学の所在地・アクセス

所在地アクセス
福岡県宗像市赤間文教町1-1JR鹿児島本線「教育大前」駅下車、徒歩約10分

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福岡教育大学の入試傾向

福岡教育大学の入試傾向は、以下のような特徴があります。

  1. 学部・学科ごとの差異: 福岡教育大学には教育学部、文学部、理学部、社会学部、教育学研究科、教育学専攻研究科などが存在し、それぞれの学部・学科によって入試内容や難易度が異なります。志望する学部・学科に合わせた対策が必要です。
  2. 学力試験と面接: 一般的な学部では共通テストや大学独自の試験が実施されます。また、一部の学部や学科では面接も行われることがあります。面接ではコミュニケーション能力や志望動機が評価されます。
  3. 共通テストの重要性: 共通テストのスコアは入試において重要な要素の一つです。一般的に高得点を取ることが合格への道を開きます。共通テストの科目や範囲は学部・学科によって異なります。
  4. 志望動機の重要性: 面接やエッセイ試験が行われる場合、志望動機や将来の教育に対する意欲が評価されます。自己PRを準備し、明確に伝えることが求められます。
  5. 学科専門試験: 理学部や特定の学科では、学科専門の試験が行われることがあります。学科に応じた専門知識が必要です。
  6. 推薦入試の存在: 推薦入試の場合、高校の成績や推薦状の内容が重要視されます。

最新の入試情報を確認し、志望する学部・学科に合わせた対策を計画しましょう。また、学力試験だけでなく、面接や志望動機の表現にも注意を払い、総合的な入試対策を行うことが合格への鍵となります。

福岡教育大学の募集コース

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教育学部(定員数:615人)

教員免許の取得が義務づけられている学校教育3課程を設置している。
学校教育に関する課程では、現代の学校が抱える諸問題に対処できる教員、子どものあらゆる障がいに対処できる教員を養成する。教育実習は1年次から始まる。2023年からカリキュラム改革を行い、3課程の中に複数のプログラムを設置した。

初等教育教員養成課程(定員数:385人)

初等教育教員養成課程では、幼児教育、小学校教育専攻、人文・社会教育、理数教育、芸術・実技教育の各プログラムで募集する。全てのプログラムで「小学校教育」を学ぶ一方で、小学校教育を理解した幼稚園教員、小学校教育のスペシャリスト、小学校高学年の教科担任制に対応できる教員、義務教育学校でも教科指導できる小学校教員など、目指す教員像に応じて学生自身が4年間の学びをデザインできる。そのため、必要な単位を修得することにより小学校教諭一種免許状や中学校教諭免許状(一種または二種)など、複数の教員免許状が取得可能となる。

幼児教育選修

中等教育教員養成課程(定員数:170人)

中等教育教員養成課程では、中等教育プログラムを設置し、特に中学校教員の養成を重視する。担当教科、道徳科、総合的な学習の時間および特別活動での指導、学級経営、生徒指導を行うために必要な資質・能力を身につけ、中学校および高等学校教諭免許状を取得する。1~4年次にかけて、中学校・高等学校教員として必要な力を修得できるような教育課程を編成・実施するほか、学校支援ボランティア活動の機会の充実などを行っている。

国語専攻

社会科専攻

数学専攻

理科専攻

英語専攻

音楽専攻

美術専攻

保健体育専攻

家庭専攻

技術専攻

書道専攻

特別支援教育教員養成課程(定員数:60人)

特別支援教育教員養成課程では、入学者選抜段階から特別支援教育初等教育、特別支援教育中等教育の各プログラムで募集する。入学後は、児童・生徒の障がいに応じた教育活動に必要な能力を修得することを目標としている。
1~4年次にかけて、特別支援教育の動向や、特別支援学校小学部や中学部・高等部の教員としての職責、業務の理解、指導力の修得に必要となる授業科目を全般的に履修できるような教育課程を編成・実施するほか、学校支援ボランティア活動の機会の充実などを行う。

初等教育部

中等教育部

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