佐賀県の大学は国公立、私立、短期大学合わせて5つです。その中で唯一の国立大学が佐賀大学。
受験を考えているけど、佐賀大学の偏差値レベルは?Fランクと言われているの?など心配の方もいらっしゃるでしょう。
しかし、結論から言うと、佐賀大学は近年偏差値が上がり、かなりハイレベルな大学となってきています。
決してFランク大学ではありません。
当記事では
・佐賀大学偏差値ランキング
・長崎大学、熊本大学など他の国立大学との偏差値の比較
・佐賀大学の共通テスト等の最低点、平均点
・合格のための傾向と対策
上記4つのポイントから佐賀大学を徹底解説していきます。
佐賀大学を受験するかお悩みの方はぜひ参考にしてくださいね。
記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)
【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
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高1から入会者は国公立大学合格率93%
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佐賀大学の偏差値ランキング
まず、九州・沖縄地区の国立大学の偏差値ランキングを見てみましょう。
九州・沖縄地区の国立大学偏差値ランキング
1位 九州大学(医学部) 72
2位 長崎大学(医学部) 70
3位 熊本大学(医学部) 70
4位 鹿児島大学(医学部) 69
5位 大分大学(医学部) 68
6位 宮崎大学(医学部) 68
7位 九州大学(法学部) 67
8位 佐賀大学(医学部) 67
9位 琉球大学(医学部) 67
10位 九州大学(薬学部) 66
佐賀大学は医学部が8位とトップ10に入るほどの高いランクでした。
佐賀大学学部別偏差値ランキング
次に佐賀大学内の学部別の偏差値ランキングです。
1位 医学部 67
2位 農学部 54
3位 経済学部 53
4位 教育学部 53
5位 芸術地域デザイン学部 53
6位 理工学部 52
一番偏差値の高い医学部は67とかなりハイレベルです。
他の学部も偏差値50以上と決して低くはありませんね。
参考:https://kou.benesse.co.jp/hensachi/search.php?type=k
九州内他国立大学の偏差値
九州・沖縄地区に国立大学は11校あります。
その中でも人気の高い長崎大学、熊本大学に絞って佐賀大学と偏差値をランキング形式で比較していきましょう。
長崎大学
長崎大学内の学部別偏差値
・医学部 70
・歯学部 63
・薬学部 63
・水産学部 57
・多文化社会学部 56
・経済学部 55
・教育学部 54
・環境科学部 52
・情報データ科学部 52
・工学部 51
九州の中でも多彩な学部があることで人気を誇る長崎大学。
佐賀県に隣接している長崎県にあるので、こちらの大学を視野を入れている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
長崎大学も佐賀大学と同様に医学部が一番偏差値が高く、医療系の学部が強いようです。
学部別の偏差値の幅は佐賀大学と同じといったところでしょう。
熊本大学
熊本大学内の学部別偏差値
・医学部 70
・薬学部 64
・文学部 59
・法学部 59
・理学部 57
・工学部 56
・教育学部 54
熊本大学は、旧制第五高等学校から続く歴史と由緒のある大学です。
九州地方でもかなりランクの高い国立大学として有名ですね。
やはり医学部は70と他の大学と比べても偏差値が高いです。
他の学部も医学部に引けを取らず、50後半と全体的にレベルが高いのがうかがえます。
どちらの大学も佐賀大学と同様に医学部、理系学部の偏差値は高くなっています。
佐賀大学と比較すると偏差値は上ですが、近年佐賀大学は偏差値が上昇しています。
これから先同レベルに並ぶことも考えられるでしょう。
佐賀大学の難易度は?
ここからは、偏差値だけでは図れない佐賀大学の難易度について、共通テストのボーダーライン、2次試験の合格者平均点の2点から説明します。
共通テストボーダーライン
共通テストでどれくらいの得点を取れば合格できるのでしょうか。
学部別の得点率のパーセントで紹介します。
・医学部 55%~82%
・農学部 54%~57%
・教育学部 54%~65%
・経済学部 57%~61%
・芸術地域デザイン学部 57%~65%
・理工学部 54%~59%
学部内でも受ける学科により異なりますが、最低でも50〜60%は点数が取れるように対策していく必要があるでしょう。
2次試験合格者平均点
次に2次試験の合格者平均点をパーセントで見ていきましょう。
・医学部 82~79%
・農学部 66~53%
・教育学部 72~58%
・経済学部 61~74%
・芸術デザイン学部 73~65%
・理工学部 78~62%
2次試験はかなり平均点が高いようです。
共通テストのボーダーラインよりも高い得点を取る必要がありますね。
各科目の傾向と対策
佐賀大学の入試科目は各学部・学科により違いがあります。
しかし、数学、外国語、国語は共通して必須となりますので、この3教科に絞って傾向と対策を説明します。
数学
数学の試験は大問3つで構成されています。
例年、基礎レベルの問題が多く出題されているようです。
基礎の勉強に加え、記述の問題にも対応できるようにしておくと点数をより伸ばしていけるでしょう。
外国語
外国語の試験は大問4つで構成されています。
英作文問題、文章の読み取り、日本語での記述問題などが出題されます。
難易度はそこまで高くはないので、読解と英作文を論理的にまとめて記述する練習中心に勉強を進めましょう。
国語
国語の試験は古文、漢文、現代文の大問3つで構成されています。
現代文、古文はいずれも読み取り、内容理解の問題が例年出題されますので、過去問演習をしっかりと行いましょう。
漢文は基礎的な単語等を繰り返し演習し、点数を落とさないようにしてください。
まとめ
現在、佐賀大学は九州・沖縄地区の中でも比較的合格しやすい大学です。
しかし、近年偏差値が上がり、医学部は他の上位の国立大学と並ぶほどのレベルになってきています。
過去のイメージで佐賀大学を受験すると、現在とのギャップが生まれてしまうほどです。
佐賀大学は教育内容がよく、付属の施設や研究所が充実している素晴らしい環境下で学習ができる魅力的な大学です。
しっかりと入試対策して、佐賀大学での素敵なキャンパスライフを送れるように頑張りましょう!