【一般入試・後期】福島大学人文社会学群 行政政策学類/経済経営学類 小論文過去問題集

小論文過去問題

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福島大学人文社会学群 行政政策学類/経済経営学類 後期試験の概要

行政政策学類では、行政や政策の理解を深め、地域社会に対する適切な政策提案能力を養います。一方で、経済経営学類では、経済や経営に関する知識を身につけ、企業や地域の発展に貢献するためのスキルを磨きます。それぞれの専門領域での理論と実践の統合を通じて、社会への実践的な貢献を目指します。

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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後期 人文社会学群 行政政策学類

2022年後期 120分 1200字 100点/400点

[出典] 堀川三郎著「観光のパラドクスと地域コミュニティ小樽の観光まちづくりの教訓」(『世界』 2021年1月号)

(1) 下線部①「なぜ、「戦争」とも言われるような論争が引き起こされ、10年以上にわたる長い対立をもたらしたのだろうか」について、その理由を説明しなさい(1行20字詰め、10字以内)
(2) 下線部②「『保存』という名称とは裏腹に、運河の保存運動は『変化』を社会的にコントロールしようとする実践であった」とはどういうことか、運河論争によってもたらされた経験と思想に即して説明しなさい。 (1行20字詰め、20行以内)
(3) 下線部③「景観を売りとする観光都市の景観がなくなった」とはどういうことか、筆者が1997年から実施している景観定点観測調査の分析のもとに説明し、それに対するあなたの考えを述べなさい。(1行20字詰め、30行以内)

2021年後期 120分 1200字 100点/400点

[出典] 児玉真美著「殺す親、 殺させられる親」(生活書院、2019年)

(1) 下線部①「そこにある人間観」とはどのような人間観か。説明しなさい。(1行20字詰め,10行以内)
(2) 下線部②「それが『意思』として言葉で表現されるや、・・・簡単に実現されてしまう」とはどういうことか。資料の具体例に即して説明しなさい。(1行20字詰め、20行以内)
(3) 下線部③「そういうこと」とはどういうことか。筆者の考えをまとめたうえで、それに対するあなたの考えを述べなさい。(1行20字詰め,30行以内)

2020年後期 120分 1100字 100点/400点

[出典] 岡真理著「ガザに地下飲が走る日」(みすず書房、2018年)

(1) 下線部①「大陸を陸路、とりわけバスで旅して知ったことがある」に関連して、筆者が国境について知ったのはどのようなことか、本文に即して説明しなさい。(1行20字詰め、10行以内)
(2) 下線部②「イラク・ヨルダン国境の砂漠地帯にも、何キロにも及ぶ緩衝地帯-ノーマンズランド-が広がっている」についで、著者はどのような意味でこの緩衝地帯を「ノーマンズランド」と呼んでいるのか、本文に即して説明しなさい。(1行20字詰め、15行以内)
(3) 下線部③「現実には、彼らこそがこの地上で、人権の彼岸に置かれている」の内容を説明し、それに対するあなたの見解を述べなさい。(1行20字詰め、30行以内)

2019年後期 120分 1200字 100点/400点

[出典] 1.小熊英二著「(論壇時評)観光客外国人『安くておいしい国』の限界」(朝日新聞2018年5月31日) 2.小熊英二著「(論壇時評)思考実験 労働を買いたたかない国へ」(朝日新聞2017年3月30日)

(1)「安くておいしい国」と「働ける国」はどのような関係にあるか、説明しなさい。(1行20字詰め、10行以内)
(2) (資料1)の下線部について、なぜ最低賃金を1500円以上に上げたとすると日本の農業や物流や介護がつぶれてしまうと考えられるのか、具体的に説明しなさい。(1行20字詰め、20行以内)
(3)筆者は(資科1)(資科2)いずれにおいても、最低賃金を上げるべきだと主張している。このことについて、あなたの考えを述べなさい。(1行20字詰め、30行以内)

2018年後期 120分 1200字 100点/400点

☆(I)(II)より1題選択し解答。

(I)[出典] 河合幹雄著「『子供の送り迎え不要」は世界の例外」(「文藝春秋 SPECIAL」季刊冬号(第30号)、2015年)

(1)客観的には治安は悪化していないにもかかわらず、日本人の多くが、日本の治安が悪化していると信じ、また、犯罪に対する不安を感じるのはなぜか。資料に即して、筆者の見解をまとめなさい。(1行20字詰め、10行以内)
(2)欧米などの諸外国と比べて、日本の犯罪発生率が低いのはなぜか。資料に即して筆者の見解をまとめなさい。(1行20字詰め、20行以内)
(3) 日本の犯罪発生率が低い状態であることに対して地域の人々が果たしてきた役割と、今後も犯罪発生率が低い状態を維持し続けるための課題について、筆者の見解をまとめたうえで、現在の社会状況も踏まえながら、あなたの考えを述べなさい。(1行20字詰め、30行以内)

(II)[出典] 佐藤裕著「ルールリテラシー 共働のための技術」(新曜社、2016年)

(1) 下線部①「構造的な不安定性」とはどういうことか。資料に即して説明しなさい。(1行20字詰め、15行以内)
(2) 下線部②「このゲームは、当該ルールをその一部として・・・乖離が生じる可能性がある。」とはどういうことか。資料に即して説明しなさい。(1行20字詰め、15行以内)
(3)ベナルティの効果について筆者はどのように述べているか。筆者の考えを要約したうえで、それに対するあなたの考えを述べなさい。(1行20字詰め、30行以内)

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後期 人文社会学群 経済経営学類

2022年後期 90分 1100字 200点/ 1100点

[出典] 酒井真弓著 「ルポ 日本のDX最前線」(集英社インターナショナル、2021年)

問I 資料を500字以内で要約しなさい。
問II 資料をもとに、AIと人間の関係について、あなたの考えを600字以内で述べなさい。

2021年後期 90分 1000字 200点/1100点

[出典]除本理史、佐無田光共著「きみのまちに未来はあるか?」(岩波ジュニア新書、2020年)

問I 資料を400字以内で要約しなさい。
問II 近年、災害が各地で増加し、災害に地域としてどう向き合うかが問われている。このことについて、筆者の見解と対比させながら、あなたの考えを600字以内で述べなさい。

2020年後期 90分 1000字 200点/1100点

[出典] 石井妙子著「日本の天井 時代を変えた「第一号」の女たち」(KADOKAWA、2019年)

問I 著者が山根さんの体験を通して伝えたいことはなにか。400字以内でまとめなさい。
問II これからの社会では、男女それぞれがこれまでとは異なった備き方を求められることもあるだろう。そのような働き方の変化としてあなたは何を一番に思い浮かべるか、具体例をあげつつ、その
変化がもたらす影響についで600字以内で論じなさい。

2019年後期 90分 1000字 200点/1100点

[出典] 畑村洋太郎著「技術の街道をゆく」(岩波新書、2018年)

問I 本文全体を400字以内で要約しなさい。
問II 資料をふまえつつ、あなたが思い浮かべる「良い物」、あるいはそうでない物を具体的にあげ、その理由を600字以内で述べなさい。なお、解答にあたっでは、あなたが考える日本のものづくりの姿にも言及すること。

2018年後期 90分 1000字 200点/1100点

[出典] 村上由美子著「武器としての人口減社会 国際比較統計でわかる日本の強き」(光文社新書、2016年)

問I 本文から、日本における女性の活躍について、その現状と展望を500字以内で要約しなさい。ただし、図表から読みとれる他国との差異にもふれなさい。
問II 本文では、多様性を受け入れることの第一歩として、女性活用の重要性が述べられている。多様性を受け入れることについてのあなたの意見を、みずからの経験に言及しながら、500字以内で説明しなさい。

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福島大学人文社会学群 行政政策学類/経済経営学類の志望理由書や面接対策として理解を深めておくと良い事柄など

行政政策学類では、現代社会の諸課題について、広角的な観点から学び、暮らしやすく、 健康で文化的な地域社会を創出することを目指しています。そのために、行政、法、地域、社会、文化等の研究分野に関する基礎的及び専門的知識。そして、諸課題を発見、分析、解決し、それを学問的創造力で応用し、その結果を論理的に発表する力が求められています。
行政政策学類入試対策として、特に、現代社会や地域の課題に関することへの関心はもとより、論理的な文章の理解力、思考力、分析統合力・表現力が求められます。

一方、経済経営学類では、専門知識を基盤に、エビデンスに基づいた論理的思考力、主体的かつグローバルな観点で物事を実践する力、周囲との協調性を持って、長期的課題解決に実践的に取り組むことが目標です。
それらを大学において身につけるために基礎的な学力をベースに、現代社会の課題に対する関心や学習意欲、読解力、思考力、知識活用力、そして、表現力が求められます。

これらを踏まえ、あなたのこれまでの人生で学び、経験したことを適合させ、そして、在学中、卒業後の展望をしっかりと大学へ伝えることが重要です。

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例えば、「小論文に何を書けばいいかわからない」とか、「小論文が入試にあるだけで志望校を諦めてしまう..」など、率直に勿体ないと感じます。

なぜなら、小論文には、パターンがあるからです。このパターンに従い、ペンを動かすだけで誰でも楽に小論文が書けるようになります。それを体系化したものがスカイメソッドです。このメソッドは最短で約14日間あれば試験にしっかりと臨むことができます。そして、偏差値40台の受験生が国公立大学へ合格するのも夢ではありません。これもスカイ予備校の実績だからです。

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