高校受験を控える保護者が注意すべきNG行動を5つ紹介します。まず、過度なプレッシャーは子供
のストレスを増し、逆効果です。次に、学習計画に過度に介入することは、子供の自主性を損ないま
す。また、他の受験生と比較することで自信を喪失させてしまいます。さらに、進路選択を一方的に決
めるのではなく、子供と話し合うことが重要です。最後に、生活リズムを乱すサポートは健康に悪影響
を与えるため、規則正しい生活を心がけることが大切です。
記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)
【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
■小論文指導歴25年
これまでに指導した生徒は4000人以上、独自のSKYメソッドを考案で8割取る答案の作り方を指導。
スカイ予備校を高崎市内に開校し、2021年4月から、完全オンラインの大学受験予備校となり1年目から、国公立大学に27名の合格者を輩出。スカイ予備校の指導方針は、「大人になっても役に立つ勉強法の習得」です。「自分の人生は自分で切り拓く」教育をします
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1. 過度なプレッシャーをかける
保護者が「絶対に合格しなければならない」といった過剰な期待を子供に押し付けると、子供が精神的に追い詰められる可能性があります。これが逆にモチベーションを下げる原因になることもあります。
高校受験は子供にとって大きな試練ですが、保護者が過度なプレッシャーをかけることは逆効果です。「絶対に合格しなければならない」や「勉強しないと将来が危うい」といった言葉は、子供に大きなストレスを与え、逆にやる気を削ぐ原因となりかねません。プレッシャーに押しつぶされてしまうと、子供は自信を失い、学習意欲が低下することもあります。保護者の期待を感じすぎることで、受験勉強自体が苦痛に感じられ、結果として本来の力を発揮できない可能性もあります。
子供が受験に向けて最善を尽くせるよう、保護者はサポート役に徹することが大切です。結果よりも過程を評価し、子供が努力している姿を認め、励ますことが大きなモチベーションとなります。また、子供が困難に直面したときは、寄り添いながら話を聞き、冷静に対処することで、安心感を与えることができます。保護者がリラックスして見守る姿勢を保つことで、子供も安心して挑戦できる環境を整えることができるのです。
2. 学習計画に過度に介入する
子供自身の学習スタイルやペースを尊重せず、保護者が細かく指示を出しすぎると、子供が自発的に学ぶ意欲を失ってしまうことがあります。保護者はサポート役に徹するべきです。
3. 他の受験生と比較する
子供を他の受験生と比較して、「○○ちゃんはもっと勉強しているのに」などと口にすることは、子供に自信を喪失させる要因となります。子供の個性を尊重し、進捗を見守ることが重要です。
4. 進路選択を一方的に決める
保護者が子供の意見を無視して進学先を決定することは、子供の将来に大きな影響を及ぼします。子供と十分に話し合い、納得したうえで進路を決めることが大切です。
5. 生活リズムを乱すようなサポート
夜遅くまで勉強させるために夕食の時間を遅らせるなど、生活リズムを崩すサポートは、かえって体調を崩し、集中力を低下させる原因になります。規則正しい生活を送れるように配慮することが必要です。