高校受験で推薦をもらうには?中学生活ですべきことと試験対策!

大学受験

中学生になると、これまで習ってきた勉強をさらに追求した幅広い分野の学習が始まるのと同時に、部活動も活発になります。

勉強や部活ととても忙しい3年間ですが、次の新たな道となる高校受験を視野に入れて生活をしていく必要があります。

高校受験には一般入試と推薦入試の2つがあり、本格的に受験勉強を始める中学3年生頃には、自分がどちらの入試方法で受験するのかを判断していかなければいけません。

今回は、推薦入試で高校受験を考えている人向けに、推薦をもらうための中学生活の過ごし方と推薦入試に合わせた試験対策についてお届けします!

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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高校受験の推薦入試のスケジュール

高校受験は、中学3年生の1月〜3月上旬に行われます。

高校受験には、大まかに一般入試と推薦入試の2つがあり、一般入試は5教科の学力試験で合否を判断する方法で、推薦入試は内申点や面接、小論文または作文などを用いて合否を判断する入試方法です。

推薦入試は一般入試に比べて1ヶ月早く試験が開始されるため、一般入試の人よりも早めに準備を始める必要があります。

また、推薦入試は誰でも受験できるわけではなく、学校からの推薦が認められて初めて受験資格を得られる入試方法となっています。

入試方法と入試時期が違うため、自分の入試についてしっかりと把握してから試験に望んでいきましょう!

特に、願書の提出時期が遅れないように受験前の準備は念入りに!

高校受験で推薦をもらうには出願基準を満たす!

高校受験の推薦入試は、自分が推薦入試で受験をしたいからといって、必ず受けることができる入試ではありません。

推薦という言葉通り、学校から推薦をもらう必要があります。

そして、推薦をもらうためにはいくつかの出願基準があるので、それらを満たす必要があるんです。

さっそく、出願基準を見ていきましょう!

調査書の評定平均

出願時に提出する調査書には、評定平均が記載されます。

評定平均とは、中学1年生の1学期〜中学3年生の1学期までの成績を平均した数値です。

自分の評定平均が志望する学校の出願基準に満たしていなければ推薦をもらえませんので、推薦をもらうためにも学校で行われる定期テスト対策を中心に、良い成績が取れるように中学生活を過ごしましょう。

欠席日数

欠席日数も推薦入試には大きく関わってきます。

学校によって異なりますが、「欠席日数が各学年で10日以内」などと条件が設定されている場合があるため、しっかりと体調管理をして、できるだけ欠席しないように心がけましょう。

スポーツ推薦の場合は特別活動の実績も考慮

スポーツ推薦の場合は、普段の学校での生活評価の他に、スポーツでの成績が高く評価されます。

部活動でどのような功績(中体連で優勝など)を残したのか、どのような立場(部長や副部長など)だったのかといった、推薦に有利になる実績を積んでいきましょう。

推薦入試で合格するために必要な対策とは?

推薦入試は、これまでの学校の成績を記載した調査書、面接、作文または小論文で合否を判断していきます。

そのため、一般入試と違い学力試験は課されません。

ただ、学力試験がない代わりに面接が入ってくるので、志望校の情報収集を念入りに行い、志望動機をはじめ学校での活動や自己アピールを考えていく必要があります。

また、どのような内容を聞かれても応えられるように、学校の先生や塾の講師などと一緒にしっかりと面接の練習をしていくことが必要です。

また、推薦入試には面接の他に作文または小論文の試験もあります。

作文は自分の経験や体験した内容に対して自分の感想を書く文章で、小論文は与えられたテーマに対して自分の意見とその理由を述べた文章です。

文章を書くという作業は同じですが、求められている事や書き方が異なるので、本番当日まではそれぞれに合わせた準備をしていきましょう。

作文と小論文のどちらも数回で書けるようになるものではないので、専用の参考書や塾などを活用して入念に対策をしていきましょうね!

まとめ

今回は、高校受験で推薦をもらうための中学生活の過し方と推薦入試に向けた試験対策について紹介しました。

推薦入試は、一般入試に比べて1ヶ月早く試験が開始されるため、一般入試の人よりも早めに準備を始める必要があります。

推薦入試は誰でも受けられるわけではなく、学校の推薦が必要となります。

推薦をもらうためには、「調査書の評定平均」「欠席日数」「スポーツ推薦の場合は特別活動の実績」といった、いくつかの出願基準を満たす必要があります。

また、推薦入試を受けられるようになった際には、今度は推薦入試対策に取り組みます。

推薦入試は、これまでの学校での成績を記載した調査書、面接、作文または小論文で合否を判断するため、学校や塾などでそれぞれの試験内容に合わせた対策をしっかりと行っていきましょう。

推薦入試を意識した学校生活と試験対策で、志望校合格を勝ち取りましょう!

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