【推薦入試】弘前大学 人文社会科学部 社会経営課程(小論文過去問題解説)

推薦入試

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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弘前大学 人文社会科学部 社会経営課程の小論文対策

【令和5年 総合型選抜I

問題 グループで議論をする際に、はじめに意見を出す場合もあれば、議論が進んでから意見を出す場合もあります。 これらの良い点と悪い点を挙げながら、良い議論にするための参加の仕方について、あなたの考えを800字以内で述べなさい。

小論文過去問題解説

グループでの議論において、はじめに意見を出す場合と、議論が進んでから意見を出す場合、それぞれには一長一短があります。まずはじめに意見を出す場合の良い点と悪い点を考えてみましょう。

はじめに意見を出す場合の良い点

  1. リーダーシップと方向性の提供: 最初に意見を出すことで、グループに方向性を示し、議論を進める上でのリーダーシップを発揮できます。これにより、議論がまとまりやすくなります。
  2. 時間の節約: 早い段階で意見を出すことで、時間を節約できます。初期の段階でメンバーが異なる視点を理解し合えるため、より効率的に進展させることができます。

はじめに意見を出す場合の悪い点

  1. 他の意見の抑制: 最初に意見を出すメンバーが強力な意見を持っている場合、他のメンバーが自分の意見を出しにくくなる可能性があります。これがあると、グループ全体の多様性が損なわれる可能性があります。
  2. 十分な情報収集が難しい: 議論の初期段階ではまだ情報が不足していることがあり、それに基づく意見は限定的である可能性があります。これが後に問題となることがあります。

一方で、議論が進んでから意見を出す場合も一定のメリットとデメリットがあります。

議論が進んでから意見を出す場合の良い点

  1. 多様な視点の尊重: 議論が進んでから意見を出すことで、他のメンバーの様々な視点や情報を踏まえた上で意見を述べることができます。これにより、より多様で豊かな意見が出る可能性があります。
  2. 議論の深化: 議論が進んでから意見を出すことで、グループが議題に深く迫り、より包括的な結論に至る可能性があります。

議論が進んでから意見を出す場合の悪い点

  1. 時間の浪費: 議論が進むのを待ってから意見を出すことで、時間が無駄になる可能性があります。意見の出し手が遅れることで、進行が遅くなることがあります。
  2. 一貫性の欠如: 最初から議論に参加していないメンバーが後から参加すると、全体の論点や議論の経緯を把握しにくいことがあります。

良い議論にするためには、これらのポイントを踏まえて以下のような参加の仕方が考えられます。

  1. 初期の段階での積極的なリーダーシップ: 議論の初期段階で意見を出す際には、他のメンバーの発言を抑制せずに、方向性を提供することが重要です。
  2. 情報収集と共有: 議論が進む前に必要な情報を収集し、グループと共有することで、より根拠のある意見を出すことができます。
  3. 適切なタイミングでの参加: 議論が進んでからも、適切なタイミングで意見を出すことが大切です。他のメンバーの発言を尊重し、議論全体に寄与できるよう心がけましょう。
  4. 柔軟な姿勢: 議論はダイナミックであり、初期の段階での意見が変化することもあります。柔軟な姿勢を持ち、新たな情報や視点に敏感に反応することが重要です。

弘前大学の所在地・アクセス

所在地アクセス
文京町キャンパス
青森県弘前市文京町1
弘南鉄道「弘前学院大前」駅から徒歩約7分
弘南鉄道「弘高下」駅から徒歩約5分
「弘前」駅からバス「弘前大学前」または
「弘大農学生命科学部前」下車約15分
JR「弘前」駅から徒歩約20分
本町キャンパス
青森県弘前市在府町5
弘南鉄道「中央弘前」駅から徒歩約7分
JR「弘前」駅からバス「大学病院前」
または「本町」下車約20分
JR「弘前」駅から徒歩約35分
本町キャンパス
青森県弘前市本町66-1
弘南鉄道「中央弘前」駅から徒歩約7分
JR「弘前」駅からバス「大学病院前」
または「本町」下車約20分
JR「弘前」駅から徒歩約35分
文京町キャンパス
青森県弘前市文京町3
JR「弘前」駅から徒歩約25分
JR「弘前」駅からバスで「弘大農学生命科学部前」下車約15分
弘南鉄道「弘高下」駅から徒歩約5分
弘南鉄道「弘前学院大前」駅から徒歩約7分

弘前大学のHPはこちら

弘前大学の入試傾向

弘前大学の入試傾向は、以下のような特徴があります。

入試傾向:

  1. 入試難易度の変動: 弘前大学の各学部・学科ごとに入試難易度は異なり、年度によっても変動することがあります。合格最低点も学部・学科によって異なります。
  2. 出題科目の多様性: 弘前大学の入試では、出題科目や試験内容が多岐にわたります。一般的な科目(国語、数学、英語など)に加え、志望学部や学科に応じて専門科目が出題されることがあります。
  3. 面接やエッセイの重要性: 一部学部や学科では、面接やエッセイが選考の一環として行われます。志望動機や将来の目標を明確に伝えることが求められます。

入試対策:

  1. 詳細な情報収集: 弘前大学の公式ウェブサイトや入試情報を詳しく調査し、各学部・学科の入試要件や過去の入試傾向を把握します。
  2. 科目別の対策: 志望学部・学科に応じて、出題される科目やトピックを特定し、それに合わせた対策を計画します。基礎的な知識を確実に身につけることが大切です。
  3. 志望動機の整理: 面接やエッセイがある場合、自分の志望動機や将来の目標を整理し、具体的に伝える準備をします。自己アピールが大切です。

弘前大学の募集コース

募集要項はこちら

入試情報はこちら

人文社会科学部(定員数:265人)

多元的な文化理解と現実の課題解決を重視し、地域社会の活性化と文化の創造・発信に貢献する。

文化創生課程(定員数:110人)

文化創生課程では、多元的な文化理解に立って、自国と諸外国の歴史・文化・伝統を正しく評価するための理解力と判断力、さらには自国の文化を創造・発信するための独創性とコミュニケーション能力を養う。
・文化資源学コースでは、埋蔵文化財をはじめとする国内外の有形・無形の文化資源を発掘し、専門の調査研究の対象とする学習を通して、それらを人類共通の文化遺産として次世代に伝えていくことのできる人材を育成する。
・多文化共生コースでは、英語を中心とする外国語の高い運用能力を身につけ、国内外の正しい歴史・文化理解をもとに、世界情勢を的確に見極めつつ、地域社会のグローバル化の推進に貢献する人材を育成する。

社会経営課程(定員数:155人)

社会経営課程では、自治体の政策立案の現場や民間企業の経営戦略、地域住民との協働による問題解決の場で、課題解決に主体的に関わることのできる人材を育成する。
・経済法律コースでは、経済学と法学の両分野にまたがる専門的・体系的知識の習得と実践的活用に重点を置き、自治体・関連団体などで活躍できる経済法律分野の専門家を育成する。
・企業戦略コースでは、経営学・会計学の専門知識をもとに、グローバル化が一層加速する現代において、世界的かつ地域的視点から地域産業の育成と発展に貢献できる人材を育成する。
・地域行動コースでは、社会学的手法による課題解決型学習を体験することにより、少子高齢化・過疎化・人口減少といった日本社会に共通する課題の発見・分析・解決などに寄与する人材を育成する。

教育学部 学校教育教員養成課程(定員数:160人)

学校教育教員養成課程では、子どもに特有の心理・行動への理解を深め、日々、学校という現場で起こるさまざまな出来事や問題への対処法を学ぶ。

初等中等教育専攻小学校コース(定員数:80人)

初等中等教育専攻では、高い専門性と、さまざまな教育課題に対応できる実践的指導能力を兼ね備えた学校教員を養成する。

初等中等教育専攻中学校コース(定員数:50人)

特別支援教育専攻(定員数:10人)

特別支援教育専攻では、さまざまな障害のある幼児・児童・生徒などに対する教育支援について、歴史や制度、心理、指導法などの視点から総合的に学ぶ。専門科目は1年次から始まり、学校生活体験実習、教育実習などを経て、実践的、専門的な技能を高める。

養護教諭養成課程(定員数:20人)

養護教諭養成課程では、高い専門性と経験を兼ね備え、子どもたちの心と体の健康問題を解決し、生涯にわたって健康に生きる力を育むことができる養護教諭を養成する。

医学部(定員数:322人)

豊かな人間性を持ち、高度で先端的な医療を実践できる医師・医療従事者を養成する。

医学科(定員数:112人)

医学科では、国際水準の医学研究の推進と高度で先端的な医療の実践を目標に、豊かな人間力と高度な医学知識に富み、広い視野と柔軟な思考力を持った医師・医学研究者を養成する。

保健学科(定員数:200人)

保健学科では、多様な医療ニーズにこたえチーム医療を支えることのできる、医療・保健・福祉の現場で活躍できるスペシャリストを育成する。

看護学専攻(定員数:80人)

看護学専攻では、人間の尊厳に基づく看護を目指し、人間を理解し、問題解決へつなげる専門的な実践力を養う。

放射線技術科学専攻(定員数:40人)

放射線技術科学専攻では、基礎から高度な専門技術の応用まで、チーム医療の体験を交えながら実践力を磨く。

検査技術科学専攻(定員数:40人)

検査技術科学専攻では、生命現象に関する総合的な理解に基づき、医学・医療における検査の基本と手法を学ぶ。

理学療法学専攻(定員数:20人)

理学療法学専攻では、体に障害のある人に対する基本動作能力の回復・維持、および健康な人に対する障害予防を目的とした専門的技術を提供できる理学療法士を養成する。

作業療法学専攻(定員数:20人)

作業療法学専攻では、障害のある人々に対し、その個々人の主体的な生活を営む能力の獲得を図ることができる作業療法士を養成する。

心理支援科学科(定員数:10人)

心理支援科学科では、保健医療、教育、福祉、司法・矯正など、さまざまな領域で活動する心理支援職としての知識・技能と心構えを身につけ、現代における多様なこころの問題を理解し、適切な支援を行うことができる実践力を修得する。

理工学部(定員数:360人)

21世紀の高度情報化社会および先端技術社会を担う、個性豊かで独創性に富む人材の育成を目指す。

数物科学科(定員数:78人)

数物科学科では、数学と物理の基礎領域を基軸に、現代の課題を解決するためのさまざまな手法や、地域発のイノベーションの核となる柔軟な応用力を修得する。
・数理科学コースでは、数学の基礎理論を体系的に学ぶとともに、自然系や社会系の応用を視野に入れた数理モデル解析の演習科目などに取り組む。
・物質宇宙物理学コースでは、宇宙物理学および機能性新材料分野を中心に、自然法則に対する興味を喚起し、その応用展開への道筋の理解を進める。
・応用計算科学コースでは、数学、物理学、情報科学を幅広く学び、社会的な課題を計算科学の力で解決する人材を育成する。

物質創成化学科(定員数:52人)

物質創成化学科では、エネルギー・環境問題の解決に貢献し、持続可能な社会構築を担うことができる人材の育成を目指す。有機・無機材料創成化学およびエネルギー・機能創成化学の2領域の専門性を深める。

地球環境防災学科(定員数:65人)

地球環境防災学科では、地球の自然環境をさまざまな空間・時間スケールにおいて理解し、地球環境や自然災害などの重要な問題について、多面的かつ柔軟に取り組める人材を育成する。

電子情報工学科(定員数:55人)

電子情報工学科では、インターネットや公共交通機関などの社会インフラ、家電製品などを支えている組込み系技術を中心に、IT基盤技術を身につけた実践力のある技術者・研究者を養成し、健康で安心・安全な社会の実現を目指す。

機械科学科(定員数:80人)

機械科学科では、材料や運動の力学および熱・流体力学を中心とした機械工学を土台にしつつ、従前の「機械」の枠を超えた学際的な幅広い産業分野に対応できる人材を育成する。2年次前期までに機械工学の基礎を修得し、後期から2コースに分かれて学ぶ。
・知能システムコースでは、知能化機械技術者として国際的に活躍できる多様で柔軟な思考力と創造性を育む。
・医用システムコースでは、新産業分野として期待される医用システム産業に対応できる人材の育成を目指す。

自然エネルギー学科(定員数:30人)

自然エネルギー学科では、多様な視点から自然エネルギー・再生可能エネルギーに関する課題を解決できる人材の育成を目的とし、資源からエネルギーシステムまでの総合的な学習を通して、地域のニーズとエネルギー問題の解決に貢献する。

農学生命科学部(定員数:215人)

食に関する基本的な知識と科学的な視点を身につけ、食品関連産業などでグローバルに活躍する人材を育成する。

生物学科(定員数:40人)

生物学科では、生物の多様な生命現象の研究に打ち込む。研究者の育成をはじめ、理科教育・環境行政・農林水産業の発展を担う人材を育成する。基礎生物学、生態環境の2コースを設置。

分子生命科学科(定員数:40人)

分子生命科学科では、分子レベル・細胞レベルで生命現象を解明し、新規薬剤の開発、生物由来の資源開発を通して新しい生命観、新しい科学技術を創造する。生命科学、応用生命の2コースを設置している。

食料資源学科(定員数:55人)

食料資源学科では、安定的・持続的な食料生産に役立つ付加価値の高い食品やバイオテクノロジーを用いた新世代作物などの開発、保健機能を持つ食品素材の食品への安全な応用などに取り組む。食品科学、食料生産環境、食料バイオテクノロジーの3コース。

国際園芸農学科(定員数:50人)

国際園芸農学科では、海外研修などを通して世界の食料生産や流通について学ぶ。世界で行われている農業生産領域や食と農業をめぐる課題を多面的・総合的・実学的・国際的に把握できる人材を育成する。園芸農学、食農経済の2コースを設置している。

地域環境工学科(定員数:30人)

地域環境工学科では、工学的な視点で農地、水路、ダムなどについて学び、農学的な視点で農山村環境に生かす。農業土木、農山村環境の2コースを設置している。

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