【一般選抜(後期)入試】広島市立大学 令和6年度小論文過去問題と概要kouki

小論文過去問題

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

【全国通信教育】最短合格オンラインのスカイ予備校 校長
■小論文指導歴27年
これまでに指導した生徒は4000人以上、独自のSKYメソッドを考案で8割取る答案の作り方を指導。

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小論文過去問題

R6年度 国際学部 国際学科 一般選抜(後期)

問題 次の文章をよく読んで、あとの問いに答えなさい。

※本文省略

出典:村上靖彦『客観性の落とし穴』(筑摩書房 2023年)より抜粋必要に応じて表現等を変更

問「数値による予測が支配する社会」や「個人に責任が帰される社会」が抱える問題について、あなたの考えを1,000字以内で論じなさい。

出題意図

R6年度 国際学部 国際学科 一般選抜(後期)

課題文は、村上靖彦著『客観性の落とし穴』(筑摩書房、2023年)の第3章「数字が支配する世界」からの抜粋である。数値化された社会、統計が力をもつ社会では、数字で示された現象は「事実の傾向性」を示す指標ではなく、「事実を支配する法則」のように見なされるようになる。こうした社会では、リスクも数値化され、予測可能なものになり、リスクを避けることが合理的かつ当然であるという考え方に導かれてしまう。また個々人の非合理な行動については、個々人のみが責任を取るべきものであるとされるようになり、そうすると人は往々にしてリスクを怖れ、自ら進んで己の行動を規制や規範にしばりつけるようになることが論じられている。
受験者には課題文を理解し、現代の数値化社会が抱える問題について論理的に思考し、自身の経験や知識から想像して、適切な表現で論述することを求めている。

学部学科、コース

国際学部

文化、政治、経済といった枠だけにとらわれることなく、世界各地域の諸問題を多面的・複眼的に関連づけて理解する能力を育み、国際的な視野を広めていく。知識を単なる分析の手段としてではなく、国際社会における現実の問題解決に生かすことのできる確固たる国際人を養成する。
国際政治・平和、公共政策・NPO、多文化共生、言語・コミュニケーション、国際ビジネスの5つのプログラムがある。プログラムは一つに限定せず、各自の関心や将来の目標に合わせた複数の履修が可能な、多様で柔軟なカリキュラムを編成。各プログラムの科目は互いに関連しあっているので、複数のプログラムを組み合わせて学ぶことで、理解が深まるとともに、より高度な知識を修得することができる。
また、少人数制の演習科目を重視しており、各授業においても少人数編成で学ぶことにより、学生同士や教員と、しっかりとした議論をすることができる力を身につける。

情報科学部 

情報工学科では、コンピュータとネットワークに関する教育や研究を行い、次世代のコンピュータシステム・情報ネットワークの研究開発を担う人材を育成。コンピュータ、ネットワーク、コミュニケーション基盤の3コース制。
知能工学科では、知識情報処理とマルチメディア情報処理の教育や研究を行い、高度な知能情報システム・知能メディアシステムの研究開発を担う人材を育成。知能ソフトウェア、知能メディア、知能サイエンスの3コース制。
システム工学科では、制御工学、メカトロニクス、システムインタフェースの教育・研究を行い、ロボット、通信、インタフェースに関する先端情報処理システムの開発を担う人材を育成する。人間・ロボット共生、インタフェースデザイン、数理システムデザインコースの3コース制。
医用情報科学科では、医用ロボット工学、生体情報工学、バイオインフォマティックスなどのICT融合領域について学び、医療、生命、環境などに関わる諸問題に対して、既存の学問体系の枠を越えて取り組むことのできる人材を育成する。

芸術学部

創作活動の基本となる基礎実技を修得し、多様な技術を総合的に学ぶ。地域社会や国際交流において、アートを通じて活躍できる能力を身につける。
美術学科には以下の3専攻がある。
①日本画専攻では、実習を通して、各種の日本画の材料の基礎的な理解および個性的な造形感覚を進展させる。
②油絵専攻では、写実・具象表現を根幹とした指導方針のもとに、デッサンの重視と古典の研究を中心とする。
③彫刻専攻では、古典技法を学ぶため、塑造を中心とした教育を行うとともに、幅広い実材彫刻の学習により多様な技術を修得する。
デザイン工芸学科では、生活に関わる造形芸術としてのデザインおよび工芸の総合的な教育・研究を目的として、基礎的な表現力と技術を重視し、既成の分野にとらわれることなく幅広い実技教育を行う。
現代表現、視覚造形、立体造形、映像メディア造形、金属造形、染織造形、漆造形の7つの専門分野がある。

所在地・アクセス

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「市立大学前」下車、徒歩1分
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