(後期)【広島大学歯学部歯学科】小論文・過去問題特集

小論文過去問題

記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)

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(後期)【広島大学歯学部歯学科】小論文・過去問題特集|入試傾向・対策・予想問題まで徹底解説

    1. 記事の監修者:五十嵐弓益(いがらし ゆみます)
  1. 広島大学歯学部歯学科の概要
  2. 広島大学歯学部歯学科 後期入試 小論文の傾向と特徴
    1. ①2題構成・各600字以内が基本スタイル
    2. ②テーマの二本柱:「医療・社会課題」と「人文・哲学的思考」
    3. ③資料読解力と自己の考えを論理的に述べる力が求められる
    4. ④歯科医療人としての視点・倫理観が評価される
  3. 広島大学歯学部歯学科 小論文 対策ポイント
    1. 対策ポイント①:医療倫理・社会問題の基礎知識を蓄える
    2. 対策ポイント②:600字以内の「三段構成」を徹底マスターする
    3. 対策ポイント③:課題文・資料の「読解スピード」を鍛える
    4. 対策ポイント④:「人文・哲学的テーマ」への対応力を磨く
    5. 対策ポイント⑤:歯科医療人としての「自分の軸」を明確にする
  4. 広島大学歯学部歯学科 後期 小論文 過去問題(年度別)
    1. 2022年 120分 1200字 450点/1650点(課、資)
      1. 問Ⅰ
      2. 問Ⅱ
    2. 2021年 120分 1200字 450点/1650点(課、文)
      1. 問Ⅰ
      2. 問Ⅱ
    3. 2020年 120分 1200字 450点/1650点(文)
      1. 問Ⅰ
      2. 問Ⅱ
    4. 2019年 120分 1200字 450点/1650点(文)
      1. 問Ⅰ
      2. 問Ⅱ
    5. 2018年 120分 1200字 450点/1650点(文)
      1. 問Ⅰ
      2. 問Ⅱ
  5. 【2026年度予想問題】広島大学歯学部歯学科 後期 小論文
    1. 予想問題 問Ⅰ(医療・社会課題型)
      1. 【課題文】
      2. 【設問】
    2. 予想問題 問Ⅱ(人文・思考力型)
      1. 【設問】
  6. 【予想問題 解答例】問Ⅰ 解答例(約600字)
  7. 広島大学歯学部歯学科 志望理由書・面接対策として理解を深めておくと良い事柄
    1. 学部への深い理解
    2. 歯学への情熱
    3. 研究への意欲
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広島大学歯学部歯学科の概要

広島大学歯学部歯学科は、包括的な教育と卓越した研究が大変特徴的です。学部は広範なカリキュラムを提供し、学生には歯学の基礎から臨床までの広汎な知識とスキルを提供します。また、学部は研究にも注力しており、学生には研究への参加機会が提供されます。臨床実習も強化され、学生は実際の歯科診療所で実務経験を積む機会を持ちます。地域社会への貢献も大切にし、地域の歯科医療ニーズに応えています。広島大学歯学部歯学科は、将来の歯科医や歯科衛生士を育成し、歯学分野でのリーダーシップを発揮することを目指し、高度な教育と研究を通じて学生の成長と発展をサポートしています。

※参照:広島大学歯学部歯学科 公式HP

広島大学歯学部歯学科 後期入試 小論文の傾向と特徴

広島大学歯学部歯学科の後期入試における小論文は、例年120分・1200字・450点/1650点という配点比率で実施されており、センター試験(現・共通テスト)と合わせた高い総合評価のなかでも、小論文が合否を大きく左右する重要な科目となっています。

①2題構成・各600字以内が基本スタイル

過去問を見ると、問ⅠとⅡの2問構成で、それぞれ600字以内の論述が求められています。2021年・2022年は「課題文型+自由論述型」、2020年は「2題とも課題文型」、2019年・2018年は「2題とも課題文型」と、年度によって若干の違いはありますが、常に「読む力+書く力」の両方が試されます。

②テーマの二本柱:「医療・社会課題」と「人文・哲学的思考」

問Ⅰでは医療・歯科医療・社会問題に関連したテーマ(医療資源の配分、コロナ禍の医療人像、医療の本質など)が出題される傾向があります。問Ⅱでは美意識・言葉・意思決定・持続可能な社会など、より人文的・哲学的な思考力を問うテーマが出題されます。この二本柱の構造は一貫しており、受験生は医療系の知識だけでなく、社会全般への広い視野と思考力を磨く必要があります。

③資料読解力と自己の考えを論理的に述べる力が求められる

2022年の問Ⅰのように、図やグラフなどの視覚的資料から考察を展開させる問題も出題されています。資料の表面的な読み取りにとどまらず、「医療資源の公平な配分」という本質的な論点を自分の言葉で論じる力が必要です。課題文型では、著者の主張を正確に把握した上で、自分の意見を根拠とともに述べる「要約+論述」の構成力が問われます。

④歯科医療人としての視点・倫理観が評価される

広島大学歯学部の小論文では、単なる知識の羅列ではなく、「医療人を目指す者として何を大切にするか」という倫理観・使命感が問われています。2021年の「医療人が身につけるべきこと」や2020年の「医療の本質」など、医療者としての人間性を問う設問が繰り返し出題されており、受験生自身の価値観や志望動機と深く結びついた答案が求められます。

広島大学歯学部歯学科 小論文 対策ポイント

対策ポイント①:医療倫理・社会問題の基礎知識を蓄える

「EqualityとEquity(平等と公平)」「医療資源の配分」「グローバル化と多様な患者対応」など、医療倫理や社会問題に関する基礎知識は必須です。医療系ニュースや白書、新聞の社説を日頃から読む習慣をつけましょう。特に歯科医療に関連するトピック(口腔ケアと全身疾患の関係、在宅歯科医療、予防歯科の重要性など)は、具体例として活用できるよう理解を深めておきましょう。

対策ポイント②:600字以内の「三段構成」を徹底マスターする

600字という字数制限のなかで論点を明確に伝えるには、「①問題提起・自分の立場の明示→②根拠・具体例の提示→③結論・展望」という三段構成が最も効果的です。600字は原稿用紙1枚半程度ですので、ダラダラとした記述は厳禁。各パートを約150〜200字で構成することを意識しながら、繰り返し書く練習をしてください。書いた答案は必ず第三者(講師など)に添削してもらうことが上達の近道です。

対策ポイント③:課題文・資料の「読解スピード」を鍛える

120分で2問(各600字)を仕上げるには、課題文を素早く正確に読む力が欠かせません。課題文の要点を5分以内にメモし、論点を整理してから執筆する習慣をつけましょう。過去問を使った時間計測練習を繰り返し行い、「読解15分+構成5分+執筆30分」×2問という時間配分を体に染み込ませることが重要です。

対策ポイント④:「人文・哲学的テーマ」への対応力を磨く

「美しさの共通点・相違点」「言葉のパワー」「ニーズとウォント」など、歯学とは一見無関係に見えるテーマも毎年出題されています。これらは受験生の思考の柔軟性と教養の深さを測るものです。普段から読書・映画・美術など多様な文化体験を積み、自分なりの価値観を言語化する練習をしておきましょう。日記や感想文を600字程度でまとめる習慣も効果的です。

対策ポイント⑤:歯科医療人としての「自分の軸」を明確にする

広島大学歯学部の小論文では、「医療人を目指すあなたが」という主語を問題文に明示するケースが多く見られます。これは、受験生が歯科医師を目指す明確な理由・動機・価値観を持っているかを問うものです。志望理由書・面接対策とも連動させながら、「なぜ歯科医療なのか」「自分がどんな歯科医師になりたいのか」を繰り返し言語化し、小論文に自然に反映できるよう準備しましょう。

広島大学歯学部歯学科 後期 小論文 過去問題(年度別)

2022年 120分 1200字 450点/1650点(課、資)

問Ⅰ

【資料】(出典)Equality(平等)とEquity(公平)を表した図 1点

【設問】図を見て、適切な医療資源(物資・技術・人材等)の配分について、あなたの考えを600字以内で述べなさい。

問Ⅱ

「自然の中で美しく感じるもの」と「人の手によって創造されたものの中で美しく感じるもの」をそれぞれ挙げ、それら2つの美しさの特徴や理由として考えられることについて、共通点や相違点を交えながら、あなたの考えを600字以内で述べなさい。

2021年 120分 1200字 450点/1650点(課、文)

問Ⅰ

【文章】(出典)黒木登志夫著『新型コロナの科学』(中央公論新社、2020年)

【設問】文章を読んで、「医療人を目指すあなた」が身につけるべきだと思うことを600字以内で述べなさい。

問Ⅱ

グローバル化にともない、歯科を受診する人々の多様性は増している。医療の現場において、円滑な意思疎通と十分な相互理解を促進し、すべての患者に適切な医療を提供するためにはどのようなことが必要と考えられるか、あなたの考えを600字以内で述べなさい。

2020年 120分 1200字 450点/1650点(文)

問Ⅰ

【文章】(出典)金子みすゞ著『金子みすゞ童謡集 わたしと小鳥とすずと』(JULA出版局, 1984年)

【設問】金子みすゞ氏の「わたしと小鳥とすずと」という詩を読んであなたの感じることを600字以内で述べなさい。

問Ⅱ

【文章】(出典)朝日新聞デジタル2019年12月6日の社説「中村医師の死 現場主義を忘れまい」

【設問】文章を読んで、医療の本質について、あなたの考えを600字以内で述べなさい。

2019年 120分 1200字 450点/1650点(文)

問Ⅰ

【文章】(出典)広中平祐著『学問の発見 数学者が語る「考えること・学ぶこと」』(講談社, 2018年)

【設問】文章を読んで、あなたが進路を決める上で考慮する「ニーズ」と「ウォント」について、600字以内で述べなさい。

問Ⅱ

【文章】(出典)植西聰著『イラスト版 話し方を変えると「いいこと」がいっぱい起こる!』(三笠書房, 2016年)

【設問】文章を読んで、あなたは言葉のパワーをどのように使いたいか、600字以内で述べなさい。

2018年 120分 1200字 450点/1650点(文)

問Ⅰ

【文章】(出典)国谷裕子「未来をあきらめない」(朝日新聞グローブ2017年11月5日付)

【設問】「持続可能な社会に戻るために私たちにできること」は何か、あなたの考えを600字以内で述べなさい。

問Ⅱ

【文章】(出典)坂井著『「決め方」の経済学―「みんなの意見のまとめ方」を科学する』(ダイヤモンド社)

【設問】「うまく人々の意思を汲み取る」とはどういうことか、あなたの考えを600字以内で述べなさい。

【2026年度予想問題】広島大学歯学部歯学科 後期 小論文

過去の出題傾向を徹底分析した結果、2026年度後期入試では以下のようなテーマが出題される可能性が高いと予測します。ぜひ実際に時間を計って解答練習に活用してください。

予想問題 問Ⅰ(医療・社会課題型)

【課題文】

 近年、日本では高齢化社会の進展とともに「口腔フレイル」という概念が注目されている。口腔フレイルとは、噛む・飲み込む・話すといった口腔機能の軽微な衰えが積み重なり、全身の健康状態の悪化や要介護状態のリスクを高める現象である。厚生労働省の調査によれば、口腔機能の低下は低栄養・筋力低下・認知症リスクとも密接に関連しており、歯科医療が担うべき役割は従来の「治療」から「予防・維持管理」へと大きく変化しつつある。

 しかし現実には、定期的に歯科を受診する習慣を持つ人は依然として少なく、特に高齢者や低所得層では受診へのアクセス格差が顕著である。また、歯科医師や歯科衛生士の地域偏在も深刻な問題となっており、都市部と地方では口腔ケアの提供体制に大きな差がある。このような現状を踏まえると、歯科医療が「すべての人の健康」に貢献するためには、個人の診療技術の向上だけでなく、社会的な仕組みづくりへの積極的な関与が求められている。

【設問】

課題文を読んで、超高齢社会における歯科医療の役割と、歯科医師として社会にどのように貢献すべきかについて、あなたの考えを600字以内で述べなさい。

予想問題 問Ⅱ(人文・思考力型)

【設問】

「失敗から学ぶこと」と「成功から学ぶこと」では、人間の成長においてどのような違いがあると考えるか。それぞれの特徴や意義について共通点・相違点を交えながら、あなたの考えを600字以内で述べなさい。

【予想問題 解答例】問Ⅰ 解答例(約600字)

 超高齢社会において、歯科医療の役割は「虫歯や歯周病を治す」という従来の枠組みを超え、「全身の健康を支える予防・維持医療」へと進化しなければならないと私は考える。

 課題文が示すように、口腔フレイルは低栄養・筋力低下・認知症リスクと深く関連している。これは、口腔の健康が全身の健康と不可分であることを意味しており、歯科医師が担う責任の範囲が、歯科診療室の外にまで広がっていることを示している。私が目指す歯科医師像も、単に目の前の患者の症状を治すだけでなく、患者の生活の質(QOL)全体を見据えた医療を提供できる存在でなければならないと考える。

 また、受診アクセスの格差と地域偏在という問題は、個人の努力だけでは解決できない社会構造的な課題である。この点において、歯科医師は診療所の中に留まらず、地域の介護施設や在宅医療の現場へ積極的に出向く「訪問歯科診療」の拡充に貢献すべきだと考える。さらに、地域住民への口腔ケア教育や啓発活動を通じて、「予防」の文化を社会に根付かせることも歯科医師の使命である。

 私は、歯科医師として患者一人ひとりの口腔から全身の健康を守るとともに、地域社会全体の健康増進に積極的に関与することで、「すべての人が質の高い歯科医療にアクセスできる社会」の実現に貢献したいと考える。そのためにも、広島大学歯学部で最先端の知識と高い倫理観を身につけ、社会から信頼される歯科医師として成長していきたい。

広島大学歯学部歯学科 志望理由書・面接対策として理解を深めておくと良い事柄

広島大学歯学部歯学科への志望理由書や面接対策に取り組む際には、以下のポイントを意識して準備をしましょう。

学部への深い理解

広島大学歯学部歯学科の特徴や強みを熟知し、なぜこの学部に入学したいのかを具体的に示しましょう。学部が提供する教育スタイルや研究領域、教員陣の専門性に触れ、なぜこの学部があなたの目標や関心に合致しているのかを説明します。

歯学への情熱

なぜ歯学を学びたいのか、その背後にある情熱や興味を詳しく語りましょう。歯学がなぜ重要で魅力的だと考えるのか、その理由を具体的に伝えます。

研究への意欲

学部での研究への意欲や関心を強調


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