【一般入試・後期】北海道大学文学部

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北海道大学文学部の概要

北海道大学文学部は、日本の北海道地域における文学と文化研究を専門としています。この学部は、人文科学領域で幅広い学問領域をカバーし、文学、言語学、歴史、哲学、美術史、宗教学など、多くの学問分野に焦点を当てています。学生は日本文学や外国文学、言語学の探求から、文化・芸術、歴史研究に至るまで、多岐にわたる分野で学びます。教員陣は専門知識を提供し、学生が文学と文化における理解を深め、知識を磨きます。北海道大学文学部は、北海道地域の文化と歴史への洞察を提供し、学問の発展に貢献しています。

文学部 後期

2022年後期 180分 1600字 200点/500点

【1】[出典] 竹之内裕文著「死とともに生きることを学ぶ――死すべきものたちの哲学」

問1
(1) 下線部(1)「生物学者]フォン ・ユクスキュルはそれを「環批界](Unwelt)と名づける」について,「原世界」とはどのようなものか.英文を参考にして て150字以内で説明しなさい。
(2)下線部(2)「人間として「よく生きる」という課題には,このような原理的な問題がつきまとう」とはどういうことか。動物の場合と比較して,150字以内で説明しなさい。

問2 著者の言う「『よく生きる』こと」について,あなたの考えを具体例を挙げて500字以内で述べなさい。

【2】[出典] 「(英文)幸福度に関する研究会報告一幸福度指標試案一 」(内閣府)

問1
(1) 下急記 “paradox of happiness”について,本文と図1に基づいて150字以内で説明しなさい。
(2) 本文では幸福度指標を成することの意義についてどのように述べられているか,150字以内で説用しなさい。

問2 本文と複数の国の内容を踏まえ,幸福度を高める条件を指摘し,それな実現する方法についであなたの考えを500字以内で述べなさい。

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北海道大学文学部は、人間と社会、文化の探究を基本理念とし、次代の社会の担い手を育てる使命を担っています。個別の研究分野を深く修めた人材を育成し、思考力、判断力、表現力を養い、現代社会の問題に対する批判的視点を持つ人材を求めています。それに対し、人間社会の多様な営みに対して知的好奇心旺盛なこと、自主的で計画的に勉学に取り組めること、自己の能力を社会に貢献したい意欲を持つことが求められます。入学前に必要とされることは、高等学校の教育課程に基づく基礎学力とそれを応用する力、現代社会の課題に対し、理解し、考える力、そして、それを「ことば」によって表現できる力、最後に、主体性を持ち、様々な人々の意見に耳を傾け、彼らと協調しながら、学ぶ姿勢が必要とされています。

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